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電気シェーバーは手入れもしやすくて朝の忙しい時間や時間がないときにササっと使えるので便利ですよね。
しかし、電気シェーバーとなるともっと深く剃りたいのにもどかしいところまでしか剃れなかったり充電が切れて動かないなんてこともあってデメリットもあります。
この2つの悩みを解消できる髭剃りアイテムで「両刃カミソリ」をご存知でしょうか?
ドラッグストアや量販店などではT字型のカミソリはよく見かけますが、T字カミソリと両刃カミソリは形状にやや違いがあります。
そこで今回の記事では、両刃カミソリのメリットやデメリットのほかにおすすめの商品をランキング形式で比較していきたいと思います。
両刃カミソリとは
電気シェーバーが流行る一昔前は実はT字カミソリでもなく、両刃カミソリが髭剃りには主流で使用されていました。
電気シェーバーが流行りだしたころには両刃カミソリは使用上危ないということで徐々に廃れてきていたのですが、今では両刃カミソリも安全性が高まり肌を傷つけたり、肌トラブルを起こしにくいように設計されて商品開発されてきているのです。
「両刃カミソリって結局T字型のカミソリと同じじゃないの?」と思われがちですが、実は細かなメリットやデメリットが違うのです。
両刃カミソリのメリット
それではまずは両刃カミソリのメリットから解説していきたいと思います。
おしゃれ
なんといっても両刃カミソリはホルダーや本体の造形美があり、高級感のあるデザインが多いです。
T字型のカミソリはプラスチックや合成樹脂のような素材でできているものが多いのですが、両刃カミソリはホルダーがステンレスのものが多く輝きが違います。
プラスチックでできたカミソリのホルダーは簡単に傷ついたり劣化していきがちですが、ステンレスのホルダーであれば磨いて楽しむことができます。
深剃りできる
両刃カミソリの最大のメリットといってもいいのが深剃りができる点でしょうか。
電気シェーバーであればある一定の箇所までは髭を剃ることができるのですが、刃がアタッチメントなどの下に隠れていますので必要以上の深剃りができません。
両刃カミソリであれば刃の当て具合を自分で調整することになりますので、より深いところまで髭を剃ることができます。
かつての筆者もそうでしたが髭が濃い人でコンプレックスに思っている人はどうしても髭をもっと深くまで剃りたいと思いがちで、なんとか深剃りしようと試みるのですがなかなかうまくいかず自分の満足いくまでの深さまで剃れないことが多々あります。
両刃カミソリであれば自分の好みのちから加減で剃り具合を調節し、髭が目立たないレベルの深さまで剃れるので満足しやすいです。
替刃が安い
T字カミソリを愛用されている方の中で、替刃が高いと思ったことがある方はいらっしゃいませんか?
T字カミソリの替刃は実は両刃カミソリと比べると結構根が張るものが多く、T字カミソリの替刃が4枚で1,000円くらいが相場なのですが
両刃カミソリの場合50枚で1,000円ほどとおよそ10倍ほども違いが出てくるのです。
これを毎日使用していくと考えると、替刃もいずれは劣化していきますので刃を交換しながら使用していくことになりますが、ガンガン使用していく人であると替刃の劣化も早くなりますのですぐに交換しなければいけません。
そうなるとT字カミソリを使用している場合、T字カミソリの替刃をどんどん使用していくことになりますのでコストが高くなっていきます。
それに比べると両刃カミソリは1枚あたりのコストも低く短期間でガンガン使用しても単価が安いので気軽に使用していくことができます。
刃の種類が豊富
両刃カミソリはT字カミソリと同じくらい刃の種類が豊富で、その人の肌に合った刃を使用して髭剃りをすることができます。
肌もしっかりしている人であれば鋭い切れ味の両刃カミソリがいいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、中には肌が弱く強すぎる切れ味だと肌トラブルになりやすいという方もいらっしゃいます。
たとえば肌トラブルが起こりやすい敏感肌タイプであれば、刃をつくるときには研磨をするのですがここに更にプラチナ合金やクロムなどでコーティングしてあげることで肌への負担が少なくなります。
なめらかな剃り心地になりますので、髭剃り後のヒリヒリ感や(場合によって起こる)出血も抑えることができます。
一方、しっかりと剃りたい人であればカミソリ刃の王道といってもいいステンレス製の刃がいいでしょう。
長期間使える
両刃カミソリの替刃はローコストで交換できるうえに、ホルダー自体がステンレス製のものが多く長期間同じホルダーで使用し続けることができます。
プラスチックや樹脂でできたタイプのT字型カミソリのホルダーであれば徐々に塗装が剥がれたり傷が目立ちがちになるのですが、両刃カミソリのホルダーはその心配が低く一回ホルダーを購入すれば長らく使用していけるので経済的であるといえます。
両刃カミソリのデメリット
両刃カミソリはメリットばかりでなく、やはりデメリットも存在します。
時間がかかる
両刃カミソリをはじめて使用する場合、使い慣れるまで力加減やカミソリの当て具合を習得するまで時間がかかることがあります。
またT字カミソリにも共通しますが、カミソリでの髭剃りはいきなり刃をフェイスラインに当てて剃るものではなくシェービングフォームなどを使用して剃っていきますので、どうしても髭剃り自体に時間がかかってしまうことがあります。
寝坊した朝や時間のないときにカミソリで髭を剃ろうとすると、手元が狂いやすくなりますので場合によってはけがをすることだってあります。
両刃カミソリをどんなときでも使いたい場合は生活サイクルに余裕を持たせるようにし、けがのないように剃れるようにならなければいけません。
慣れないと難しい
カミソリ自体での髭剃りがはじめての方の場合は、剃り方や力加減がわからないので最初はうまく剃れないことが多いです。
力を入れすぎると簡単に出血しますし、力を抜きすぎると剃るどころか肌を滑らしただけで終わってしまうこともあります。
両刃カミソリは慣れると大変便利な髭剃りグッズではあるのですが、とっつきにくい点もありますので徐々に慣れていくようにしなければいけません。
両刃カミソリデビューをしたい場合はまずは今まで使い慣れている髭剃りグッズといっしょに使用していくとよいでしょう。
両刃カミソリの選び方
両刃カミソリはどのようにして選べばよいのでしょうか。
種類も豊富ですので、両刃カミソリがはじめての方だととまどってしまいますので当記事では以下の3つのポイントに絞って選ぶことをおすすめします。
価格で選ぶ
一番簡単なのはご自身のお財布の状況と相談する選び方がオーソドックスでしょう。
両刃カミソリは先ほど少し解説したように替刃自体は安いのですがホルダーなどの本体はやや値が張るものもあります。
価格が違うとホルダーに使用されている素材なども違ってきますので、ビジュアル面も変わってきます。
値段が張るけどこの見た目が好き、という好みの問題もありますのでお財布と相談しながら決定していきましょう。
素材で選ぶ
替刃と同様にホルダーもさまざまな素材でできているものがあります。
両刃カミソリのホルダーで主流なのはステンレス製のものなのですが、たとえばクロームメッキでできたホルダーがあるのですが大体10,000円となかなかハイプライスですよね。
その分造形美やビジュアルの良さ、その素材の良さがありますので購入するだけの価値が使い人によってはありますよね。
同じメーカーのものを選ぶ
両刃カミソリのホルダーと替刃はいろんなメーカーが作っているので種類が豊富ではありますが、両刃カミソリがはじめての方であればやはり両刃カミソリのホルダーと替刃を作ったメーカーが同じところのものを使用すると安心でしょう。
ホルダーと替刃が別々のメーカーのものであるとやはりどこからか湧いてくる不安があるでしょうから、同じメーカーの製品を使えばきちんと適合して使用できるので不安はなくなるでしょう。
おすすめの両刃カミソリをランキングで比較
具体的にどんな両刃カミソリがよいのか、ランキングで比較してみました。ぜひ参考にしてみてください。
フェザー 両刃ホルダー
[itemlink post_id=”88123″]両刃カミソリの王道、そして初心者でも使いやすいフェザーの両刃ホルダーです。
ホルダー本体のほかにステンレス製の替刃が2枚付属しているので、すぐに両刃カミソリで髭剃りをはじめることができます。
昔から販売されている両刃カミソリでいわばロングセラーアイテムです。
その切れ味の良さと使い勝手の良さがあいまって今でも不動の人気を誇っています。
メルクール 両刃ホルダー 334C
[itemlink post_id=”88124″]メルクール 両刃ホルダーはホルダー本体がクロームメッキ仕上げで大変美しく仕上げられています。
フェザー両刃ホルダーと比べると値段に開きはありますが、その美しさと剃りやすさは折り紙付きです。
ホルダー本体のデザインも秀逸で派手さはなくモダン、そしてシックとつい眺めてしまいそうな外見には心を奪われてしまいがちです。
ミューレ TRADITIONAL クラシックレイザー
[itemlink post_id=”88125″]ミューレ TRADITIONAL クラシックレイザーはホルダー本体のモダンな外見もさることながら、パッケージですでに高級感があります。
ホルダー本体のバリエーションがいくつかあるので好みのビジュアルやカラーのものを選ぶことができます。
もちろん使い勝手もよいので快適な髭剃りをすることができます。
フェザー 特撰 両刃オールステンレスレザー
[itemlink post_id=”88127″]冒頭でもご紹介したフェザーの他の両刃カミソリである「フェザー 特撰 両刃オールステンレスレザー」はその名にふわしい剃り心地を実感することができます。
特撰というだけあって、ホルダー本体はステンレス+ベロアメッキでできており高級感が違います。
また付属品としてホルダースタンドがありますので置き場所にも困りません。
QSHAVE ダブルエッジ・クラシック安全カミソリ
[itemlink post_id=”88135″]QSHAVE ダブルエッジ・クラシック安全カミソリは替刃5枚と専用スタンドがセットになったお得なカミソリです。
亜鉛にマットクロームメッキが施されているので、ピカピカしたタイプのカミソリではなく艶の少ないマット系の素材のカミソリがお好みの方にはピッタリでしょう。
また、刃の根本付近に調節ハンドルがありますので刃の露出を調整することができますので初心者でも使いやすいホルダーといえるでしょう。
おすすめの両刃替刃を比較
ホルダーの次は替刃のおすすめをご紹介していきます。
フェザー ハイ・ステンレス 両刃 10枚入
[itemlink post_id=”88129″]ホルダー、替刃ともに圧倒的な人気のあるフェザーのハイ・ステンレス両刃がおすすめです。
なんといっても高評価のレビューが多く、人気があることはすぐにおわかりいただけると思います。
刃先はコーティングされており剃り心地もなめらかで気持ちのいいシェービングが可能です。
MERKUR メルクール 両刃用替刃 10P
[itemlink post_id=”88133″]メルクール 両刃用替刃はなめらかに剃れるように開発されており、出血をする心配があまりありません。
フェザーの替刃と比べるとやや値段が張りますが敏感肌の方や両刃カミソリがはじめての方であればマイルドな剃り心地なので安心してシェービングができます。
ミューレ 両刃替刃20枚セット
[itemlink post_id=”88130″]ミューレ 両刃替刃は20枚セットになっており、1枚あたりおよそ50円と大変経済的な替刃です。
ステンレス製ですのでしっかりとした剃れますので、深剃りをしたい方には特におすすめです。
両刃カミソリの使い方
それでは実際に両刃カミソリの使用方法を解説していきます。
シェービング剤や洗顔で髭を柔らかくする
まずがカミソリを使用しますので、事前にシェービング剤や洗顔でしっかりと髭をやわらかくします。
事前準備をしていない状態でそると髭が硬いままなので剃りにくいだけでなく場合によっては必要以上に力を入れてしまい肌を傷つけてしまうことがあります。
最初は順反り、剃り残しは逆反りで
髭を剃る流れは、まずは生えている流れ通りに剃っていきます。
順剃りをして残ってしまった髭はホルダーを持ち替えて逆剃りして剃っていきます。
逆剃りをする場合はけがをしやすいので、初心者は慎重に剃るようにしてください。
ひげ剃り後はスキンケアをする
カミソリでシェービングをすると肌の角質を取り除いてしまっていることが多いのでしっかりと保湿をしてスキンケアをしましょう。
なにもしない状態で放置していると乾燥したりカサカサする原因にもなります。
2週間程度で替刃を交換する
ステンレスなどの替刃は錆びにくくできてはいますが、使っていくと見えにくいだけで少しずつ劣化しています。
劣化した刃を使用し続けると切れ味が悪いのでうまく剃れずに、髭剃りに時間がかかってしまうことに繋がります。
場合によってはけがの原因にもなりますので、2週間程度で替刃を交換するようにしましょう。
まとめ
今回の記事ではさまざまな両刃カミソリをご紹介してきました。
素材だけでも複数あるので選択肢が広がってつい迷ってしまいそうですよね。
両刃カミソリは慣れてしまえば自分の指で肌をなぞるような感覚で髭剃りができますので、ぜひマスターしてみてくださいね。
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