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皆さんは「BOTCHAN」というメンズスキンケアブランドをご存知でしょうか。
私たちは、先日「メイク男子のミスターコンテスト」の、バックアップサポーターとして、メンズスキンケアブランドの「BOTCHAN」に協力いただくことが決定したことを発表しました。
私が、初めてBOTCHANを見たときは、「本当にメンズ向けコスメ?」と、疑ってしまうほど、印象的なデザインに衝撃を受けました。
この記事ではBiDAN編集部の1人の企画担当が、どのような経緯で、「BOTCHAN」と出逢いバックアップサポーターとしてご協力いただくに至ったかをご紹介します。
目次
なぜメイク男子のミスターコンテストを開催するのか?
日本ではジェンダーレス化が進み、男性美容市場は大きく拡大しつつあります。
そんな発展途上の男性美容市場に対し、日々リサーチを行うなかで、我々が特に繊細なゾーンとして位置付けていたのが、「メイクをする男性」です。
BiDANはこれまで、「美容の悩みやコンプレックスを持つ美容意識の高い男性」をターゲットに、悩みの解決の参考になるコンテンツを配信してきましたが、
「男性でもメイクをする」ということが、一般的にはまだまだ認知されていないということを知り、大きな課題と捉えていました。
「男性でもメイクをしたい」そんな美意識が高く感性豊かな男性が、自己実現できずに我慢しながら生活する社会をなんとか変えていきたい。
そんな思いから、「メイク男子のミスターコンテスト」を開催することになりました。
メンズコスメブランドは今でも少ない
メイク男子のミスターコンテストを開催する上で、まず最初に感じたことは、
「味方が少ない」ということです。
男性向けのラインナップを扱っている本格的なメンズコスメブランドの数は、非常に少なく、一般的ではないことを再認識しました。
また同時に、「男性でもメイクをする」ということが認知され普及していくことの「ハードルの高さ」を感じました。
BOTCHANの第一印象のインパクト
「メンズメイク」についてのリサーチをしながら情報収集をしていると、
インターネット上で、ある名前が目に止まりました。
「BOTCHAN」という見たことがないロゴに興味を惹かれ、HPをのぞいてみることに。
<動画:HPを開くとアニメーションが始まる>
HPを開くと、BOTCHANのアルファベットが順に表示される「アニメーション」が流れます。
そして、スライドで色とりどりのパッケージデザインのスキンケアグッズが表示されます。
このとき、私は、BOTCHANの世界観に衝撃を受け、しばらくPCの画面から目が離せませんでした。
第一印象で分かるブランディングイメージ
<コンセプトムービー>
何よりも驚いた点は、「メンズコスメらしくない」という違和感と、「自由すぎるデザイン」です。
従来のデザインといえば、「白」か「黒」を貴重とした洗練されたイメージのものがほとんどですが、BOTCHANはそのイメージとは全くかけ離れていることがわかります。
この「独自性」「自由」を連想させるパッケージデザインは、BOTCHANの全ての製品に採用されています。
「カバンの中に入れているだけでお洒落」、そう感じるほどに私は、BOTCHANのデザインに魅了されました。
後ほど知ったのですが、ラインナップを全て並べると、虹になるとのこと。
<ラインナップを並べると虹のように鮮やかに>
※左から洗顔料、化粧水、美容乳液、メンズ肌補正クリーム、コロンスティック、リップバーム
「なぜ、これほど印象的なスキンケアブランドの存在を知らなかったのか」と今でも振り返るとそう思います。
ブランディング担当福岡氏に聞くBOTCHANのコンセプト
サイトを隅から隅まで調べたのち、「メイク男子のミスターコンテスト」の企画を紹介するため、
BOTCHANを取り扱う株式会社アンド・コスメ(本社:大阪府大阪市)に問い合わせをしました。
するとすぐに連絡があり、BOTCHANのブランディング担当の福岡 英一氏との打ち合わせの機会をいただきました。
実は福岡氏は、日本では誰もが知っている高級ブランドを扱うLVMHグループ フレグランス部門の元代表取締役という実績を持っています。
<福岡 英一 Eiichi Fukuoka >
1986年 ジョンソン株式会社
1990年 パルファム ジバンシイ株式会社へ転職
2003年 LVMHコスメティック株式会社 KENZO事業部 ジェネラルマネジャー就任
2010年 LVMH Fragrance Brands株式会社 代表取締役社長就任
2013年 STUBBINS合同会社
ブランディングのプロである福岡氏が、BOTCHANのPR活動に全面的に関わっているということを知り、
さらにBOTCHANについて関心がわきました。
打ち合わせ当日は、福岡氏に持ってきていただいたBOTCHANのラインナップを実際に手にとりながら、BOTCHANの魅力を直接お伺いすることができました。
ここで、福岡氏から伺ったBOTCHANのコンセプトをご紹介します。
Look beyond. 「男らしく」を脱け出そう。
<BOTCHANのコンセプト>
「男らしく」を脱け出そう。
トレンドを追いかけてオシャレするよりも、肩の力を抜いて個性と向き合うほうが素敵に見える。ただのメンズ用じゃ物足りない、個性を大切にするあなたへ。
BOTCHANは、有名な夏目漱石の小説「坊ちゃん」の主人公にインスパイアされて生まれました。
主人公が社会規範に抗い「自分の個性」を模索しながら、大人へと成長していく過程の中で表されている、
「繊細さ」や「自然体である」ことへのこだわりが、BOTCHANのブランドコンセプトに大きく影響しています。
「自由」や「独自性」を連想させるパッケージデザインは、まさに小説の坊ちゃんの感受性豊かな個性を表していることが、福岡氏の説明で分かり、私は深く納得しました。
BOTCHANのアートディレクターの飯高健人氏は、「メンズコスメに遊び心を」というデザインコンセプトを掲げており、
スキンケアブランドの中でも特徴的なBOCHANのデザインは、躍動感のある「ドローイング」で表現されています。
<飯高健人 Kent Iitaka>
BOTCHAN Art Director
グラフィックデザイナー/アートディレクター
主な受賞歴として、NY ADC Gold, D&AD Yellow Pencil, NY One Bronzeなど
美意識をもつ全ての男性に届けたい
福岡氏の説明を聞いた私は、BOTCHANのブランドメッセージは、日本中の美意識が高い全ての男性の「力」になると確信しました。
また同時に、より多くの人にBOTCHANを伝えなければいけないと使命感を持ちました。
こうした経緯を経て、私は、福岡氏を通してBOTCHANに私たちの企画の思いを伝え、
バックアップサポーターとして、正式にご協力いただくことが決定しました。
私たちは、「坊ちゃん」のような感性豊かな男性に向けて、ワクワクできるようなコンテンツ作りに取り組んでいきます。
BOTCHANの製品紹介はこちら
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BOTCHANの活動はこちら
BOTCHANポップアップ(阪急メンズ大阪)の様子
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BOTCHANがサポートしたLGBTQイベントSocializerの様子
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BOTCHANがローンチ後に開催したお披露目イベントの様子
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