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若いのに薄毛が気になる…正体は若年性脱毛症!?
10代のころから、薄毛に悩む方も少なくありません。
発症が早すぎるゆえにあきらめてしまって、対策や改善策を取れない方もいらっしゃるかもしれませんが、若年性脱毛症にも治療法が存在します。
原因は個人差もありますので、同じ効果が表れるとも限りませんが、正確に原因を把握し対策を取ることが必要です。
若年性脱毛症について理解し、あきらめずに治療に向けての糸口を見つけましょう。
若年性脱毛症とは?
最近髪の抜け毛が酷いんです…18歳なんですけど、髪の毛をとかしたり洗ったりするだけで30本以上は抜けてるんじゃないかってぐらいの量が抜けてて…このまま抜けていったら将来不安です…どうすれば髪の毛があまり抜けずに済むのでしょうか?そして抜けてしまう原因は何でしょうか…
出典:yahoo知恵袋
若年性 脱毛症?二十歳です。最近、額付近の脱毛が気になり始めました。なぜなら、去年なら生えてた箇所に髪がないからです。最近は、特に抜け毛が気になります。軽くシャンプーしただけでも10〜20本くらい抜けてると思います。(もっと多いかも)
さすがに、二十代成り立てでハゲとか笑えないので、原因知り、改善をしたいです。
出典:yahoo知恵袋
実は、医学的に若年性脱毛症という疾患があるわけではありません。
加齢などで脱毛がはじまるより早い時期に、急激な脱毛が起こる症状を総称して若年性脱毛症と呼びます。
つまりは脱毛の原因もさまざまでいくつかの要因が複合し、対策もそれぞれに考える必要があります。
生活習慣や精神面を改善するなど、総合的なケアで症状を緩和できる可能性も十分にあります。
しかし、急激に抜け毛が増加する場合、内臓系の疾患など他の病気の可能性もあります。
遺伝でどうしても発症するというケースもあります。
若年性脱毛症の特徴とは?
M字ハゲや頭頂部から薄くなるケースが多く見られます。
いわゆるAGAの症状ですが、あまりにも急速に、あるいは大量に抜毛が確認される場合、他の疾患が関係している可能性もあります。
急速な円形脱毛症などであれば、過度のストレスなども考えられますが、ここでいう自然な若年性脱毛症については、一般的に薄毛の症状が表れます。
上記で触れたように、若年性脱毛症特有の原因は厳密には特定されていないのですが、若年性脱毛症にも関係する、薄毛やハゲが表れる原因をご紹介します。
若年性脱毛症の原因って?
若年性脱毛症の原因を解説していきます。
若年性脱毛症の原因は以下の5つです。
①ストレス
②ホルモンバランスの乱れ
③食習慣
④睡眠不足
⑤間違ったシャンプー方法
それぞれ詳しく解説していきます。
①ストレス
あまりにもありふれているので軽視されがちですが、ストレスは脱毛症の主要な要因です。
必ずしもイライラすることだけではなく、緊張したり、憂鬱になったりしたときでも体にはストレスがかかっています。
仕事がストレスでイライラが募ることもそうですが、落ち着かなかったり、仕事柄緊張する作業を常時行う人にもストレスがかかっています。
仕事以外にも家族や友人関係、将来のことなど、悩みや思い煩いも、心身に負荷がかかっています。
そういった状態は、消化器系の機能低下、免疫低下、老化減少の加速、記憶力の低下、思考が十分働かない、自律神経を乱す、痛みを感じるなどにつながります。
こういった体の状態は、遺伝要素など関係なく髪の毛にも大きな影響を与え、抜け毛や薄毛の原因となり得ます。
それほど体に重大な影響力を持っています。
ストレスから来る抜け毛の場合、毛根の色が黒い、急にごっそり抜けるなどの特徴が見られます。
このような症状は、ストレス性の抜け毛の可能性が考えられます。
通常、抜けた毛の毛根は白くなっています。
しかし、これが黒い場合は、まだ成長途中の髪が抜けているケースや、色素細胞の異常、毛根組織周辺の血流不足が疑われます。
つまり、髪の成長サイクルが正常に行われていないということです。
ですので、ストレスによる抜け毛は毛根が黒っぽくなる現象がよく見られます。
また、ストレスが原因として考えられる抜け毛の症状に、円形脱毛症があります。
この円形脱毛症によく見られる最初の症状として、急に髪がごっそり抜けるということが発生します。
髪が急にごっそり抜けるというのは、体に何か異変があった証拠です。
後頭部や側頭部などに現れるケースが多く見られます。
病気や薬による副作用など、明らかにきっかけとなる要素に心当たりがなければ、ストレスが考えられます。
過度のストレスは抜け毛の原因になります。
特に仕事上でのストレスなど、休息で強力なストレスは強い影響を及ぼします。
悲しいことですが、真面目やきっちりした性格の方は特に、身体に異常が出るほどストレスを溜めるケースが多いのです。
ストレスが抜け毛を直接発生させることは軽視されますが、身体全体に悪影響を与え、機能を低下させるほど作用します。
若年性脱毛症に悩む方は、原因としてストレスが大きく、または長期間かかっていないか分析することが必要です。
男性の場合、生活習慣やストレスによってホルモンバランスが崩れてしまうことが原因になります。
女性の場合、髪の毛や頭皮に過度なストレスを与えることでも脱毛症になる場合があります。
若いころから毛染めやパーマを繰り返すことで、20代でも頭髪が傷んだ状態になってしまいます。
また女性はホルモンバランスが繊細で、妊娠や生理現象に伴って脱毛症が表れることもあります。
もちろん、ストレスがこれほど原因となる反面、ストレスがなくなった途端にみるみる症状が改善されることもあります。
②ホルモンバランスの乱れ
ストレスも関係していることですが、ホルモンバランスの乱れも抜け毛の原因となります。
髪が生える仕組みが、ホルモンと関係しているからです。
女性も男性も、男性ホルモン、女性ホルモンの両方を有しています。
ホルモンに関係して、5αリダクターゼという酵素が多々登場します。
この酵素は、男性ホルモンであるテストステロンを、強力な悪玉ホルモン「ジヒロテストステロン」に変換させる作用があります。
このジヒロテストステロンの濃度が高いと、毛嚢(毛根を包んでいる組織)が衰えて髪が抜けてしまうことが発見されています。
③食習慣
何度も言われることですが、食習慣も非常に重要です。
毛髪も頭皮も食べるものの影響を受け、十分な栄養素が行きわたるかどうかで、健康状態が決まると言えます。
弱っていると、肌や毛根の環境が普段の生活でかかる負担や刺激に弱くなり、簡単に傷ついたり回復力が低下します。
脂分、塩分、糖分などの過剰摂取も、若年性脱毛症の原因となります。
必要な栄養素も。多く摂り過ぎることは血行不良を招き、循環機能の低下や、代謝不良で頭皮の状態を悪化させます。
また、髪の毛の主成分であるタンパク質の不足によっても、毛髪を細くしたり、生育不足の原因となります。
④睡眠不足
睡眠不足も健康状態を大きく左右します。
若いころの夜更かしや徹夜などの不規則な生活は、いずれ抜け毛や頭皮が荒れる原因となり得ます。
睡眠不足は、肌のターンオーバー(肌が生まれ変わるサイクル)を乱し、毛髪の成長サイクルを乱します。
睡眠でしっかり肌を養うことができないので、毛根に十分栄養が行きわたらず、毛の成長や回復も進みません。
体内の栄養バランスが崩れますので、毛根を守る成分や成長に不可欠な成分が届かなくなります。
それに伴って頭皮の栄養状態も悪化し、頭皮も荒れたり乾燥しやすくなります。
寝不足が脱毛症の直接の原因でないとはいえ、若年性脱毛症の進行を早めるきっかけとなります。
⑤間違ったシャンプー方法
シャンプーは頭皮や毛髪に直接影響を与える作業です。
十分にすすがれなかったり、汚れが取り除かれなかったりすると、頭皮を健康な状態に保つことができません。
清潔に保つことで、頭皮が荒れるのを防ぐことができますが、乾燥や汚れにあまりにさらされると、頭皮の正常なターンオーバーや回復力を妨げることになります。
若年性脱毛症はどうやって対策をすれば良いの?
若年性脱毛症の対策について紹介をします。
若年性脱毛症の対策は、
①育毛剤を使用する
②良質な睡眠をとる
③休日はストレス発散をする
④栄養バランスの良い食習慣を送る
⑤シャンプーを正しく行う
の5つあります。それぞれ詳しく紹介していきます。
①育毛剤を使用する
育毛剤は、頭皮に直接栄養を与えるプロセスです。
効果を謳う商品は数あれど、医薬部外品に認定されているものであれば、育毛に有効な成分が配合されています。
確かに、AGA治療薬などのようにある程度確実な効果が実感されにくいのも事実ですが、医薬部外品であれば国によって認められている、一種の保証がついています。
育毛剤とその他の対策を併用すると、相乗効果が期待できます。
チャップアップ
無添加で、かつ医薬部外品であるのがチャップアップです。
センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、塩酸ジフェンヒドラミンといった3つの育毛有効成分と、約40種類もの補助成分を配合しており、多くの方が効果を実感しています。
【チャップアップを更に詳しく知りたい方】⇒チャップアップの副作用・デメリットは?ハゲは注意して育毛剤を選べ!
②良質な睡眠をとる
髪の毛は昼の間、様々な要素によってダメージを受けています。
紫外線、風やぶつかってくる塵、埃、日光で熱せられることや温度・湿度の変化も、全て髪の毛の負担となります。
それらのダメージを睡眠中に回復しているため、良い睡眠は髪をしっかり養います。
睡眠が十分機能すると、エネルギー代謝を正常に機能させ、回復のプロセスも十分に行われます。
末端の組織である頭皮や毛髪までしっかり回復させるためには、十分な睡眠が必要です。
髪の毛はほとんどタンパク質でできており、そのタンパク質の合成を高める成長ホルモンの分泌も非常に重要です。
強い髪の毛を作るためには、できるだけたくさんの成長ホルモンを分泌させる必要があります。
成長ホルモンの分泌は副交感神経の働きによるもので、副交感神経は夜10時~深夜2時、いわゆるゴールデンタイムに最も活発に機能します。
この時間帯にしっかり睡眠をとることができると、髪の毛にとって最も有効な回復作業を行うことができます。
しかし、一般的な生活スタイルでは、毎日夜10時就寝はなかなか難しいものです。
ですので完全にこの4時間を網羅できなくても、可能な範囲でこの時間帯に睡眠をとるよう意識してください。
毎日でなくても、週に何日この時間帯の中で睡眠をとる等、柔軟に対応しても良いでしょう。
数日でも、成長ホルモンの分泌が最も活発なこの時間に睡眠できる計画は有効に働きます。
③休日はストレス発散をする
ストレスが与える悪影響は計り知れないものがあります。
ですので、ストレス緩和に努めることで体の回復を促進することができます。
仕事や人間関係に限らず、若年性脱毛症さえも過度に気にしないようにしてください。
誰でも、髪の毛は1日100本程度抜けていると言われています。
改善するとしても長期的な場合が少なくありません。
リラックスした状態は、百薬に勝る薬です。
ストレスを溜める習慣や考え方をしていないか、今一度自己吟味してみるのも良いでしょう。
④栄養バランスの良い食習慣を送る
髪の材料である、タンパク質やビタミンをしっかり取ることで、脱毛症を改善できる可能性があります。
栄養素をしっかり吸収できると、血行改善や代謝を向上させることができます。
食事で栄養素をカバーすることが難しければ、サプリを活用して補給することも大切です。
【ボストン】
ボストンは、ノコギリヤシと亜鉛、イソフラボン、コラーゲンペプチドを配合しており、頭皮や毛髪の環境を改善する効果があります。
ノコギリヤシは、5αリラクターゼの働きを抑制します。
口コミなどでも多数の高評価を誇り、高い効果で知られています。
【ボストンを更に詳しく知りたい方】⇒育毛サプリ「ボストン」は効かない!?口コミ・効果を徹底検証!の記事も参考にして下さい。
⑤シャンプーを正しく行う
シャンプーを正しく行う方法について紹介をしていきます。
①ブラッシング
シャンプー前のブラッシングは、シャンプーの効果をサポートする力があります。
ブラッシングによって、頭皮や髪の毛の汚れをある程度落とすことができ、シャンプーの泡立ちも良くなります。
さらにブラシの毛が頭皮を刺激することで、頭皮の血行促進を促すマッサージ効果もあります。
あまり強く引っ張らずに、髪の流れに沿って髪の根本から毛先に向けて流していきましょう。
頭皮はとても繊細です。
程よく刺激を感じる程度でマッサージしましょう。
②シャワーで水洗い
シャンプー前にお湯だけで、髪のほとんどの汚れを落とすことができます。
熱すぎない38℃程度の温度で、2分ほど頭皮をマッサージするように洗います。
熱湯は頭皮や毛髪にダメージを与えます。
素洗いには汚れ落とし以外のメリットもあります。
お湯で揉み洗いをすることで毛穴が開き、シャンプーで頭皮の汚れを洗い流すことにもつながります。
指の腹で頭皮を揉むように、優しくマッサージしながら洗うことが重要です。
③シャンプーを泡立てて洗う
シャンプーは、まず手で泡立ててから使うようにしましょう。
ついシャンプー原液をいきなり頭皮に付けてから泡立ててしまいがちですが、液が頭皮の毛穴に詰まり、すすいでも落としきれないことがあるので良くありません。
泡立てて、泡の状態で包み込めば、汚れも落ちやすく洗い上がりも清潔です。
また泡立ちも良くなり、シャンプーを使い過ぎずに済みます。
④よくすすぐ
2~3分かけてしっかりと洗い流し、シャンプーのすすぎ残しがないようにしましょう。
すすぎ残しはシャンプーや汚れによる毛穴の詰まりの原因となり、雑菌が繁殖しかゆみが出ることもあります。
決して頭皮にとって良くありません。
有効成分を残しておきたい、あるいはすすぎ過ぎは頭皮に良くないと思われがちですが、頭皮は清潔で自然の状態に保ちましょう。
⑤しっかり乾かす
濡れたまま放置していると、雑菌が繁殖する原因となります。
においやかゆみ、フケなども引き起こし、頭皮環境を悪化させます。
乾かす際は、髪の毛だけではなく頭皮も乾かすよう意識しましょう。
ドライヤーをかける際は、熱し過ぎないように頭から20㎝程度離して、根本から毛先に向かって乾かすのが最善です。
乾燥しすぎないよう、ドライヤーの当て過ぎにも注意してください。
ここでも、過度に乾燥させたり熱したりするのは厳禁です。
【関連記事】⇒市販育毛シャンプーのおすすめ人気ランキングTOP10【最新版】
どうしても治らない方はクリニックへ
育毛剤やシャンプーを使用しても一向に改善されない場合は、皮膚科や専門のクリニックに行くことが必要です。
ストレスだけでハゲが進行する方もいらっしゃいます。
遺伝要素がとにかく強い場合もあり、どんなに評価の高い育毛剤を使用しても、原因が違っている場合があります。
専門家に正しく診断してもらうことは、無駄な出費を避け、確実に治療するために必要です。
大抵のAGA治療クリニックは、近年の薄毛治療の普及を受け、カウンセリングや診断が無料です。
まず一度はカウンセリングを申し込んで、自分特有の原因を知り、正しく対処できるようにしましょう。
おすすめのAGAクリニック
TOMクリニックは、発毛も植毛も扱う薄毛治療対策専門病院です。
オリジナル治療薬だけでなく、育毛メソセラピーを使った発毛と、切らない植毛であるARTAS植毛を行っています。
投薬治療、メソセラピー、自毛植毛と治療方法が豊富で、患者さんの希望に合わせて柔軟に治療が可能です。
AGA治療において、治療開始1年後には99.6%が発毛を実感しているという人気のクリニックでもあります。
TOMクリニックでは、AGA治療と自毛植毛を併用して受けられます。
AGA治療もプロペシアによる投薬、育毛メソセラピーなど、基本的な投薬治療だけではありません。
このARTAS植毛は、最先端のロボットを使用した植毛で、患部を切らず、患者の身体的負担と拘束時間を大幅に低減します。
総合的な治療を行うことで、どちらの治療が自分に適しているか迷っている方でも、あらゆる選択肢を考えることができます。
また、治療風景を公式ホームページから動画で見られるので、内容に不安のある方でも確認できます。
もちろん無料カウンセリングも行っており、AGAに関するどんな相談も可能です。
無料カウンセリングでは毛髪診断士資格を取得したカウンセラーが対応しており、専門家のサポート体制も万全です。
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まとめ
若ハゲにもそれぞれ原因があり、対策は個別に立てる必要があるでしょう。
育毛剤やシャンプーなどを併用し、生活習慣を見直すことで、体を正常な状態へと戻すことも大切です。
薄毛を改善するのは長期戦です。
おおらかに捉えつつも、日々コツコツと頭皮ケアを積み重ねていきましょう。
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