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男性であれば一度は考えたことがある悩みのひとつとして「ムダ毛」があります。
たとえば代表的なもので「ひげ」が挙げられますが、毎日一回はシェービングやそれに伴う肌の手入れなどで忙しい朝や夜にゆっくりしたい時間が圧迫してしまっていませんか?
最近では男性のムダ毛の脱毛を行う医療機関やクリニックが増えてきていますが、「わざわざ病院に行くほどでは…」とためらってしまう方が多いでしょう。
そんなあなたに、実は自宅で自分で簡単にできる家庭用脱毛器「ケノン」をご存知でしょうか?
ケノンはワキや足などの代表的なムダ毛のほかに、ひげにも使用できる男性にもおすすめの脱毛器です。
この記事ではケノン脱毛器の使い方や注意点について詳しく解説していきます。
ケノンの使い方の手順
ケノンはシンプルな使い方で、脱毛がはじめての方でも簡単にご利用いただけるようになっています。
毛を剃る
まずは脱毛をしたい箇所の毛をカミソリなどでシェービングします。
ケノンをご利用になる場合は、脱毛したい箇所の毛を必ず剃らないといけません。
なお、毛を1mmほど長さを残してケノンを使用したほうが効率的に脱毛をすることが可能ですが、最初は長さは気にせずシェービングしてしまっても問題はありません。
毛を剃ってから時間を空けてから照射する
シェービングが終わりましたら、照射の前に肌を落ち着かせるためにしばらく時間をおいて、肌への負担をおさえます。
シェービング直後は肌が敏感になっているので、すぐにケノンを使用してしまうと思わぬ肌トラブルにあうこともあります。
肌を冷やす
実際に照射に移りますが、ご利用前には脱毛したい箇所をドライアイスや保冷剤などでしっかりとアイシングしておくことをおすすめします。
アイシングすることで痛みの軽減、照射後の赤みをおさえたり炎症を予防することができます。
アイシングの時間は大体3秒から5秒が目安ですが、脱毛がはじめての方や脱毛に不安を感じている方は10秒ほどアイシングしておくとよりよいでしょう。
ケノンを使う
それでは実際にケノンを使用します。
まずは電源コードをコンセントに接続して電源が入る状態にします。
電源が入りましたら、脱毛カートリッジを照射器本体に奥までしっかりセットして接続します。※なお、薄ピンク色のカートリッジはスキンケア用ですので、ご注意ください。
本体の電源ボタンを指で触れるとスイッチが入り、ケノンが起動します。
このとき、装着しているカートリッジが脱毛カートリッジであればディスプレイに「脱毛モード」と自動的に表示されますが、先ほどご説明したようにスキンケア用カートリッジですと表示が違いますので、ここでも確認することができるので便利です。
次にケノンの照射レベルを設定していきますが、照射レベルは弱いレベル1から強いレベル10まであります。
レベル1から2は非常に敏感な方や脱毛器がはじめての方におすすめのレベルなので、初心者はまずはレベル1からはじめるようにしてください。
なおレベル8から10の場合、早い期間での脱毛効果を期待できますが照射時の痛みも強く出ますので用途に合わせてレベル設定をしてください。
可能であれば、実際に使用する前に照射時に発生する光を直接見なくてすむように付属のサングラスを着けておくとよいでしょう。
レベルの設定ができたら、カートリッジの照射口を脱毛したい箇所の肌に水平に当たるようにあてがってください。
肌に軽く当てていても照射はできますが、ケノンの光が肌にぴったりと密着し、光がもれないように照射することでより効果を期待できます。
なお、強く押し当てるほど密着はさせなくても大丈夫ですが、使用している途中で次の照射箇所の確認のために若干カートリッジの跡が残る程度に使用していただくと、スムーズな照射をすることができますのでおすすめです。
なお、一度照射したあともそのままボタンを長押ししていると連続での照射が可能です(※最大6連射)。
最大回数の6回まで連続でご利用になられる場合は、6回の照射が完了するまでボタンを押し続けてください。
照射後も冷やす
照射後はできるかぎり早くアイシングをしてください。
冷やすことで赤みの予防と痛みの緩和を期待できますので、かならず行ってください。
アイシングをしないまま放置していると赤みの収まりが遅くなったり、ひりひりした痛みが長引いてしまうことがあります。
快適にケノンを使用するのであれば、アイシングをしっかり行って安全に使用しましょう。
保湿する
使用後は保冷剤などでのアイシングのほかにしっかりと保湿することが、ケノンを使用していくうえでも重要なポイントです。
ケノンは光脱毛器ですので、熱で脱毛を行います。
照射後は肌が非常に乾燥しやすくなりますので肌をケアするようにしましょう。
部位別の使い方ポイント
ケノンは家庭用脱毛器でありながら、様々な箇所に使用することができます。
たとえば、VIOなどのあまり見られたくない箇所などにも使用できますので安心してご利用いただくことができます。
VIO脱毛の使い方
VIOを脱毛したい場合は、ラージカートリッジを使用して狭い範囲を少しずつ照射していき様子を見ながら照射していきましょう。
なお、事前に知っておいてほしいこととして、ケノンのメーカーはVIOのIラインとOラインは粘膜が近いこともあって使用をおすすめしていません。
肌トラブルや痛みがありますので、IラインとOラインのご使用をお考えの場合はくれぐれも慎重にお考えのうえ、自己責任でご利用なさってください。
Vラインへの使用は、他の箇所と違って直接目視して照射ができるので使用しやすいです。
Vラインに関しては、皮膚がしっかりしていますので強めのカートリッジで照射していっても大丈夫です。もちろん最初は、出力が弱いレベル1からはじめましょう。
Iラインへの照射は、粘膜やデリケートゾーンが近い箇所ですので、ティッシュや白い布で光が当たらないようにガードするようにしてください。
また、直接目視できない箇所ですので慎重に照射していただき、誤照射がないようにお気をつけください。
おすすめの照射姿勢としては、体育座りで開脚していただき前方向に鏡を置いてください。
I部分が見えるように鏡の角度や位置を調整していただき、照射したくない箇所にティッシュや白い布を被せます。
その後、しっかりとアイシング(10秒がおすすめです)をしていただき照射し、すぐにまたアイシングをして肌のケアをします。
Oラインは立ち膝の姿勢で、膝あたりに鏡を置いていただき位置を調整し、肛門の粘膜をしっかりとガードし照射をします。
ここでもアイシングを忘れないようにしてくださいね。
顔・ひげ脱毛の使い方
ひげや顔の脱毛を行う場合もしっかりとアイシング→照射→アイシングを行っていきます。
なお、ひげに関しては毛が濃いためなかなか効果を実感できにくい箇所ですので、もしすでにケノンを使用しはじめている方で痛みに慣れている場合や、とにかく早急にひげや顔のムダ毛を処理したい方はレベルを高く設定することをおすすめします。
特に顎や鼻の下などは毛が濃いので、照射期間も長くなることが想定されるのでどれぐらいの期間で脱毛効果を期待したいかによってレベル設定を考えましょう。
なお、標準カートリッジでの使用でも効果は期待できますが、先ほどご説明したようにあごひげなどは特に毛が濃い箇所ですので、ストロングカートリッジで照射するとよりスムーズに脱毛効果を期待することができます。
脇脱毛の使い方
脇への脱毛をお考えの場合は、皮膚が薄く痛みを感じやすい部分ではありますが、ムダ毛の処理範囲自体が比較的狭いところなので、ラージカートリッジやエクストラカートリッジのいずれかのご使用でも問題はありません。
少し見えづらい部分ではありますので、角度や高さを調節できる鏡を位置調整をしながらしっかりと目視できるようにして照射をはじめてください。
胸・脚・腕・背中脱毛の使い方
胸や腕を照射したい場合は、照射箇所が広くなりますので、エクストラカートリッジでの照射がおすすめです。
なお、胸の照射の際には乳首や乳輪周りの色素が濃いので誤った照射で火傷や肌トラブルにあう恐れがありますので照射時には注意して照射してください。
可能であれば、片手でティッシュや白い布でガードしながら照射すると安心です。
胸や腕の場合は比較的痛みが少ない部位なので、レベルをやや高めに設定して脱毛処理をしてみても大丈夫です。
特に脱毛自体がはじめての方は腕から脱毛をはじめてみて、レベルの調節をしてみてください。
背中への照射は特に範囲が広く、さらに見えにくく照射しにくい箇所ですので事前準備をしっかりして行ってください。
照射カートリッジはエクストラカートリッジで行い、自動連射モードに変更して使用してみてください。
照射範囲が広いこともありますので、もしご自宅に姿見の鏡があると照射しやすくなります。
ケノンを使う時の注意点
こちらでは、ケノンを使用する時の注意点を解説します。クリニックやサロンでの脱毛とは違って安全性は自己責任になるので、注意点はしっかりと把握しておきましょう。
照射頻度は2週間に1回
ケノンの使用頻度は2週間に1回使用するようにしてください。
早く脱毛したい方、悩んでいる方も多いと思いますが、安全に脱毛をするためにメーカーが公式に発表しているサイクルです。
また、毛は生えてくるサイクル「毛周期」というものもありますので、単に短期間でどんどん照射しても脱毛効果は期待できません。
あせらずにじっくりとケノンを使用していくことが脱毛効果を実感できる最短ルートです。
最初はレベル1から始める
初心者や痛みに敏感な方、または脱毛自体が不安な方は照射レベル1からはじめてみてください。
脱毛初心者の方は脱毛器の痛みや照射後のイメージがつきにくく、いきなり高いレベルから照射すると思わぬ肌トラブルや痛みにつながってしまいます。
ケノンでの脱毛効果は、おおむねレベル7からの照射で期待できやすくなりますがまずはどの程度の痛みや赤みになるかを把握してから高いレベルに設定していくほうがよいです。
日焼けには注意する
ケノンでの脱毛処理をしているときは、日焼けはしないようにしてください。
ケノンは肌の黒い箇所(毛根など)に反応して脱毛を促すものですが、たとえば日焼けをすることで肌自体が黒くなってしまうと毛根がどこか判断できなくなるほか、
ケノンの光自体が肌へより強くダメージを与えてしまい、痛みが増加してしまうことがあります。
夏場での使用の場合は太陽が照りつけるので日焼け止めの使用を忘れにくいですが、冬場などの寒い季節も日焼けはしますので、お出かけ前には日焼け止めを塗り肌へのケアを怠らないように気をつけてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ケノンはほぼ全身に使用することができるのに、自宅で簡単に使用することができるので脱毛がはじめての方でも気軽に使用することができる脱毛器です。
また、テレビや動画を視聴しながらゆっくりと脱毛処理ができるので、リラックスしながら自宅でゆっくりできるのも大きなポイントですね。
ぜひこの機会にケノンをご検討されてみてはいかがでしょうか。
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