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どんなに身なりを綺麗にしていても、鼻毛が出ているってだけで、清潔感は一気になくなってしまうものです。
そうならないためにも大人の男として鼻毛のケアはエチケットと言えるでしょう。そこで、今回は鼻毛について役割から脱毛の方法までご紹介いたします。
目次
そもそも鼻毛の役割とは?
鼻毛の脱毛についてお話しする前に、まずは「鼻毛とはそもそも何か?」について解説していきましょう。
気管支や肺を保護する役割
本来鼻は喉と気管、肺といった呼吸器系の入り口です。その鼻の入り口に生えている鼻毛はゴミや細菌といった不純物が体内に入ることを阻止して、気管支や肺を保護する役割があります。
要はフィルター、ろ紙のような役割をしているということです。ですから、鼻毛がいくら見た目にみっともないからといって不適切な処理をしてしまうと、体調を崩したり、病気になったりしてしまうこともあります。
鼻毛は見た目には厄介なものですが、気管支や肺を保護する重要な役割があること、そして処理するなら適切な処理をするべきだということを頭に入れておいてください。
鼻腔内の粘膜の湿度や温度の維持
また、体外からのゴミや細菌の侵入以外にも鼻毛は働いていて、鼻粘膜の湿度や温度の維持にも関与しています。というのも鼻毛は呼気中の水分を吸着し鼻粘膜の湿度を維持しているのです。
鼻粘膜の湿度と温度が一定に保たれることで鼻水が適切に分泌され、体外への細菌やウイルスの排出がうまく行きます。そのため、鼻毛を完全に除去してしまうと、細菌・ウイルスの排出がうまくいかなくなるというデメリットもあるのでお気をつけください。
臭いを嗅ぎ分ける役割:嗅毛
さらに鼻毛とは別に、嗅毛と呼ばれる匂いの粒子をキャッチし、脳に情報を伝達する器官が鼻の奥にあります。
鼻毛より奥の嗅覚上皮に生えている嗅毛ですが、鼻毛を処理する際に、嗅毛まで処理してしまうと、匂いの嗅ぎ分けがうまくできなくなってしまいますので注意が必要です。
したがってあまり奥まで鼻毛を処理するのはおすすめできません。せいぜい鼻の入り口から1センチ程度の毛を処理するようにしましょう。
おすすめの鼻毛処理方法4選!
鼻毛の役割について理解していただいたところで、おすすめの鼻毛処理法について解説していきます。今回紹介するのは以下の4つの方法です。
- 鼻毛専用のハサミ
- 鼻毛専用のカッター
- 脱毛ワックス
- 脱毛サロンで脱毛
一つずつ紹介していきましょう。
鼻毛専用のハサミ
まず紹介するのは鼻毛カット用のハサミです。ハサミで直接鼻毛をカットするという処理の方法。
そんな鼻毛専用のハサミのメリットとデメリットについて解説していきます。
メリット
特徴は先端が丸くなっており、肌を傷つけにくくなっているところでしょう。また、非常に小さく作られており、鼻の穴という繊細な部分の毛を効率的にカットすることができます。
また、毛を抜くことなく処理するので、鼻の粘膜を傷つけることが少なく、安全というメリットもあるんです。
デメリット
一方で、鼻毛専用のハサミのデメリットは繊細なカットが難しいというところです。というのも、鼻の穴は小さいために、ハサミで毛を切る時、穴の中がほとんど見えなくなってしまいます。
そのためうまく鼻毛を処理できないこともしばしばあるんです。この「繊細な処理ができない」というのが鼻毛用ハサミのデメリットと言えるでしょう。
おすすめの鼻毛専用ハサミ
おすすめのハサミは「関孫六 薄刃セーフティハサミ HC3539」です。
値段:900円~
刃先が丸くなっており、サイズも小さいので鼻毛の処理にはぴったり
値段もお手頃なので、手に入れやすい
ワックス脱毛のように肌や粘膜を傷つけることがほとんどない
以上のような特徴があります。
ただし使用する際は刃を広げすぎないように気をつけましょう。刃を広げすぎてしまうと怪我の元になりかねません。
鼻毛専用のカッター
次に紹介するのは「鼻毛専用のカッター」です。通称「鼻毛カッター」。鼻毛カッターは髭剃りのシェーバーのような構造で安全に毛を刈ることができます。
鼻毛カッターのメリットとデメリットは以下です。
メリット
鼻毛カッターのメリットは何と言っても処理の簡単さと安全性です。鼻毛カッターの使い方は鼻の中にカッターを入れるだけ。
非常に簡単ですが、同時に安全でもあるのです。鼻毛カッターの構造上、よっぽど鼻の奥にカッターを突っ込まない限り怪我をすることはありません。
安全性も使いやすさも鼻毛専用ハサミを超えるものです。鼻毛の処理において最もおすすめなのが鼻毛カッターでしょう。
というのも鼻毛を短く処理できる上に、粘膜を傷つけることがほとんどありません。後述するワックスやサロン脱毛に比べて、安全性はカッターが上回っています。
ですので第一候補に挙げられる鼻毛処理方法といえるでしょう。
デメリット
一方のデメリットは値段です。
鼻毛カッターはそこそこの値段しますので、金銭的に余裕がない人は手を出しづらいこともあるでしょう。とはいうものの、2000円前後から手に入るので、ある程度の収入があれば容易に手に入るものです。
値段以外のデメリットは特になく、綺麗に鼻毛を処理できるので、最もおすすめの鼻毛処理法と言えるでしょう。
おすすめの鼻毛カッター
おすすめの鼻毛カッターは「フィリップス エチケットカッター 本体丸洗い可 NT3162/10」です。
値段は1800円~
特徴は以下のようなポイントがあります。
水洗いできて清潔に保てる
コンパクトで取り回しが簡単
構造も安全性が高く安心して使える
フィリップスのエチケットカッターは数ある鼻毛カッターの中でも安全で安心して使えるものです。さらに水洗いができるので、いつも「清潔な状態で鼻毛の処理が可能」というのも嬉しいポイントと言えます。
そのため細菌感染の心配もほぼありません。安全性と使いやすさを兼ね備えたフィリップスのエチケットカッター、おすすめです。
脱毛ワックス
鼻毛を切る以外の処理方法についても紹介していきましょう。鼻毛を「抜く」というアプローチで処理するのが「脱毛ワックス」です。
溶かしたワックスを鼻の穴に詰め、固まったところを一気に引き抜くという脱毛方法。ワックス脱毛は「ブラジリアンワックス」ともいわれる脱毛手法ですがそのメリットとデメリットは以下です。
メリット
まず鼻毛を一気に根元から脱毛することができるので処理が簡単な点が最大のメリットです。しかも切るのではなく抜くので、毛が生えてくるのもかなり遅らせることができます。
だいたい2週間から1ヶ月程度は脱毛効果が持続しますので、めんどくさがりの方にはおすすめの脱毛方法といえるでしょう。
デメリット
デメリットは多少の痛みを伴うことです。また、鼻粘膜を傷つけてしまう可能性があることもデメリットの一つです。
一気に毛を抜いてしまう方法なので肌に与えるダメージは相当なものになります。1ヶ月に一度程度なら問題ありませんが、それでも肌にダメージがあることは忘れないようにしてください。
おすすめの脱毛ワックス
おすすめの脱毛ワックスは「KING’s NOSE WAX」です。
値段は3000円~(10回分)です。
特徴は以下です。
- レンジがあればできる簡単さ
- 一気に脱毛できるお手軽さ
- 値段に対して、脱毛できる回数が多く、コスパが良い
以上のような特徴が「KING’s NOSE WAX」にはあります。
特に、毎回鼻毛カッターやハサミで処理するのが面倒な人にはおすすめの商品です。数ある脱毛ワックスの中でもコスパが良いのでおすすめのワックスと言えるでしょう。
脱毛サロンで脱毛
脱毛サロンでの脱毛(永久脱毛)はクリニックのみでできます。他の脱毛方法はあくまでも除毛であり、後からどんどん毛が生えてきます。
しかしクリニックでの永久脱毛をすれば、もう鼻毛に悩む必要はありません。もしも鼻毛に手をかけたくないなら、永久脱毛をクリニックで行うことをおすすめいたします。
クリニックでの永久脱毛のメリットとデメリットは以下です。
メリット
先述した通り、鼻毛を永久脱毛することが可能です。年単位で鼻毛の処理をしなくてすみますので、面倒くさがりの人にはうってつけです。
他の脱毛方法に比べて圧倒的に毛の処理で楽ができるのがメリット。
デメリット
デメリットは何と言っても値段です。施術完了までに3万円ほどかかるのが相場となっています。
お金に余裕がない人には少し手が出しづらい金額でしょう。また、脱毛施術には痛みを伴いますので、痛みが苦手な人はクリニックでの脱毛は控えるのがおすすめです。
おすすめの脱毛クリニック
おすすめの鼻毛脱毛ができるクリニックは「ゴリラクリニック 」です。施術の値段は一回6000円、6回のコースで23000円となっています。コースで施術してもらうのがお得です。
ゴリラクリニックの特徴としては
- 男性専用のクリニックなので通いやすい
- 丁寧なカウンセリングで安心
- 全国展開なので通いやすい
以上の特徴が挙げられます。
実は鼻毛の脱毛をしてくれるクリニックは数が限られています。ゴリラクリニックはそんな数少ないクリニックですので、鼻毛の永久脱毛をしたいならぜひゴリラクリニック を利用してください。
また、痛みに弱い人でも安心な「麻酔」を用意しているのもゴリラクリニックの強みです。もし痛みに弱いと自覚があるなら、オプションで麻酔を追加しましょう。
鼻毛処理の注意点は?
ここまでは鼻毛の脱毛・処理方法について紹介してきましたが、ここからは鼻毛処理の注意点について紹介していきます。
鼻毛を毛抜きで抜くはNG
ワックス脱毛と同じように毛抜きで鼻毛を抜いても良いんじゃないの?と思うかもしれませんが、毛抜きで鼻毛を抜くのはNGです。
というのもワックスでは一気に鼻毛を抜くため、肌の負担を一定に保つことができます。
しかし、毛抜きで抜くとなると何十回も毛を抜く必要があり、その数だけ肌へのダメージを与えることになるのです。その結果、雑菌やウイルスが鼻粘膜に付着、侵入してしまう原因になってしまいます。
そのため、同じ「抜く」というアプローチですが、ワックス脱毛はOKで、毛抜きはNGということです。
ニキビなどがある場合は避ける
鼻の中にニキビがあるときには鼻毛の処理をしないようにしましょう。というのも鼻にニキビができている状態は細菌に感染しやすく、重篤な病気になる可能性があるのです。
鼻毛処理は少なからず鼻の粘膜・皮膚にダメージを与える行為ですので、鼻の中が弱っているときは処理しないように気をつけてください。ニキビが治ってから鼻毛の処理をするようにしましょう。
鼻毛は適度に処理すること
鼻毛は最初にも説明しましたが、もともとは体を守るための毛です。そのため、鼻の入り口付近の毛を処理する分にはかまいません。
しかし、あまりにも奥の部分を脱毛してしまうと粘膜を傷つけてしまい、病気や重篤な障害をきたす場合もあります。ですので鼻毛の処理は適度に行うように気をつけましょう。
まとめ
以上、鼻毛の脱毛についてまとめてきました。
おさらいすると、鼻毛脱毛には「ハサミ」「カッター」「ワックス」「サロン」の4種類があります。粘膜や皮膚にダメージがないのはハサミとカッターで、多少のダメージがあるのはワックスとサロンです。
脱毛効果はサロン>ワックス>カッター>ハサミとなっていますので、金銭面と肌ダメージのバランスを考えて、あなたにぴったりの脱毛を選択しましょう。
また、鼻毛脱毛にはリスクを伴いますので適切・適度に処理を行うようにしてください。
適切な脱毛・処理をして鼻毛の無い、「清潔感溢れる男性」になりましょう。
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