更新日:
【この記事の監修者】

メイクアップアーティスト
1989年生まれ。バンタンデザイン研究所(ヘアメイク科)卒業後、
男性にとって眉毛は、ヘアスタイルやヒゲと同じく男らしさを表現できる大事なパーツのひとつといえます。
一方で、初めて眉毛を整える男性は自分に合ったかたちや眉毛の整え方など、意外とわからないことも多いものです。
そこで今回は、初めてでも失敗しない男性の眉毛の整え方や必須アイテムをご紹介します。
目次
初めてでもできる男性の眉毛の整え方
男性の眉毛は、綺麗に整えれば清潔感が増し洗練された印象になり逆に手入れをしなければ野暮ったくも見えてしまう、第一印象を大きく左右するパーツと言っても過言ではないでしょう。
今回は、そんなファッションの一部でもある男性の眉毛を初めてでも簡単にできる整え方をご紹介する前に、まず、眉毛を整えるにあたり事前に準備しておくべき必須アイテムからご紹介しましょう。
眉を整える時に準備するもの
初めて眉毛を整える際は、以下の必須アイテム揃えておくと初めてでもスムーズに行えます。
眉毛用ハサミ
眉毛用ハサミは、狙った眉毛をしっかりとカットできるよう計算されて作られている眉毛専用のハサミです。
種類はたくさんありますが、初めて眉毛を整える際は必ず刃の先端がしっかりと反り上がっているタイプを選びましょう。
刃の先端がきちんと反り上がっていれば、肌ではなく眉毛にポイントを当てることができるので肌への負担も低くなります。
コーム
眉毛の整え方として、初めに毛並をしっかりコームでとかしてから行います。コームを使うことで、乱れている毛並みが揃い切りすぎたりするのを防いでくれます。
コームにはブラシが反対に付いているものもあり、どちらも使えるものが初めて眉毛を整える時は便利です。
毛抜き
別名”ツィザー”とも呼ばれる毛抜きはメインで使用するのではなく、あくまでカットしづらい部分や角度を付けたい時に使用するアイテムです。
毛抜きは、先端が尖ったものと平らなタイプどちらもあると便利で、安くても良いのでしっかりと毛を挟める毛抜きを選ぶことがポイントです。
【おすすめアイブローキット】
[itemlink post_id=”91091″]眉毛の整え方が初めてだという男性に嬉しいのが、必須アイテムをわざわざ買い揃えなくともコーム・眉毛用ハサミ・毛抜き全てが揃ったセットです。
ケースに入りコンパクトにまとまっている上に、”眉毛アレンジマニュアル”が入っているのでこれひとつで初めて眉毛を整える準備が簡単に行えます。
電気シェーバー
カミソリよりもより肌に負担をかけず、狙った毛を綺麗に剃るできるのが電気シェーバーです。
家電量販店やネットなどで1,000円~売っているものでも十分ですが、”顔用”だと刃のサイズが変わってきてしまうので、必ず眉毛に対応した電気シェーバーを選びましょう。
【おすすめ電気シェーバー】
[itemlink post_id=”91092″]厚み約0.12㎜の刃が、顔の産毛はもちろん専用の眉カバーをセットすれば男性の凛々しい眉毛まで整えることができるマルチな電気シェーバーです。
付属の眉コームは、約2・4・6㎜の3段階設定が可能なので好みの長さが自分で簡単につくれます。単4形アルカリ乾電池1本でいつでも使えるので便利です。
アイブロウペンシル
アイブロウペンシルは、なりたい眉毛を決めまずデザインしてから整えていく時の必須アイテムです。
また、眉毛は一定量の毛量ではないので部分欠けや薄い眉毛にも大活躍してくれます。
ペンシルの方が細芯で1本1本描き足せるのでおすすめですが、パウダーなどと重ねることでより自然な印象となります。
【おすすめアイブロウペンシル】
[itemlink post_id=”91094″]ペンシルとパウダーさらにブラシが1本になったアイブロウペンシルです。
ブラシで眉毛を整え、ペンシルで眉枠や足りない部分を描いたらパウダーを重ねより自然体の眉毛をつくることができます。
眉の形の基本を知ろう
男性の眉毛はかたちも様々ですが、眉毛の整え方には『黄金バランス』がありそれを参考にしながら整えていきます。
ポイントは、眉山・眉尻・眉頭の位置で決まります。
眉山の位置
眉毛の最も高い部分にあたる眉山は、眉頭から約2/3の位置が理想的です。大体、黒目の外側がこの位置に当たるのでそれを目安にまずは眉山の位置を決めます。
- 水平な眉毛:ナチュラルで柔らかい印象
- 鋭角な眉毛;力強く鋭い印象
男性らしさを表現する意味でも要と言えるのが眉山であり、整え方にもテクニックを要します。
眉尻の位置
眉毛の最も細い部分にあたる眉尻の位置は、小鼻と目尻を結んだ直線上にあるのが理想的です。
眉山を決めたら、小鼻と目尻を確認しながら眉尻を描いていきます。
眉頭の位置
眉毛の最も太い部分にあたる眉頭は、眉山→眉尻を描いた後に目頭の丁度真上にくるようなイメージが理想的なバランスです。
眉頭と眉尻の高さと眉下の角度
眉頭と眉尻の高さは、水平で一直線上になるように仕上げ、眉の下側の角度は10度が理想といわれています。
- 眉山の位置が高い:力強く逞しいイメージ
- 眉山の位置が低い:ソフトで中性的なイメージ
このように、眉の角度は男性の印象を大きく変えるポイントとなります。
眉毛をデザインするその他のポイント
眉毛の基本の形がわかったところで、次に自分のなりたい眉毛を決めていきます。男性の眉毛は、太さや長さ濃さなどによっても与える印象が随分変わってきます。
眉毛の太さ
男性の眉毛は、幅が太いとそれだけ男性らしさが出て力強い印象を与えます。
一方、細くなるにつれて中性的でソフトな印象になります。
眉毛の長さ
眉毛の長さは、先程の基準を参考にしていくのがベーシックですが、男性の場合は長くすると中性的で知的な印象に、短くすると力強く男性的な印象になります。
眉毛の濃さ
眉毛の濃さは、1本1本の太さや密度・色などで決まります。
眉毛が濃いほど、男性は凛々しく印象的で薄ければソフトに見えますが男性の場合は自信がないようにも見えてしまいますので、眉毛がもともと薄い場合はある程度の濃さをアイブロウなどで描き足すようにしましょう。
眉を整える時の手順
このようなポイントを押さえて、初めてでも簡単にできる男性の眉毛の整え方における手順をマスターしましょう。
コームで毛の流れを整える
まずは、コームを使い眉頭から眉尻に向かって眉毛の流れを整えます。最初に眉毛をとかすだけで、眉毛の切り過ぎを防ぐ効果にもなります。
男性の場合、眉毛が濃かったり毛量が多い人もいますが、デザインを決める上でもまず今ある眉毛をコームなどで綺麗にすることが整え方における大事なポイントです。
デザインを決める
コームで流れを整えたら、今度は仕上げたい眉毛のデザインを決めて描いていきます。
アイブロウペンシルを使い、以下の順番でデザインをしていきます。
- 眉頭のスタート位置に縦線を引く
- 眉山の位置に点を描き眉頭の線と眉山の点を結ぶ
- 眉尻に点を描き2と結ぶ
- 眉頭と眉尻の下部を線で結ぶ
このように、線で結んだ内側の眉毛は残しておくべき眉毛となるのて、わかりやすくする方法です。
眉毛の上部:コームとハサミで長さを調整
デザインを描いたら上から毛並に逆らうようにコームを入れ、はみ出した毛をカットしていきます。
コームで眉毛を押さえ付け過ぎてしまうと眉毛が極端に短くなってしまうので、軽くハサミを縦にあてゆっくりカットしていきましょう。
揃えすぎてしまうと不自然な眉毛になるので、70%くらいを揃えるイメージでカットしていくと自然な眉毛がつくれます。
眉毛の下部:無駄な部分を抜くor剃る
眉山~眉尻にかけての下部ラインは、はみ出た部分を電気シェイバーなどで剃っていきます。剃るときは、眉毛の上あたりを引っ張るようにして皮膚を伸ばすと綺麗に仕上がります。
眉間や眉丘などにある不要な眉毛は、毛抜きを使い丁寧に抜いていきましょう。
眉が薄い人はアイブロウで描き足す
眉毛を整えっていくと、必要な部分が一部薄いなどという場合や、どうしても長さが足りない場合もあります。
そんな時は、アイブロウなどで描き足すことで自然な印象に仕上げることができます。
その後の手入れ
男性にとって眉毛は、髭の手入れと同じく小まめに行うことで整った綺麗な状態をキープすることができます。
- シェービング:2~3日に1回
- カット:一週間に1回
初めての場合は、手入れにもアイブロウなどでガイドラインを入れて行いますが、何度かやっているうちに慣れるので、そうなると大体のイメージで手入れできるようになります。
初めての人が陥りやすい失敗
眉毛の整え方を心得たうえでも、初めての場合は以下のような失敗もつきものです。
過剰に細くしすぎてしまう
男性の眉毛は、ある程度の太さがあった方が端正に見えますが、初めて眉毛を整える時は慣れないので気がつくと眉毛が過度に細くなってしまうことも、整え方におけるよくある失敗例のひとつです。
特に、電気シェイバーは眉毛のように繊細なパーツではつい一気に剃ってしまい、細くなったり必要な眉毛まで剃ってしまうことも多いので注意が必要です。
眉毛のバランスが悪い
自分で眉毛を整える場合、鏡を近距離で見ながら行うので仕上りを顔全体で見た時に、左右のバランスが悪いことに気付いてしまう失敗も多いです。
もともと、顔は左右若干の違いがあり眉毛も同じです。だからこそ、自分では左右同じ整え方で行なっているつもりでもどちらかが長かったり太かったりと、なかなか左右対称にするのは初めてでは難しいものです。
角度を付けすぎてしまう
先程にもありましたが、眉山の位置によって顔の印象はずいぶん大きく変わります。とはいえ、初めてだと整え方においてどの角度が自分にとってベストなのかもいまいち分らないものです。
また、角度を付けようとすると最初にあった細くなり過ぎてしまうという傾向にも繋がるので、自分に合った角度を始めにしっかりと決めることが眉毛の整え方においてポイントとなるのです。
最初はプロに任せるのもおすすめ
日々メイクに慣れた女性と違い男性が初めて眉毛を整える場合、どんなかたちが自分に合っているのか、そのバリエーションもわからないという男性の方が多いものです。
そんな時は、一度眉毛サロンのプロから自分に合ったかたちや男性ならではの眉毛の整え方を学ぶのもおすすめです。
おすすめの眉サロン:粋華男(イケメン)製作所
料金:初回 3,480円(税別)
- 靴磨き(初回のみ)
- 衣服の簡易クリーニング
- 眉毛でサインのカウンセリング
- 眉毛のデザイン脱毛
- 簡易スキンケア
粋華男(イケメン)製作所は、眉だけでなく男性をイケメンにすべく様々な身だしなみが全て整うサロンです。
- メンズメイク
- ヘアカット
- 身だしなみ(クリーニング・靴磨きetc)
このようなサービスを、男性専用の完全個室で行うことができるので眉毛の整え方がわからないと思っている男性にもおすすめです。
プロのグラフターが所属
粋華男(イケメン)製作所では、メンズメイクの技術を習得した“グラフター”と呼ばれるスタッフがいます。
グラフターは、メンズメイクの理論をもとにその人に合った眉毛のデザインやかたちなどを提案してくれるので、眉毛の整え方はもちろんどんなデザインにするか悩んでいる男性にとっても安心です。
圧倒的な実績とリーズナブルな手軽さ
さらに、現在唯一のメンズメイク専門店ということもあり利用者も増え年間10,000件以上の実績をもち高い技術が評判となっているのです。
そんなプロフェッショナルな技術が、リーズナブルな価格で体験できるので一度試してみるのもおすすめです。
【全国の眉サロン】
粋華男(イケメン)製作所は現在1店舗のみですが、近隣ではない場合は他にも眉サロンをおこなっているので探してみましょう。
初めてでもできる男性の眉毛の整え方まとめ
今回は、男性が初めてでも簡単にできる眉毛の整え方をご紹介しました。
このように、簡単なアイテムとポイントを押さえることができれば初めてでも綺麗に眉毛を整えることができるので試してみましょう。
一方で、初めは男性の眉サロンなどを利用しプロの技術で自然な眉毛の整え方を知るのもおすすめです。男性ならではの眉毛の整え方を熟知したプロだからこそ、その人に合ったベストな眉毛が手に入ることでしょう。
<おすすめ関連記事>