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体臭に緑茶が効く?
体臭の消臭効果があると評判の緑茶。
今回は、なぜ緑茶が体臭改善に効果があると言われているのか、その理由を説明していきます。
緑茶は『茶葉由来』のお茶です。
茶葉由来とは茶畑で育てられた茶葉を加工して作られている製品で、緑茶の他にも、煎茶・紅茶・ウーロン茶など種類も豊富に売られています。
中でも体臭の消臭効果が高く、まろやかで飲みやすい『緑茶』をご紹介したいのですが、お先に体臭に関わるコレステロールとホルモンバランスについて、見ていきましょう
コレステロール。悪玉と善玉の違い&体臭への影響
まず体臭の原因は、呼吸から取り込んだ酸素が血中で悪玉コレステロールに結びつくことにより発生する臭い成分、『ノネナール』です。
そしてノネナールを発生させるまでの反応を酸化と呼びます。
コレステロールには善玉と悪玉がありますが、コレステロールの種類が異なるのではなく、コレステロールを運ぶ蛋白質(たんぱくしつ)に違いがあります。
●2種類の蛋白質(たんぱくしつ)
コレステロールを運ぶ蛋白質は、血中で様々な複合体が加わって生成された『リポ蛋白質:りぽたんぱくしつ』という物質になります。
『HDLリポ蛋白』と『LDLリポ蛋白』の2つの種類に分かれ、『HDLリポ蛋白』は善玉コレステロールを運び、『LDLリポ蛋白』は悪玉コレステロールをそれぞれ運んでいます。
●善玉コレステロール&悪玉コレステロール、それぞれの働き
【善玉コレステロール】・・・HDLリポ蛋白が体内の余分なコレステロールを集めながらコレステロールを肝臓に運び、健康な体内環境を維持する。
【悪玉コレステロール】・・・LDLリポ蛋白が肝臓のコレステロールを体内に運び、余分なコレステロールを増やし、脂質異常による病気のリスクを上げる。
酸化した悪玉コレステロールは酸化悪玉コレステロールとなり、皮脂を増加させ体臭を招くだけではなく、動脈硬化や心筋梗塞などの病気を引き起こす恐れがあります。
ところで「少食で細身体系の方はあまり臭わない」と感じた事はないでしょうか。それは体内の脂質、『コレステロール』が少ないからです。
食事などから体内に取り込むコレステロール(脂質)の量によって男性ホルモンが影響を受け、皮脂の分泌を増減させます。
つまり、体内にコレステロールが多いほど酸化する物質が多く、ノネナールが発生しやすい、そしてコレステロールが少ないほど酸化する物質が少なく、ノネナールが発生しにくいという事です。
関係アリ。体臭とホルモンバランス
本来、私たちの体には性別問わず、『男性ホルモン』と『女性ホルモン』がどちらも存在しています。
そして女性にも、体臭で悩んでいる方は少なくありません。
女性が体臭に悩んでいる場合、ホルモンバランスの乱れによる『女性ホルモンの減少、男性ホルモンの偏った働き』が原因の1つになります。
少し専門的な話になりますが、男性ホルモンの種類の1つに『テストステロン』というものがあります。テストステロンの量には個人差があり、このテストステロンの分泌量が、男性ホルモンの『多いor少ない』を判断する基準になります。
テストステロンはいくつか存在する男性ホルモンのうちの約95%を占め、男性の体の成長には無くてはならないもの。しかし、男性ホルモンが多いほど分泌される皮脂の量が多く、酸化が起きる確率が高まり、ノネナールを増やします。
男性ホルモンの偏った働きによって引き起こされる体臭は、主に加齢臭や口臭の悪化などがありますが、若くて健康な人でも、一般的に女性よりも男性の方が皮脂の分泌量が多いため、男性の方が体臭に悩む割合は高いです。
もしも、コレステロール摂取量の管理やホルモンの働きをコントロールすることが出来れば、男性ホルモンの偏った働きを防ぎ、体臭を避けることが出来ますが、生活習慣や環境を全て変えるのは難しいですよね。そこで解決策となるのは、分泌される皮脂を酸化させない体内環境を作る事です。
酸化を防ぐ働き(抗酸化作用)を持つ成分は、今回注目した緑茶で摂取できます
次で緑茶のチカラをご紹介します。
抗酸化性ビタミンたっぷり。緑茶のチカラ
お茶の種類によって成分やビタミンの量は異なりますが、抗酸化性のビタミンと言われる『ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE』などの多くが緑茶に含まれています。
体内には、体臭の原因となる活性酸素などの発生を抑えたり、除去したりするための『抗酸化物質』が存在していますが、年を重ねるにつれて働きも弱まり、体内環境によっては物質の生成が追い付かなくなる事があります。
働きを助けるには、抗酸化物質を含む食べ物や飲み物からの補給が必要です。
お茶にはカテキンという『抗酸化・抗アレルギー・消臭』など、様々な機能性があることが証明されています。
そして『お茶といえばカテキン』『カテキンといえば消臭』という連想が定着しつつあり、中でも緑茶の体臭改善効果、『カテキンパワー』が注目されています。
茶葉由来、緑茶カテキンの働き。殺菌&消臭効果
カテキンにも種類がたくさんありますが、緑茶に含まれた『茶カテキン』は、ダイエットや高血圧の予防、お腹の調子を整えるなど、あらゆる所に効果を発揮する成分です。
体の消臭に繋がる茶カテキンの働きは、主に次の様なものがあります。
●体臭改善に繋がる『茶カテキン』の働き
(1)抗酸化作用
ノネナールを発生させる活性酸素を取り除いて、酸化反応を防ぎます。
お茶の種類によって成分やビタミンの量は異なりますが、抗酸化性のビタミンと言われる『ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE』などが緑茶には豊富に含まれています。
(2)殺菌作用
私たちの体には『菌』が存在しています。
体に住み着く菌は常在菌と呼ばれ、免疫力などに働きかけ病気を予防することもありますが、過剰に増えすぎると臭いなどの悩みを引き起こす菌です。
そして、体には存在するはずのない菌、例えば食中毒を起こすサルモネラ菌やブドウ球菌など、外から体内に侵入する菌もいます。
これらの有害な菌の働きを抑え、除菌するチカラをカテキンは持っています。
緑茶に含まれるカテキンの働きが、体臭の消臭効果に繋がるのです。
これ以上臭いたくない。緑茶で体内洗浄。
私たちの体の約70%が水分で保たれているという事は既にご存知かもしれませんが、体内の水分は体のサイクルによって、徐々に入れ替わっています。体臭を改善するためには、まずは体の中を綺麗に洗い流さなくてはなりません。
例えば、抗酸化作用を妨げる「炭酸飲料やアルコールなどは控えめにして、緑茶に変える」など、たった1つで良いのです。
また、「食生活を変えたくても、何から始めれば良いのかわからない」という方も、是非緑茶を取り入れてみてください。飲みやすいので、きっと続けられます。
せっかくの緑茶効果を利用しない手はありません。緑茶のカテキンパワーで体臭改善を目指しましょう。お風呂での工夫を取り入れたい方には、化学反応を利用した消臭お風呂アイテム。
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