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ワキガと加齢臭を間違えると危険!
突然ですが、あなたの体臭が何なのかきちんと理解できていますか?
間違えがちなのは、「ワキガ」と「加齢臭」です。
この2つはニオイが似ている部分もあり、自分の体臭を間違ったものに捉えてしまっている方が多いのです。
実は、自分の体臭の種類を間違えると対策をしても全く意味のないものになってしまうばかりか、体臭を悪化させてしまうこともあるんです。
どんどんニオイが悪化し、取り返しのつかない事態になってしまうことも。
そうならないためにも、自分の体臭の種類を把握しておくことはとても重要です。
では、ワキガと加齢臭の違いとは一体何なのでしょうか。
ワキガと加齢臭の違いとは?
まずは、ワキガと加齢臭の根本的な違いからご説明していきましょう。
ワキガは一種の体質。
実は、ワキガ体質というのは生まれたときから決まっているのです。
多くの人は思春期頃からニオイを自覚します。
逆に加齢臭は、加齢が進んだ40代~50代で発生する体臭。
ワキガとは違い、体質ではありません。
加齢によってホルモンの低下が進み、徐々に発生するのです。
これらが根本的な違いだと言えるでしょう。
ワキガは生まれもった体質ですが、加齢臭ではそうではありません。
この違いを理解しているかどうかで、見極めやすさが変わってきます。
体臭は種類の見極めが大切
体臭は、種類の見極めが大切です。
というのも、冒頭に挙げた通り、体臭の種類が違えば対策方法も変わってきます。
適切な体臭ケアをするには、自分の体臭をきちんと見極めることが大切なのです。
「自分はワキガだと思っているけど対策しても全く効果がない」という方は、自分の体臭を勘違いしている可能性があります。
まずは、体臭の種類と原因を知ることから始めましょう。

体臭の原因を知ることが対策への第一歩です。
体臭の種類と原因の違い
体臭には、ワキガや加齢臭、汗臭な様々なものがあります。
間違えがちなワキガと加齢臭ですが、全くの別ものです。
ニオイの発生のメカニズムが異なります。
まずは、ワキガ・加齢臭それぞれのニオイの原因をご説明していきましょう。
ワキガのニオイ発生のメカニズム
まずはワキガのニオイ発生のメカニズムですが、ワキガのニオイと大きく関係しているのはアポクリン腺という汗腺です。
ワキガ体質の方には、アポクリン腺が多く存在します。
アポクリン腺は汗腺の一つで汗が分泌されますが、本来無臭なのですが、この汗の中に脂質やタンパク質が含まれており、皮膚常在菌によって分解されることで独特な臭いが発生します。
この臭いがワキガの臭いの招待となっています。
まとめるとワキガのニオイ発生のメカニズムは
「アポクリン腺から汗が出る」⇒「皮膚常在菌によって汗が分解される」⇒「ワキガ臭発生」
このような流れになります。
加齢臭のニオイ発生のメカニズム
次に、加齢臭のニオイ発生のメカニズム。
加齢臭のニオイと大きく関係しているのは皮脂腺とノネナールという物質です。
皮脂腺からは皮脂や脂肪酸が分泌されます。
この脂肪酸が過酸化脂質と結びつき、酸化されることでノネナールが生成されます。
ノネナールが生成されることで、加齢臭のニオイが発生するのです。
まとめると加齢臭発生のメカニズムは、
「皮脂腺から脂肪酸が分泌」⇒「脂肪酸と過酸化脂質が結びつき、酸化」⇒「ノネナールが生成」⇒「加齢臭発生」という流れになります。
このように、ワキガと加齢臭のニオイ発生のメカニズムは全く別もので原因が大きく異なるのです。
原因が違えば、対策も異なるのは当然です。
では、ワキガと加齢臭を見極めるにはどうしたら良いのでしょうか。
体臭の種類を知る3つの手順
では、さっそく自分の体臭の種類をチェックしてみましょう。
簡単なチェックで、自分のニオイがワキガなのか加齢臭なのか、それとも汗臭なのかがわかりますよ。

簡単なチェックで自分の体臭の種類が分かります。
手順①ワキガかどうかチェックする
まずは、ワキガかどうかのチェックです。
ワキガのチェックには3つの方法があります。
ガーゼによるチェック
ガーゼを脇に挟めて20分程度放置します。
その後、ガーゼのニオイを確認して「鉛筆」のようなニオイや、ツンとした酸味があるニオイがする場合ワキガの可能性があります。以下はワキガの臭いとされる種類です。
・鉛筆の芯の臭い
・たまねぎのようなツンとした臭い
・香辛料のような臭い
耳垢をチェック
ワキガ体質の方は、耳垢が湿っている場合が多いです。
耳には脇と同じくらいアポクリン腺があると言われているのです。
なので、耳垢が湿っている場合はワキガ体質である可能性があります。
両親へのカウンセリング
ワキガは優性遺伝となっているため両親がワキガ体質であると子に遺伝する確率は80%とも言われています。
両親がワキガ体質の場合、自分にも遺伝している可能性があります。
簡単にご説明しましたが、これがワキガを見分ける3つのポイントです。
手順②加齢臭・ミドル脂臭かどうかチェックする
次に、加齢臭・ミドル脂臭かどうかをチェックする方法です。
耳の後ろ、頭皮のニオイをチェック
加齢臭・ミドル脂臭のニオイは耳の後ろ、頭皮に出やすい傾向があります。
耳の後ろや頭皮をこすってニオイをチェック。
腐敗した油っぽいニオイがする場合、加齢臭・ミドル脂臭である可能性があります。
枕をチェック
枕のニオイをチェックしてみる方法もあります。
人は寝ている間にも汗をかくので、枕にニオイが移るのです。
朝起きて枕をチェック、ニオイが発生していたら加齢臭の可能性があります。
手順③当てはまらないなら汗臭
どちらのチェックをしても当てはまらない・・・という方は汗臭の可能性があります。
汗臭は、汗に雑菌が繁殖しているのが原因。
出た汗をそのまま放置していたり、体の洗い方が不十分だと汗臭がします。
いかがでしたでしょうか。
自分の体臭の種類が何であるかわかりましたよね。
次は、体臭別の対策方法をご紹介します。
体臭の種類を調べたら次にどうするか
自分の体臭がわかったら早速対策をしましょう。
それぞれの種類別に対策方法を伝授します。
ワキガだったらどうすればよいか?
ワキガだった場合は、ニオイに直接アプローチすることで対策を行いましょう。
原因菌を殺菌すれば、ニオイが発生することはありません。
効果が高いデオドラントを使えば、あっという間にニオイを防ぐことが出来ます。
おすすめなのはクリームタイプのデオドラント。
密着力が高く、有効成分が十分に効果を発揮します。
持続性が高いのもポイントです。

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加齢臭・ミドル脂臭だったらどうすればよいか?
次に、加齢臭・ミドル脂臭だった場合。
加齢臭・ミドル脂臭は普段の食生活がニオイの起因となっていることも多いので、内側から対策を行いましょう。
酸化を防ぐことが大切なので、抗酸化作用がある食べ物を積極的に摂ることをおすすめします。
トマトには抗酸化作用を持つビタミンEが豊富に含まれていますよ。
また、忙しくて食生活を変えるのは無理・・・という方にはサプリメント。
一粒飲むだけで、ニオイ対策に有効な成分が存分に力を発揮してくれます。

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汗臭だったらどうすればよいか?
最後に、汗臭だった場合。
汗臭場合は、体をしっかりと洗えていないことが原因の可能性が高いです。
しっかりと汚れや雑菌を落とせばニオイを防ぐことができます。
普段しっかり洗っているのにニオイがするという場合は、石鹸の殺菌力が低いのかもしれません。
殺菌力が高い石鹸に変えて、体の汚れを落としましょう。

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まとめ
いかがでしたでしょうか。
体臭といっても様々ですが、体臭ごとにその対策は異なります。
自分の体臭をしっかり理解し、対策を行いましょう。
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