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ニキビを潰した方が治りが早いの…?
いち早くニキビを治すために、正しい潰す方法を知りたいと思う方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、以下の3つをメインに詳しく解説をしていきます。
すぐにでも、ニキビを潰す方法が知りたいと思う方は、「ニキビを潰すステップ」をチェックしてみてください。
※本記事は基本的には一般的な情報であるため、症状に不安な方は医療機関に相談することをおすすめします。
目次
ニキビは潰すと治りが早いのか?
ぷっくりとできてしまったニキビは、一日も早く潰して治したいもの。
しかし、ニキビには潰して良いニキビとそうでないニキビはがあり、その判断は意外と難しいものです。
ここでは、以下の2つについて解説をしていきます。
ニキビを潰しても良いケース
一般的に、ニキビには種類があると思われていますが、医学的には種類ではなく『段階』によって色や症状が変わる、というのが正しい表現となります。
- 白ニキビ;角質が増え盛り上がる
- 黒ニキビ:飛び出した皮脂が酸化
- 赤ニキビ:菌が増殖し炎症を起こす
- 黄ニキビ:炎症が進み腫れ膿疱になる
このように、ニキビは白ニキビから徐々に黒、赤、黄色と悪化をしていきます。
潰しても良いニキビ
ニキビを潰しても良いかどうかは、炎症を起こす前か後かで決まります。この中で、潰しても良いニキビは白ニキビだけです。
白ニキビは、毛穴に詰まった角質が厚くなっている状態であり、炎症を起こしているわけではないので潰しても問題はありません。
潰してはいけないニキビ
一方、炎症を起こしている赤・黄ニキビにおいては、潰すのではなく炎症を抑えることが大切です。
もちろん、赤・黄ニキビの状態でも面ぼう圧出するケースもありますが、専門の医師でしかその判断は難しく、最悪の場合より悪化させる恐れもあります。
ニキビを潰すと早く治る理由
潰しても良いニキビにおいては、正しい方法で潰すことができれば早く治ると言われています。
もし潰さないまま自然に治るのを待つ場合、白・黒・赤と最終的に色素沈着をして消えていきますがそこまでにそれなりの時間が掛かってしまいます。
しかし、炎症を起こす前の白ニキビの段階で早めに潰すことでその過程を省略し、いち早く綺麗にすることができるというわけです。
正しい知識で潰すことが大切
ただし、潰して良いニキビでも正しいやり方で行わなければ逆に悪化してしまい、ニキビ跡が残るリスクが高まってしまいます。
判断が難しい場合は、皮膚科などを利用することで潰した方が良いニキビかを判断し治療を行うことができるので、確実に治したい場合はそういった専門機関を利用するのがおすすめです。
もし自分で潰す場合は、しっかりとニキビの段階を見極め正しい手順で行うよう次項をチェックしてみましょう。
ニキビを潰す方法とは?
では自分でニキビを潰す場合、具体的にニキビはどのような方法で潰すと良いのでしょうか。
ここでは、以下の2つをそれぞれ詳しく解説をしていきます。
ニキビを潰すステップ
ニキビを潰すステップは、大きく分けると以下の5つです。
ニキビを潰す5つのステップ
①肌を清潔にする
②消毒した針の針先を1mmくらい患部に指す
③指の腹で優しくニキビの膿を出す
④消毒液で患部を清潔にする
⑤肌を保湿する
※ニキビを潰すのに不安な方は皮膚科の専門医に相談しましょう。
①肌を清潔にする
ニキビを自分で潰す前は、まず肌を清潔にするということが大切です。
肌が清潔でないと潰した入口から皮膚についた汚れや菌が入り込んでしまい、そこから炎症を起こす可能性もあります。
- 消毒用エタノール
- 滅菌ガーゼ
- 抗生剤入りの軟膏
清潔に行うためにも、このようなものを用意した上で洗顔をするなど肌を清潔な状態にすることが大切です。
②消毒した針の針先を1mmくらい患部を指す
次にアルコールなどで消毒した針をニキビに指し、つまった皮脂や汚れの出口をつくります。
この時、針やニキビを触る手もしっかり消毒しておきましょう。針を使う場合、ニキビの白くなっている先端を1㎜ほど指しますが深く指しすぎないよう注意しましょう。
クリニックなどでは、レーザーで小さな穴をあけ行う場合もあります。
③指の腹で優しくニキビの膿を出す
出口をつくったら、今度はその周りを指の腹をつかい優しく押していきましょう。
膿を外に出すことが大切ですが、すべて出し切るのではなくニキビの高さが半分になるくらいに留めておきます。
指を使う以外にも、皮膚科の面ぽう圧出治療でも使用されAmazonなどでも手に入れることができる『面ぽう圧出器』という専用の器具をつかい行うとスムーズでしょう。
④消毒液で患部を清潔にする
最後に、ニキビやその周りをきれいに消毒します。
膿が付着したままだと、衛生的にも良くないので最後までしっかりと清潔にしておくことが大切です。
⑤肌を保湿する
きれいに消毒をしたあとは、そこから菌がはいらないようにします。
針で刺した小さな穴でも菌が入り込んでしまうと、化膿してしまい悪化する恐れがあるからです。
抗菌作用のある軟膏などをあらかじめ用意しておけば、スムーズに保護することができます。
セルフケアが不安なら専門家に相談しよう
このようなステップでニキビを自分で潰すことはできますが、その場合、膿がきれいに毛穴から排出されなかったり、押し出す際にニキビまわりの肌を傷付けてしまう恐れもあります。
そうなると、逆にニキビの跡が残ってしまったり悪化することもあるので、心配な場合は潰すのではなくまず専門の皮膚科などに相談をしてみるのがおすすめです。
ニキビを潰す注意点
このように、ニキビは自分でも潰すことができますが、跡を残さないようきれいに潰すためにも注意しながら慎重に行う必要があります。
ニキビを潰す注意点には、以下の2つがあります。
- ニキビを潰す道具は皮膚科推奨のものを使う
- もし不安なら皮膚科で面ぽう圧出してもらう
①ニキビを潰す道具は皮膚科推奨のものを使う
ニキビを潰す際は、指よりも専用の道具を使用した方が安全に潰すことができます。
その場合は、できるだけ皮膚科推奨の道具を選んだほうがよいでしょう。
皮膚科推奨の道具は、実際に皮膚科のニキビ治療の際に使用していたり、医師とテストをし開発したものなど安心して使うことができます。
ニキビをはじめとしたさまざまな不純物に直接触れることなく、除去することができます。
清潔であることはもちろん、皮膚科医によるテストで安全にニキビを潰すことができます。
②もし不安なら皮膚科で面ぽう圧出してもらう
ニキビを自分で潰すには、その判断や方法がなかなか難しいものです。
その場合は、無理に潰すのではなく皮膚科で行う『面ぽう圧出(めんほうあっしゅつ)』という方法もおすすめです。
専門医師が行う面ぽう圧出は安全性が高いだけでなく、保険適用内で行えるので負担なく確実にニキビを除去できるのでおすすめです。
もし、自分でニキビを潰すのが不安な場合は、皮膚科など専門医師に相談してみるのも良いでしょう。
ニキビケアのポイント
また、ニキビは悪化して潰さなくてはいけなくなる前にケアすることが一番のポイントとも言えます。
今回ご紹介するニキビケアのポイントは、
の2つがあります。それぞれ詳しく解説をしていきます。
ニキビを潰さないための予防
ニキビを潰さないための予防は、生活習慣の見直しが必要と言えます。
- 正しいスキンケアをする
・洗顔は正しい方法で1日2回まで
・保湿乳液と美容液もセットで使う - 規則正しい食生活と睡眠をとる
・栄養バランスの整った食生活を送る
・睡眠は最低でも6時間以上寝る
・睡眠前はスマホなどの電子機器は見ない
ニキビは、不規則な生活や肌へのケアを怠ることで悪化していきます。
ニキビを潰さないためにも、日ごろからニキビができにくい生活習慣を整えることが大切です。
まずは、正しい方法で洗顔をし汚れを落としたらしっかり保湿するなど正しいスキンケアを取り入れること、そしてニキビのできにくい健康的な肌をつくるためには食生活や睡眠の質を上げることも大切です。
ニキビに悩んでいる男性こそ保湿が大事!?
ニキビの原因は、肌の角質層が乾燥することでバリア機能が低下してしまい、それを補うよう皮脂の分泌量が増えることにあります。
その結果、乾燥しているのにべたつきそれがニキビを育てる環境となってしまうのです。
特に、男性は女性に比べ肌を保湿するちからが弱いので、保湿効果の高いセラミド配合のスキンケアを取り入れ保湿し、乾燥を防ぐことがニキビを潰さなくてよい肌環境をつくることにつながるのです。
悪化する前に専門家に頼ろう
”ニキビかな?”と思いそのまま放置すると、ニキビはどんどん悪化してしまいます。
そうならない為にも、早い段階で皮膚科など専門の医師に相談して処置することが大切です。
皮膚科(クリニック)
皮膚科と言えば、アレルギーやシミ・肌荒れの治療を専門とするイメージが強いですが、皮膚に現れた症状や変化は全て皮膚科の守備範囲となります。
ニキビは、毛穴に関係し長く炎症が続いてしまう慢性疾患となるので、治療できる専門は皮膚科となるのです。
皮膚科で行うニキビ治療
- 面ぽう圧出
…貯留している皮脂を取り出すのが目的。
例)面ぽう圧出法。 - 飲み薬
…体内バランスの乱れを整えるのが目的。
例)ビタミン剤,抗生物質,漢方薬 など。 - 塗り薬
…ニキビの炎症を抑えたりするのが目的。
例)抗生物質や消炎剤の塗り薬 など。
面ぽう圧出法とは、毛穴に溜まっている皮脂やアクネ菌に対し針で穴をあけて押し出す方法です。
専門医師が行うことで、肌を傷付けず出すべき膿を綺麗に取り除くことができる治療法となっています。
その他、ニキビ菌を死滅させ皮脂の分泌を抑えたり炎症を抑える塗り薬での治療するや場合や、抗生物質や漢方など飲み薬での治療を行います。
ニキビ治療の保険適用について
ニキビの治療は、主に一般の皮膚科と美容皮膚科の2つがあります。
美容皮膚科の場合は、治療方法が異なり美容目的となることから保険適用外となることが多いのが現状です。
一方、一般の皮膚科では先述のような方法でまずは保険適用内の治療を行ってくれます。
それでも治療が期待できないと判断された場合は、ケミカルピーリングなど美容皮膚科で行う自由診療を考慮しても良いでしょう。
メンズエステ
メンズエステは、今や男性の身だしなみの一つとして当たり前の時代となり、ニキビケアも主なメニューとなっています。
メンズエステは皮膚科の治療とは違い、身体の内側からニキビができにくいような素肌づくりをサポートしニキビの悩みを解決していきます。
老廃物を排出し肌環境を整えることで、今あるニキビ肌をなめらかな肌へと導くのがメンズエステです。
▼おすすめのメンズエステ▼
ラ・パルレは、創業33年の実績を持ちエステ業界の老舗ともいえるメンズエステサロンです。
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エステは高いというイメージを覆す、初回限定1,000円~始めることができるのもラ・パルレならではの魅力です。
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まとめ
できてしまったニキビは気になるもの。
だからこそ、できれば自分で潰したいと思ってしまいますが、やり方によっては跡が残ってしまうなどトラブルも多いのがニキビケアの難しいところです。
だからこそ、まずは皮膚科など専門医師に相談し正しい治療方法を知ることが大切と言えます。
また、継続してニキビができにくい肌作りをしていきたい場合は、メンズエステなどを利用し内側からも改善するのがおすすめです。
※本記事の内容は、時期によって公開時の内容とは異なる場合がこざいますのでご了承ください。
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<出典一覧>
・公益社団法人 日本皮膚科学会 (閲覧日:2019年3月26日)
・参考文献:宮地良樹 皮膚科診療最前線シリーズ スキンケア最前線 メディカルレビュー社 2008年2月15日