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赤ニキビをしっかり治してくれる方法が知りたい…。
今回は、腫れや痛みが伴う赤ニキビで悩む方に向けて、詳しく赤ニキビの治し方をご紹介していきます。
本記事では、
の3つをメインに詳しく解説をしていきます。
ニキビは、尋常性ざ瘡と言われる皮膚疾患であるため、皮膚科に関する情報も詳しくご紹介していきます。
早速、赤ニキビの治し方を知りたい方は、「赤ニキビの治し方とは?」をチェックしてみてください。
※本記事は基本的には一般的な情報であるため、症状に不安な方は医療機関に相談することをおすすめします。
目次
赤ニキビって治らない?
赤ニキビのメカニズム
ニキビとは皮脂が詰まった毛穴にアクネ菌が増殖し、炎症を起こすことで引き起こされます。ニキビの初期段階は白ニキビです。白ニキビとは痛みはなく、毛穴に皮脂が詰まっている状態のことです。
白ニキビが進行すると黒ニキビに変色します。さらにアクネ菌が増殖し炎症が進むと、表面が赤く変色してきます。これが赤ニキビと言われる状態です。
赤ニキビの原因とは?
赤ニキビの原因は、体内バランスの乱れと間違ったスキンケア方法の2つです。
赤ニキビの原因
- ①ストレス
…原因例) 人間関係や心理的な問題 など。 - ②乱れた生活習慣
…原因例) 偏った食事,睡眠不足 など。 - ③間違ったスキンケア
…原因例) 力強い洗顔,保湿不足 など。
実は、男性は、女性よりも肌の水分量が1/2程度しかない為、乾燥肌になりやすく結果としてニキビができやすい肌質です。
男性の赤ニキビを治すには、
- ①体内バランスを整える
- ②正しいスキンケアをする
の2つがポイントです。
それでは、上記のポイントにしたがって、赤ニキビの治し方を詳しく解説していきます。
赤ニキビの治し方とは?
赤ニキビの治し方には、
の3つがありますので、それぞれ詳しく解説をしていきます。
バランスの良い生活習慣
バランスの良い生活習慣の方法には、
- 栄養バランスの整った食生活
- 良質な睡眠をとる
- 休日はストレスを発散する
の3つがあります。
栄養バランスの整った食生活
バランスの良い生活習慣には、栄養バランスの整った食生活が必要不可欠です。食事は偏食せずに、1日3食、食品に含まれる栄養素に着目しましょう。
ビタミンやミネラルが含まれる野菜を取ることはもちろん、タンパク質豊富な肉や炭水化物を含むご飯など、幅広い食材を食べるのがポイントです。こうすることで、バランスの良い食事を取る事ができます。下記はニキビにおすすめの食品例です。
- 肌を健やかにする食品
・タンパク質
食べ物例)鶏肉,乳製品 など。 - 肌のターンオーバーをサポートする食品
・ビタミンE
食べ物例)大豆類,ナッツ類,かぼちゃ など。 - 肌にハリや弾力を与える食品
・ビタミンC
食べ物例)じゃがいも,レモン など。
栄養バランスの整った食事を前提として、上記の食材を積極的に摂取するとより効果的でしょう。ニキビに良いからと言ってタンパク質、ビタミンE、ビタミンCばかりを摂取するのではなく、バランス良く食事に入れるのが大切です。
食品はサプリより食事から摂る
栄養バランスの整った食生活で気をつけたいポイントは、食事から栄養を摂取することでしょう。中には、食品の栄養をサプリから摂取している方もいるかもしれません。
しかし、サプリはあくまで栄養補助食品です。あくまで食事をサポートするためのものであって、食事が体の基盤を作っていることは言うまでもありません。ですので、まずは自分が食べている「食事」に目を向けてくださいね。
良質な睡眠をとる
良質な睡眠は、良い生活習慣の基盤とも言える重要なポイントです。良質な睡眠をとるポイントは、
- 睡眠は深夜0時までに眠る
- 最低でも1日6時間の睡眠をとる
- 眠る前はスマホに触れない
の3つです。
睡眠には、皮膚のターンオーバーを正常化する役割があります。さらに、睡眠中に分泌される成長ホルモンは皮膚の修復に必要不可欠なものです。そのため、睡眠の質が悪いとニキビ肌の原因となります。
良質な睡眠をとるうえで意識したいのがお肌のゴールデンタイム(22時〜2時)です。この時間に深い睡眠をとることで成長ホルモンが大量に分泌されニキビの改善につながります。遅くても、深夜0時までにグッスリと眠るようにしましょう。
休日はストレスを発散する
睡眠と食事に加えてストレスも、バランスの良い生活習慣の一つとして意識したい要素です。ストレスを発散させるには、下記3つがあげられます。
- 好きな趣味に没頭する
- 定期的に運動をする
- 友人や家族と外食をする
平日は運動する習慣を取り入れ、休日は好きな趣味に没頭したり、気の知れた人と食事をしたりするとストレスフリーな生活を送れるでしょう。とはいえ、ストレス発散方法は人それぞれですので、自分に合った方法を実践するのが一番です。
また、ストレスの原因のほとんどは、人間関係にあると言われています。例えば、上司からの頼みであっても、無理して引き受けずに、感情ではなく事実を伝えて断ることも大切です。人間関係でストレスを溜めない工夫も実践してみてください。
正しいスキンケアの方法
正しいスキンケアの方法は、
- 洗顔
- 化粧水
- 乳液
の3つに分けて、それぞれ詳しく解説をしていきます。
①洗顔
洗顔で気をつけたいポイントは、洗い方と回数です。洗い方は、泡だてネットを活用するのがおすすめです。泡だてネットで十分に泡を立てた状態で、優しく肌を洗いましょう。
洗顔の回数は、1日2回がベストです。これは皮膚科学会で推奨されている回数でもあるので、1日2回を守るのが肌にとっては効果的と言えます。
②化粧水
肌を整えるという観点から、洗顔後は化粧水をつけるようにしましょう。化粧水が肌に劇的な変化をもたらす訳ではありませんが、肌を整えるには一定の効果が期待できます。
化粧水をつけるさいのポイントは、優しく丁寧に塗ることです。なるべく、肌に刺激を与えないようにソフトタッチでつけましょう。
③乳液
化粧水をつけた後は、乳液を使いましょう。乳液も化粧水とおなじく、適量を手に取り優しく丁寧に肌に塗っていきます。乳液はセラミド配合のものがおすすめです。中でも、人型セラミド配合のものがベストでしょう。
肌の水分量の7割はセラミドと言われており、セラミドは角質層に存在しているものです。そのため、セラミド配合の乳液は角質層にまで浸透させることができます。
ヒアルロン酸やコラーゲンなどは、真皮層に存在しているものです。分子も大きいため肌に浸透しません。これらの理由から、セラミド乳液が肌にとっては効果的と言えます。

日本化粧品検定1級/Webライター/Webエディター
コスメモニターとして化粧品レビュー記事の執筆。現在までに試した化粧品は100を...
ニキビができたら気になりますが、ニキビを触らないようにしましょう。手には、見えない菌が付着していることもあります。汚れた手で触れることにより悪化するおそれもあります。また、ニキビをつぶすのもやめましょう。肌のベタつきが気になり、1日に何度も洗顔する人がいますが、洗顔は1日2回が基本です。洗顔のしすぎにより肌が乾燥し、余計な皮脂が分泌されてしまいます。また、洗顔後、スキンケアに使用する化粧水や乳液は、油分が少ないものを選びましょう。ニキビ肌向けにノンコメドジェニックコスメなども販売されています。パッケージに記載されていますので、確認してみてください。
メンズエステでケアをする
ここまで赤ニキビの治し方として、生活習慣を整える方法を紹介してきました。中には、少しでも早く赤ニキビを治したいという方もいるのではないでしょうか。赤ニキビを早く治したい方におすすめなのが、メンズエステに相談することです。
メンズエステには、美容のプロが在籍しています。専門的な知識をもとに本格的な施術を受けられることはもちろん、生活習慣などのアドバイスも実施してくれます。これは、薬の処方がメインの皮膚科と異なる大きなメリットです。
▼おすすめのメンズエステ▼
赤ニキビを治したい方には、ラ・パルレがおすすめです。ラ・パルレには、ニキビの原因に体の内外からアプローチする「ニキビ内外コース」があります。
ニキビ内外コースでは、80分ほどみっちりと施術を受けることができます。さらに初回体験価格は3,000円という低価格です。口コミも良好で実績も豊富ななので、赤ニキビをより早く効果的に治したい方におすすめです。
【さらに詳しく知りたい方は】
不安なら皮膚科へ相談しよう
ニキビ対策に不安に感じる人は皮膚科の受診も選択肢の一つでしょう。ニキビは、尋常性ざ瘡と言われる皮膚疾患です。一人で解決できない場合は、皮膚科への相談がおすすめです。ここでは、
の3つをメインに詳しく解説をしていきます。
①皮膚科の治療法とは?
皮膚科でのニキビ治療は、主に3つに分けられます。
白ニキビや比較的炎症がないニキビは面ぽう圧出なども行われますが、基本は以下の3つだと思ってください。
皮膚科で行うニキビ治療
- 飲み薬
…体内バランスの乱れを整えるのが目的。
例)ビタミン剤,抗生物質,漢方薬 など。 - 塗り薬
…ニキビの炎症を抑えたりするのが目的。
例)抗生物質や消炎剤の塗り薬 など。 - ピーリングと光治療
…ニキビの殺菌や肌の代謝改善等が目的。
例)ケミカルピーリング,IPL など。
皮膚科で行う赤ニキビの治療は「飲み薬」「塗り薬」「ピーリングと光治療」の3つが主流です。中でもその多くは、「内服薬」「外用薬」「スキンケア指導」などの保険治療となります。
②ニキビ治療が必要な人とは?
ニキビ治療が必要は人は、以下3つに該当する人です。
ニキビ治療が必要な人
- 顔全体に痛い赤ニキビができている方
- 赤ニキビの根本治療を受けたい方
- セルフケアの専門的な相談を受けたい方
赤ニキビの範囲が広範囲に渡っている方は、皮膚科での治療がおすすめです。特に、赤ニキビに痛みが伴っていたり、腫れがひどい方は皮膚科を受診するようにしましょう。
医師に相談することで、赤ニキビの原因を突き止め、個別化された適切な治療を受ける事ができます。
③ニキビ跡の治療法
赤ニキビで悩んでいる方の中には、ニキビ跡に悩んでいる方もいっらしゃるかと思います。ニキビ跡の治療法には、以下4つがあります。
ニキビ跡の治療法4つ
- 赤みが残るニキビ
…レーザー治療,光治療 - シミが残るニキビ
…ピーリング治療,ビタミンC誘導体導入 - クレーターニキビ
…ノンブレイティブ治療,炭酸ガスレーザー - 肥厚性瘢痕(ケロイド)
…ステロイド剤,トラニスト内服
ニキビ跡のタイプは「赤み」「シミ」「クレーター」「ケロイド」の4つに大別できます。タイプに応じて適切な処置を施すことが、ニキビ跡の改善には必要です。
皮膚科では、レーザー治療や光治療をはじめとした、さまざまな治療法が用意されています。そのため、ニキビ跡のタイプに応じた適切な処置も可能です。
まとめ
ここまで赤ニキビの治し方について解説してきました。赤ニキビを少しでも早く治すには以下3つの方法が効果的です。
- バランスの良い生活習慣
- 正しいスキンケア
- メンズエステを利用する
もし、不安な方や顔全体に赤ニキビができている方、痛みや腫れがある方は無理せず皮膚科を受診するようにしましょう。
自分で改善できること(生活習慣やスキンケア、メンズエステに通う)に注力しつつ、皮膚科の受診も選択肢の一つとして持っておくことが赤ニキビを早く治すための秘訣です。ぜひ、当記事を参考に赤ニキビ対策を実践してみてくださいね。
※本記事の内容は、時期によって公開時の内容とは異なる場合がこざいますのでご了承ください。
<出典一覧>
・公益社団法人 日本皮膚科学会 (閲覧日:2019年3月26日)
・参考文献:宮地良樹 皮膚科診療最前線シリーズ スキンケア最前線 メディカルレビュー社 2008年2月15日
・参考文献:吉木伸子 スキンケア美容医学事典 池田書店 2011年9月30日