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ダイエットにおける停滞期とは?
ダイエットを行ったことのある方は多いと思いますが、その際、支所は順調に減量が進んでいたものの、ある時を境に急に減量のペースが落ちてしまったということはないでしょうか?
ダイエット・減量には、こうした時期、すなわち「停滞期」と呼ばれる時期があります。
停滞期に入ってしまうのには原因がありますが、その原因を理解しないまま、さらに過激な食事制限を行ったり、過度なダイエットに走ってしまうのは非常に危険です。
ダイエットが停滞するとストレスがたまるのは当然ですが、原因と解決方法を知れば乗り切ることも可能です。
そこで今回はこの停滞期の起きる原因と、それを解決するための方法について解説していきます。
停滞期に陥る原因
停滞期はいかにして陥るのでしょうか?
ここでは停滞期に陥ってしまう原因を解説していきます。
停滞期の原因は「ホメオスタシス」?
停滞期が訪れる原因に、「ホメオスタシス」というものがあります。
ホメオスタシスは恒常性という意味ですが、この言葉を聞いたところでピンとくる人は少ないでしょう。
ホメオスタシスとは、つまり体が危機感を感じ、現在の状況に適応しようとする反応の事を言います。
ダイエットを行う際には、摂取カロリーの量は平常時よりも少なくなるはずです。
カロリー制限の幅は人によってそれぞれですが、中にはいつもよりも摂取カロリーの量を半分以上減らしてしまう人もいます。
つまり、1日に3,000kcal摂取していた人が1,500kcalに減らすというような感じです。
このカロリー制限に対し、最初は体が適応できずにどんどん体重が減っていきますが、同じ食生活をつづけていく中で、このカロリー量でも生きていけるように、消費カロリーを減らして行ってしまうということです。
つまり、これ以上体重を減らしてしまうと生命が危ないと考えることから、体重が落ちてこないという状態になってしまうというわけです。
一般的に、ホメオスタシスは1ヶ月以内の間に体重の5%以上を減量すると生じるとされています。
ダイエットを行う際には、このホメオスタシスを意識しながら、うまくコントロールしていくことが大事になってきます。
停滞期の原因となる食事制限
以下では、停滞期を引き起こしてしまう食事制限について紹介していきます。
カロリー制限
まずは、カロリー制限。
これは上記で解説したホメオスタシスを引き起こす原因になります。
体重を落としたいという一心で食事の量を一気に落とすことで停滞期が訪れ、ダイエットは行き詰ってしまいます。
食事制限が原因で停滞期に陥ってしまう人の特徴としては、食事からのカロリーを減らすというだけで体重を落とそうとしており、運動をしないという点があります。
運動をしないで食事だけで体重を落とそうとすると、脂肪も落ちますが、それと同時に筋肉も落ちていきます。
筋肉の減少は代謝の低下を招きますので、消費されるカロリーの量も少なくなっていきます。
ホメオスタシスに加えて代謝の低下という、最悪の循環に入ってしまうとダイエットはどんどん停滞していきます。
糖質制限
人気のダイエット方法として、糖質制限という手法があります。
糖質制限とは、字のごとく糖質の摂取量を制限することで、それにより体重や脂肪を減らしていくという手法です。
この方法は即効性があるものの、停滞期を招く原因になります。
糖質というと、砂糖を使用したお菓子や白米、うどん、ラーメンなどの麺類をイメージする人も多いと思います。
しかし、実は「糖質」は「炭水化物」だけでなく「食物繊維」も含まれます。
食物繊維の摂取を制限することで、腸の機能が低下し、それにより便秘になり、体重の減少スピードが鈍くなってしまうということです。
ファスティング
ファスティングというダイエット方法も、最近人気を博している方法になりますが、これは固形物の摂取を一定期間制限し、酵素ドリンクと水で生活するというものです。
短期的に体重減少に効果があり、また体内環境をリセットする効果もありますが、正しい知識を持って行わないと、代謝を低下させてしまう、ホメオスタシスを発生させてしまうということがあります。
あくまで短期間でのダイエット方法ですので、まずは正しいやり方を学んだ上で行わないといけません。
停滞期を打破するためには
停滞期の原因がわかったところで、停滞期を打破するための対策を解説していきます。
チートデイを設ける
チートデイとは?
チートデイという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
チートデイとは、ホメオスタシス状態を打ち破る効果のある食事方法になります。
チートとは「だます、ずるい」といった意味がありますが、体の代謝メカニズムをだますことで、停滞期を打ち破ることを目的とするものです。
チートデイにおいては、摂取カロリーを意識しないで、好きなものを好きなだけ食べてもOKとします。
減量期間中に好きな物を食べてしまうのは良くないのではないかと思う人が多いと思いますが、実は大量のカロリー摂取が代謝を取り戻すカギになります。
日々摂取カロリーを制限する中で停滞期を迎えますが、その状態において摂取カロリーの量を増やすと、今まで少ないカロリーでやりくりしていた体が驚き、ペースを落としていた代謝のスピードを一気に上げていきます。
こうして体を「だます」日を設けて代謝を加速させ、また翌日から摂取カロリーを落として減量のペースを取り戻し、また停滞してきたところでチートデイを挟むという流れを作っていきます。
以下、チートデイについてやり方や期間などについて解説していきます。
チートデイのやり方
チートデイは、一定期間に1回の割合で行います。
チートデイにおいては、何を食べるのが望ましいという様なことはなく、基本的には好きな物を好きなだけ食べてOKです。
変に遠慮して食べるものを考えることは必要なく、好きな物を食べることで精神的なストレスからも解放されます。
チートデイの期間
チートデイの期間については一定期間に1回と解説しましたが、この一定期間とは、どれくらいの期間なのでしょうか。
この一定期間については、現在の体脂肪を目安にして行う必要があります。
目安としては、現在の体脂肪率が20%前後の場合は2週間に1度、15%前後の場合は10日に1度、10%前後の場合は1週間に1度、7%前後の場合は4日に1度を目安にしましょう。
チートデイの注意点
チートデイは、誰でも行ってOKということではありません。
上記で、チートデイを設ける期間について解説しましたが、体脂肪が25%を超える人はチートデイを設ける必要はありません。
また、チートデイなのに食欲を開放せずに、食事の量をそこまで増やさないと、代謝がうまく回復せず、かえって無駄に体重を増やしてしまうという結果にもなりかねません。
ダイエットの際にはメリハリをつけるということを忘れないでください。
どうしても停滞期を抜けられない場合はプロに相談
上記で紹介したチートデイを用いても、うまく停滞期を抜けることができない人は、無理に一人で頑張ろうとせず、プロの力を借りてしまうというのが賢明です。
まず紹介するのは、パーソナルトレーニングジムに通うということです。
最近、筋トレを行うことでダイエットを行う方法が流行しています。
筋肉量を増やすことで代謝をアップさせることができ、また、食事管理を行うことでさらに効果的にダイエットをすすめていきます。
特に今回紹介する24/7Workoutの食事管理は、3食しっかり食べて痩せるという手法を取り、筋肉に必要な栄養素はしっかり食べるという方針を打ち出しています。
トレーニングは代謝を上げるのに必要な大きな筋肉を重点的に鍛えていきます。
料金については、人気コースの2カ月全16回コースで、料金は入会金が38,000円トレーニング料金が98,000円となっています。
高いと思われる方も多いと思いますが、某大手ジムと比べるとかなり格安になっており、また、リバウンドしにくい体を短期間で作れるという意味では、必要な出費と考えることもできます。
楽に痩せたいのであればエステもおすすめ
もう1つおすすめの方法が、エステに通うという方法です。
エステというと女性が通うイメージが強いですが、男性専用エステも最近では増えてきており、男性の体質に沿った施術を行ってくれます。
今回紹介するのは、男のエステダンディハウスのトリプルバーンZという方法です。
このトリプルバーンZでは、3つのステップを踏んで脂肪を撃退していくという方法で、お腹を中心に溜まった脂肪を効果的に燃やしてくれます。
トリプルバーンZでは、まず最初にセルライトを刺激し、分解していくことからスタートします。
セルライト専用のマシンを使用し、セルフではできないような刺激を与えてセルライトを分解します。
次のステップでは、ミリオンウェーブという超音波を体に与えることで脂肪の深部へ刺激を与え、しっかりと脂肪を燃焼させていきます。
最後のステップであるファットバーンでは、特許取得のオリジナル器具を用いて、全身28か所に刺激を与えて脂肪を燃やしていきます。
このトリプルバーンZでは、ただ単に脂肪を燃やすだけでなく、寝ているだけで運動効果を得ることができますので、代謝アップという意味でも効果的です。
まとめ
ダイエットにおける停滞期について解説を行ないました。
ダイエットを継続して行なっていると停滞期は必ずと言っていいほど訪れます。
上記で紹介した方法をぜひ試して見てください。
停滞期をどうしても打破できないという人はパーソナルジムやエステでのダイエットも検討してみてください。
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