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若ハゲは対策・改善する事ができる!?
若ハゲは早ければ10代から現れます。
学生のころから悩んできたという方も少なくありません。
早すぎるゆえにあきらめてしまって、特に対策や改善策を取らないケースも多々見られますが、若ハゲは早期の予防や対策が必要かつ有効です。
一般的なAGAや薄毛にも治療法が存在します。
若くしてハゲに悩む場合でも、原因となる要素や幾つかの対策がありますので、今回の情報を参考になさってください。
10代~20代の若ハゲとは?
若ハゲは特別な病気などではなく、薄毛や抜け毛の一症状に過ぎません。
冒頭で触れたAGAとは、男性型脱毛症のことで、毛髪サイクルが乱れる病気です。
男性型脱毛症と言っても、女性もAGAを発症することが多々あります。
本来、髪の毛には1本毎に寿命があり、成長期、退行期、休止期というサイクルを繰り返しています。
生える、抜ける、休むというサイクルです。
このサイクルが乱れると、髪の毛を育てる毛包の成長が不十分だと細く弱い髪の毛となり、しかも十分成長できないうちに抜けてしまうのです。
この症状をAGAといい、AGAを引き起こす主な原因が、テストステロンと呼ばれる男性ホルモンです。
テストステロンは、5αリダクターゼという酵素と結びつくことによって、ジヒドロテストステロン(DHT)というホルモンに変換されます。
このジヒドロテストステロン(DHT)が毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体(レセプター)と結びつくと、髪の毛の正常なサイクルが狂ってしまいます。
この症状が若い頃から、薄毛や抜け毛の形で現れるのが若ハゲであり、決して特殊な病変ではありません。
ですので、ヘアケアや頭皮ケアが必要で、対策が早ければ早いほど効果的です。
ハゲる原因は幾つかありますが、AGAも若ハゲの一つです。
良く見られるのは、髪の毛の生え際や頭頂部が薄くなる症状です。
若ハゲの原因って…?
若ハゲの原因について紹介をします。
若ハゲの原因は、
①遺伝
②ホルモンバランスの乱れ
③睡眠不足
④ストレス
⑤不規則な食習慣
⑥頭皮の健やかに保たれていない
の6つです。それぞれ詳しく解説していきます。
①遺伝
薄毛に影響を与える遺伝子要素が確認されています。
先ほどの5α-リダクターゼという酵素が、ジヒドロテストステロンを生み出すことで毛髪の異常につながっていきます。
両親のどちらか一方でも、この活性力の高い5α-リダクターゼの因子をもっていると、当然それを受け継ぐ可能性が高くなります。
これに関しては、男性のみに「伴性優性遺伝」という方法で、母方より受け継がれるという説が有力です。
しかし、遺伝したからといって必ずハゲを発症するという訳ではなく、その他の環境要因も大きく関係します。
②ホルモンバランスの乱れ
上記と関連して、ホルモンバランス自体が乱れることも若ハゲの原因となります。
バランスとは、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスです。
それぞれで働きが異なり、男性にも女性にも、両方のホルモンが存在しています。
女性ホルモンが機能すると、髪の毛にダメージが出にくくなり、AGAの原因物質の影響を弱める作用があります。
しかし、両方のバランスが取れていなければならず、ハゲてしまった部分は女性ホルモンの減少で薄毛になりやすく、残りやすい側頭部は男性ホルモンの影響で残っているという状態にもなり得ます。
女性が長髪にし易いのは、女性ホルモンが多くその影響を受けることで、腰辺りまで伸ばせる髪の毛のサイクルになっているからです。
しかし、こと男性に関しては、女性ホルモンとのバランスが崩れるだけで容易にハゲになり、若くして発症することも珍しくありません。
③睡眠不足
睡眠不足はあらゆる健康の敵ですが、頭髪にとっても大敵です。
若いころは夜更かしや徹夜などの不規則な生活をしがちで、それは間違いなく健康に悪影響を与えます。
睡眠不足は、肌のターンオーバー(肌が生まれ変わるサイクル)を乱し、毛髪の成長サイクルを乱します。
睡眠でしっかり肌を養うことができると、毛根に十分栄養が行きわたり、毛の成長も順調に進み、濃く太く強い毛が育ちます。
しかし睡眠不足が続いて体内の栄養バランスが崩れると、毛根を守る成分や成長に不可欠な成分が届かなくなります。
頭皮の栄養状態も悪化し、頭皮も荒れたり乾燥しやすくなります。
寝不足が続くことが若ハゲの直接の原因ではありませんが、若ハゲの進行を早めたり促進したりする悪影響があります。
④ストレス
ストレスも、あらゆるハゲの原因となることは周知の事実です。
ストレスは、特に交感神経を刺激し、汗をかかせるようになります。
もちろん頭皮にもその影響が及び、汗をかく時間が増えることで頭皮環境が悪化します。
その毛穴が汚れで詰まることに加え、血行不良をも招くことで、頭皮・毛髪に対して抜け毛を誘発する状態に陥ります。
そして過度のストレスは、前述のホルモンバランスの乱れを招きます。
ストレスがどれほど体に悪影響を与えるかは、現代医学でも解明しきれていない分野です。
いずれにしても、体を内部から傷めつけてしまいますので、常にストレス解消・リラックスに努めるのが賢明です。
⑤不規則な食習慣
これは、体の健康状態が食べるものにほぼ依存しているからです。
これに関しては毛髪や頭皮も例外ではなく、十分な栄養素が行きわたらないことで、肌や毛根の環境が普段の生活でかかる負担や刺激に弱くなり、回復力を失ってしまいます。
脂分、塩分、糖分の過剰摂取も、若ハゲを含む薄毛の原因となります。
多く摂り過ぎることは血行不良を招き、循環機能の低下や、代謝不良で頭皮の状態を悪化させます。
また、髪の毛の主成分であるタンパク質の不足も、毛髪を細くしたり、生育不足の原因となります。
⑥頭皮の健やかに保たれていない
髪の毛を作るのは血液が運ぶタンパク質やホルモンですので、頭皮の状態そのものが直接薄毛の原因となるわけではありません。
しかし、頭皮のケアを怠って乾燥や汚れを放置すると、血流や毛根組織にダメージを与えます。
結果的に毛髪にも影響が及びます。
清潔に保つことは、雑菌を防ぐうえでも重要なことです。
10代~20代の若ハゲ対策・改善方法7選
10代~20代の若ハゲ対策・改善方法について紹介をしていきます。
若ハゲ対策・改善方法は、
①頭皮環境を整えるシャンプーを使用する
②脱毛予防専用の育毛剤を使用する
③良質な睡眠をとる
④栄養バランスの取れた食習慣を送る
⑤正しくシャンプーを行う
⑥適度な運動をする
⑦休日はストレスを発散する
の7つです。それぞれ詳しく解説をしていきます。
①頭皮環境を整えるシャンプーを使用する
シャンプーも、頭皮や毛髪に優しいものを使用しましょう。
清潔に保つことで、本来の毛の成長サイクルや回復を促進しやすい環境を作ることができます。
AGAや若ハゲに有効な成分が入っていればなお有効です。
【チャップアップシャンプー】
チャップアップシャンプーは石油系洗浄剤を一切使用していない、天然由来のシャンプーです。弱酸性で頭皮のタンパク質を破壊する可能性を限りなく抑え、頭皮環境を改善するのに最善です。
【チャップアップシャンプーを更に詳しく知りたい方】⇒チャップアップシャンプーは効かない?副作用もあるのか全成分解析!
②脱毛予防専用の育毛剤を使用する
育毛剤は、若ハゲ対策に最も有効です。
医薬部外品の育毛剤であれば、毛を丈夫に育て、抜け毛を予防する効果が公的機関に認められています。
対策は、早ければ早いほど効果を発揮します。
育毛シャンプーやサプリなどと併用して用いると、相乗効果も期待できます。
【チャップアップ】
センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、塩酸ジフェンヒドラミンといった3つの育毛有効成分と、約40種類もの補助成分を配合した育毛剤です。
無添加で、かつ医薬部外品であることも特徴です。
【チャップアップを更に詳しく知りたい方】⇒チャップアップの副作用・デメリットは?ハゲは注意して育毛剤を選べ!
③良質な睡眠をとる
良い質の睡眠は、体にあらゆる良い影響をもたらし、まさに万薬に匹敵します。
良質な睡眠は成長ホルモンを十分に分泌させるので、髪の毛の成長も十分にサポートされます。
22時から夜中の2時はゴールデンタイムとも呼ばれ、成長ホルモンの分泌が一番活発です。
この時間帯にしっかり眠ると、体のメンテナンスが本来のペースで行われ、毛髪の修復、成長が十分に行われます。
また、この成長ホルモンは体全体の回復・修復を行っていますので、頭皮のターンオーバーや血行促進、不純物の排出についても睡眠が左右しています。
④栄養バランスの取れた食習慣を送る
体を養うのは、食べるものです。
栄養バランスに優れた食事を心がけるなら、頭皮や毛髪を養う栄養素を吸収し、体のサイクルも健康に保つことができます。
【ボストン】
ボストンはノコギリヤシと亜鉛、イソフラボン、コラーゲンペプチドを配合し、頭皮や毛髪の環境を改善する効果があります。
ノコギリヤシは、5αリラクターゼの働きを抑制します。
【ボストンを更に詳しく知りたい方】⇒育毛サプリ「ボストン」は効かない!?口コミ・効果を徹底検証!の記事も参考にして下さい。
⑤正しくシャンプーを行う
シャンプーを正しく行う方法について紹介をしていきます。
①ブラッシング
シャンプー前のブラッシングは、意外なほどシャンプーを効果的にします。
ブラッシングすることで、事前に頭皮や髪の毛の汚れをある程度落とすことができ、シャンプーの泡立ちも良くします。
さらにブラシの毛が頭皮を刺激することで、頭皮の血行促進を促すマッサージ効果があります。
ブラッシングに関しては、髪の毛を保護するキューティクルの流れに逆らわないように、髪の根本から毛先に向けて流していきましょう。
頭皮はとても繊細です。
こすりすぎないよう、程よく刺激を感じる程度に優しくマッサージしましょう。
②シャワーで水洗い
シャンプー前にお湯だけで頭を洗うだけで、髪についたほとんどの汚れを落とすことができます。
素洗いは、38℃程度の温度で、2分ほどマッサージするように洗います。
熱湯で頭皮や毛髪にダメージを与えないようにしましょう。
素洗いには汚れ落とし以外のメリットもあります。
お湯で揉み洗いをすることで毛穴が開き、シャンプーで頭皮の汚れを洗い流す準備も整います。
この時も、指の腹で頭皮を揉むように、マッサージしながら洗うことが重要です。
③シャンプーを泡立てて洗う
シャンプーは、まず手で泡立ててから使うようにしましょう。
面倒でついシャンプー液をいきなり頭皮に付けてから泡立ててしまいがちですが、シャンプー液を直接頭皮に付けてしまうと、液が頭皮の毛穴に詰まり、すすいでも落としきれないことがあるのです。
泡立てて、泡の状態で包み込めば、汚れも落ちやすく洗い上がりも清潔です。
④よくすすぐ
2~3分かけてしっかりと洗い流し、シャンプーのすすぎ残しがないように気を付けましょう。
すすぎ残しは毛穴の詰まりの原因となり、雑菌が繁殖しかゆみが出ることもあるので頭皮にとって良くありません。
有効成分を残しておきたい気持ちになりますが、基本的に頭皮は清潔で自然の状態に保ちましょう。
⑤しっかり乾かす
濡れたまま放置していると雑菌が繁殖します。
においやかゆみ、フケなどの原因となり、頭皮環境を悪化させます。
乾かす際は、髪の毛だけではなく頭皮も乾かすよう意識しましょう。
ドライヤーをかける際は、頭から20㎝程度離して根本から毛先に向かって乾かすのが最善です。
乾燥しすぎないよう、ドライヤーの当て過ぎにも注意してください。
【関連記事】⇒市販育毛シャンプーのおすすめ人気ランキングTOP10【最新版】
⑥適度な運動をする
運動も頭皮や毛髪に良い影響を及ぼします。
適度な運動は軽い疲れを促し、睡眠の質を向上させます。
ジョギングやストレッチなどで汗をかくと、心拍数が上がり体温が上昇します。
血流促進に有効で、頭皮にも酸素や栄養分が行き渡り易くなります。
筋肉がつけば新陳代謝も向上し、体内の循環も良く機能します。
⑦休日はストレスを発散する
ストレスレベルが低ければ、自律神経が正常に機能し、睡眠や体内サイクル、毛髪の成長サイクルにもプラスの効果があります。
体を養うのは何においても重要です。
ストレス発散に努め、頭皮だけではなく体全体を正常に保つ意識を大切にしましょう。
どうしても治らない方は皮膚科へ
どうしても改善されない場合は皮膚科や専門のクリニックに行くことが必要でしょう。
ストレスだけでハゲが進行する方もいますし、遺伝要素がとにかく強い方もいらっしゃいます。
専門家に正しく診断してもらうことは、無駄な出費や確実な治療に不可欠です。
大抵のAGA治療クリニックは、カウンセリングや診断が無料です。
まず一度はカウンセリングを申し込んで、自分特有の原因を知るようにしましょう。
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まとめ
若ハゲにもそれぞれ原因があり、対策も立てることができます。
育毛剤などを使用しながらも、生活習慣を見直すことで、体をきちんと養えるようにしましょう。
薄毛を改善するのは長期戦です。
広い視野を持ちストレス解消に努めながら、頭皮を優しく扱っていきましょう。
<今回紹介したアイテム>
①チャップアップシャンプー
②チャップアップ
③ボストン
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