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ワキガの原因物質って何?
ワキガの原因物質は、簡単に書いてしまうと汗と細菌です。
もう少し詳しく見ていきましょう。
人体には、エクリン腺とアポクリン腺と呼ばれる2種類の汗腺があります。
エクリン腺から出る汗はサラサラしているのに対し、アポクリン腺から出る汗はベタついているのが特徴です。
このアポクリン腺から出ている汗には、皮膚に常在する細菌のエサになるたんぱく質や糖質が含まれています。
メカニズムを画像にするとこのようになります。
分泌直後の汗自体には臭いがないとされていますが、汗や皮脂が細菌に分解されることで独特の臭いが発生するのです。
そもそもなんでワキガになるの?
産まれたばかりの赤ちゃんからはツーンとした臭いはしませんよね?
生まれつきワキガになっているわけでは無いということがわかります。
ワキガになるタイミングですが、第二次成長期が多いとされています。
理由は、前述のアポクリン腺が第二次成長期に発達を始めるからです。
体質との関係は?
では、ワキガになる人とならない人がいるのはなぜでしょうか?
実は、ワキガになりやすい体質がありました。
それは、アポクリン腺が多い体質です。
アポクリン腺の数は、遺伝によって決まっています。
アポクリン腺の数は成長と共に増えることはありません。
生まれつきワキガになりやすいかが決まっているということです。
しかし、アポクリン腺が多くなくてもワキガになることがあります。
乾燥肌が原因でワキガになってしまうことがあるんです。
乾燥肌ってどんな状態?
冬になると、洗顔後に肌のつっぱりを感じることはありませんか?まさにそれが乾燥肌の状態です。
皮脂には、肌を乾燥から守る、肌の水分を逃がさないようにフタをする役割があります。
ところが、洗顔をすると皮脂は洗い流されます。
皮脂が無くなった肌からは水分が蒸発していき、乾燥してしまうのです。
乾燥肌と聞くと、カサカサした肌を思い浮かべる方も多いかと思います。
しかし、決してそうではありません。
皮脂が多量に分泌されてテカテカしているのに肌内部は乾燥している、インナードライという状態もあります。
脇で起こる乾燥肌は、インナードライだったのです。
乾燥肌がワキガにNGな理由

ワキガに乾燥はいいこと無し!
では、どうして乾燥肌がワキガにNGなのでしょうか。
理由を見ていきましょう。
1.乾燥肌だと皮脂分泌が増えるから
先ほども少し触れましたが、インナードライの状態だと、乾燥を防ごうと過剰に皮脂が分泌されます。
皮脂もワキガ臭の原因なので、乾燥肌ではワキガが悪化するというわけです。
2.乾燥肌だと細菌が繁殖しやすいから
「肌は弱酸性」とCMで聞いたことはありませんか?
酸性・アルカリ性の度合いを数値化したものがpHです。
pH7付近が中性、7より小さい場合は酸性、7より大きい場合はアルカリ性となります。
健康な肌は弱酸性(pH4.5~6)、乾燥肌は弱アルカリ性(pH6~7)なのですが、乾燥肌のpH値では細菌が繁殖しやすい環境が整ってしまいます。
そのため、細菌が増える=臭いが発生するというわけです。
ワキガには保湿が重要な理由
脇の下は常に蒸れていて、汗ばんでいるからワキガ臭が強くなるというイメージが一般的ですよね。
だから保湿をして蒸れやすい状態にしたら、余計にワキガがひどくなりそうと考える方も多いかと思います。
しかし、制汗スプレーなどで必要以上に乾燥させるのはNG。
皮脂の過剰分泌、細菌の繁殖を招くので、ワキガが悪化してしまいます。
保湿すること=蒸れること、ではありません。
蒸れているのは、水分が多すぎてこもってしまった状態を指します。
正しい保湿をすれば、肌に適量の水分が保たれ、サラサラの状態に導くことができます。
保湿をしなければ皮脂や細菌が増えすぎて臭いの原因になります。
ですので、ワキガ対策には正しい保湿をしないとダメなんです!
効果的な保湿の方法
脇の保湿の方法ですが、まずは保湿効果のある脇用のクリームを用意してください。
脇の下の皮膚は薄くて弱いため、顔用のクリームでは刺激が強すぎてしまいます。
このとき、大量のクリームをベタベタと塗るのは厳禁です。
ベタベタの状態ではかえってワギカ臭を増大させてしまいます。
使用方法をよく確認して、適量を守るようにしてください。
また、塗るときはサラサラになるまで塗り込みます。
正しく保湿がされた、サラサラの状態を目指しましょう。
保湿をするタイミングはいつが効果的か
保湿をするタイミングですが、お風呂上がりに行うのがオススメです。
お風呂で清潔にした肌は、乾燥しやすくなっているので、すぐにクリームを塗って保湿してあげましょう。
ワキガ予防はお風呂での洗い方も重要

その臭い、ゴシゴシ洗いのせいかも⁉︎
乾燥肌がワキガに悪影響だということはお分かりいただけたでしょうか。
乾燥肌を悪化させないために保湿が重要なことはもちろんですが、お風呂での洗い方にもポイントがあるのでまとめました。
まず、ナイロンタオルのような刺激の強いものでゴシゴシ洗うのはNG。
乾燥が進んでしまいます。
石鹸をよく泡立てて、泡で包み込むようにして洗います。
どうしてもこすって洗いたい場合、木綿などの柔らかい素材のアイテムを使うといいでしょう。
泡を脇の下にあてがい、しばらく置いておく泡パックもオススメです。
次はすすぎです。
洗い方も大事ですが、すすぎも同じくらい大事なこと。
石鹸が残っていたら、それをエサにして細菌が繁殖してしまうからです。
1分程度、少し長いかなと感じるくらいしっかりとすすぎましょう。
最後に、お風呂上がりには保湿をお忘れなく。
ワキガの人は必ず使いたいデオドラントクリーム
保湿をするために、脇用のクリームを準備してほしいことは先ほど触れました。
でも、店頭で買うのは恥ずかしいですよね。
そこでオススメしたいのがこちらのデオシーククリーム。
保湿はもちろんですが、殺菌や制汗効果もある優れもの。
初回に半額でお試しできるアイテムだと1つだけしか買えない場合がほとんどですが、ネオテクトは初回に4つまで購入できる点も魅力です。

⇒女性用公式サイトはこちら
実際に使った人の口コミ
商品を売りたいのだから、よく見せようとするのは当たり前。
効果を信じて使ってみたけどイマイチなんてことも多々あります。
では、実際に使ってみた方の口コミを見ていきましょう。
使ってからは、ニオイも気にならなくなったのですが
保湿効果もあるので、お肌のざらつきが緩和された気もします。
出典@cosme
このように、使った方からは臭いが気にならなくなったという声が寄せられています。
まとめ
ワキガの対策には乾燥させることがいいかと思いきや、実は保湿の方が大事なことなのです。
冬に向かうにつれ、どんどん乾燥が進みますので、しっかりと保湿をしてワキガ臭に悩まされないようにしてくださいね。
ご紹介したネオテクトは保湿効果も期待できるので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
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