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ムダ毛ローションが効果のある理由
なんとなくムダ毛ローションって抑毛効果がある、脱毛効果があると思っている方もいらっしゃるかと思いますが、ムダ毛ローションはしっかりと抑毛効果がある理由があります。
そもそも毛は男性ホルモンと毛の付近にいる酵素である5αリダクターゼが結びつくことにより、毛乳頭が活性化し、毛が生えるというメカニズムになっています。
ムダ毛ローションにはこの男性ホルモンと5αリダクターゼが結びつくのを抑制する大豆エキスやざくろエキスが配合されているため、毛の生えるスピードを遅くしたり、毛を細くすることができるのです。
脱毛効果があると思っている方や脱毛効果があると謳っているサイトがありますが、これは真っ赤な嘘で、あくまで抑毛効果しかありません。
ムダ毛ローションの選び方
ではそんなムダ毛ローションですが、正しい選び方があります。
以下の3つの選び方を確認して正しいローションを選べるようにしましょう。
①抑毛効果があるか
抑毛効果があるかは当然重要です。抑毛ローションに含まれる、主な有効成分は大豆イソフラボンです。
これは、大豆イソフラボンがエストロゲンという女性ホルモンに似た働きをする事からきています。
大豆イソフラボンによって、女性ホルモンの作用を補います。
これが濃いムダ毛の原因となる過剰な男性ホルモンを抑制し、毛を生やしにくくするという作用から抑毛効果が期待できます。
体毛の濃さが決まる要因は、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスも関係があるとも言われています。
実はホルモンと体毛の関係はまだはっきりとは解明されておらず、あくまで関係しているという説が一般的です。
もちろん、日本人以外の国籍の方を見れば分かるように、比較的体毛が濃い等もともとの遺伝による体質も大きく関係しています。
しかし、男性ホルモンには体毛の発育を促進して体毛を濃くする働きがあるのは確かです。
女性ホルモンより男性ホルモンが多くなってしまうことで、体毛が濃くなる可能性が増えることになります。
これを逆手に取り、女性ホルモンに似た働きを大豆イソフラボンにさせることで、発毛を抑えます。
②美肌・美容効果があるか
同じくイソフラボンは、同じくエストロゲン作用による美肌効果も持ち合わせています。
エストロゲンにはもともと、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促して肌をなめらかに美しく保つ働きがあり、エストロゲン不足を補うことで、美肌効果を発揮できるという仕組みです。
また、イソフラボンの抗酸化作用による効果も美容に影響しています。
紫外線やストレスなどで体内に発生する活性酸素が肌の細胞を攻撃すると、コラーゲンが酸化・分解され、みずみずしさやハリが失われてしまいます。
イソフラボンの持つ抗酸化作用がこのコラーゲンの分解を抑制することで、美肌効果につながります。
ムダ毛を抑えても、肌が荒れていればせっかくの見た目が悪くなってしまいます。
毛をなくすと同時にスキンケアもできる製品が、優れたムダ毛ローションとしておすすめできる製品です。
③安全性が高いか
安全性、つまり肌トラブルを引き起こさないかどうかも重要です。
大豆イソフラボンを含む場合、大豆エキスなどの植物由来の天然成分から作られているかをチェックしましょう。
繰り返しになりますが、美容効果があるかどうか考えるのと同じで、肌に優しい製品でなければムダ毛を処理するのも意味がなくなってしまいます。
加えて、自分の肌に合う製品でなければ、肌荒れを引き起こすほどのものでなくても、継続して使用するのは難しくなるでしょう。
こういったスキンケアが絡んだ化粧品の場合、ある程度の期間使用しなければ効果を発揮しません。
長く使っていくためにも、無添加で天然成分使用という条件が必要です。
口コミで話題のムダ毛ローション
ではここで、おすすめできるムダ毛対策ローションをご紹介します。
もちろん上記の選ぶ基準にかなったものの中からピックアップしています。
肌質は個人差があって、いくつか試さなければならない場合もありますが、基本的には敏感肌の方でも安心して使用していただける商品です。
パイナップル豆乳ローション
価格:5400円(3本セット:1本あたり1800円)
成分:大豆エキス、ざくろエキス、パパイン、マンダリンオレンジ果汁エキスetc..
<商品特徴>
有名なパイナップル豆乳ローションです。ムダ毛の自己処理を度々する手間を軽減し、ムダ毛そのものを薄くする効果があります。
脱毛サロンなどへ行く時間や費用が惜しい方にとって、パイナップル豆乳ローションはムダ毛抑制の強い味方です。
こちらは、いわゆる脱毛クリームではありません。
サロンでの施術や毛を剃るなど、脱毛処理後に効果を長持ちさせる目的があり、抑毛・スキンケアローションという立ち位置です。
ですので塗るだけで毛をなくせるという期待をしている方からは低い評価が多いのも事実ですが、抑毛効果に的を絞った場合、効果を実感されている方が大勢います。
敏感肌の方や、そうではないものの敏感な部分に使用する方を十分想定しており、天然成分のみを使用し、化学成分を含んでいないのも人気の秘密です。
口コミの詳細はこちら⇒「パイナップル豆乳ローションは効果なし?口コミや成分から効果を徹底検証!」
ゼロファクター
価格:初回980円 二回目以降6000円
成分:大豆エキス、ざくろエキス、ガウクルア、パパインetc..
ゼロファクター5αSPシェイブジェルはシェービングジェルにあたります。
髭剃りを快適にするために開発され、青ひげや1日の終わりには髭が目立ってしまうといった方に人気です。
皮膚と刃は、擦れると摩擦熱を持ち肌に負担になります。
ジェルを使用することで、その滑りを良くしてそれが起こるのを防ぎます。
ゼロファクターに限らずどんなシェービング剤でも機能することですが、こちらの5αSPシェイブジェルでは、これに抑毛作用がプラスされます。
配合されている抑毛の有効成分が肌に浸透します。
ジェルは髭剃りの間だけしか付けないものなので、シェービングを利用して成分を届ける効果があり、髭剃りとムダ毛ケアを同時に行える優れものです。
「ゼロファクターを使用した感想は?体験したリアルな口コミを大公開!」では、ゼロファクターの口コミを紹介し、ゼロファクターの真実に迫っていきます。
購入を検討される方は、必ずチェックしておきましょう。
グローストッパー
価格:6300円
成分:桃の葉、菊花、ごぼうエキスetc..
ヒゲが濃くなるのを防ぐ、「男性ホルモンの分泌を減らす」「男性ホルモンが5αリダクターゼとつながって活性化するのを防ぐ」という機能を備えています。
抑毛ローションには、男性ホルモンを減らすことに着目し、イソフラボンといった女性ホルモンの分泌を促す成分を利用しているものが多いのですが、グローストッパーEXは、菊花・モモ葉・ゴボウの種子を、熱を加えず常温で長期間(数年間)熟成させ、エキスを配合し、さらに工程を加えて完成した成分を採用しています。
この成分で抑毛剤としての特許を獲得しています。
より自然素材に特化した成分で、肌の健康と抑毛を両立しています。
グローストッパーの口コミや有効成分の解説はこちらの記事をクリック⇒「グローストッパーEXの効果を口コミから徹底検証!ひげの悩み解消講座!」
プレミアムアフターローション
価格:5184円
成分:大豆エキス、ざくろエキス、クズ根エキス、グリチルリチン酸etc..
こちらもシェービングジェルに位置付けられ、主に髭のケアを目的としてます。
シェービング後に塗り込むだけで完了です。
ヒアルロン酸を含んでおり、スキンケアも考慮している製品です。
口コミでは敏感肌の方には合わないという評価も見られますが、使用してみて肌に合うようであれば、青ひげを抑える効果を発揮したとたくさんの方に評価されているシェービングジェルです。
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価格:4980円
成分:アロエエキス、大豆エキスetc..
楽天アフターシェービングランキング1位を獲得したこともある商品です。
化粧水としても優秀な機能を誇ります。
普段のスキンケア用として使うことができ、髭を抑えることができたという口コミが多く見られます。
刺激があまりなく肌の負担が少ないシェービングジェルですので、体の様々な箇所にも使用できるアールマイティなジェルです。
ムダ毛ローションの使い方
・ムダ毛処理後に使いましょう。
脱毛ではなく抑毛効果を持っていますので、剃るなどして処理した後に使用するのが最も効果を発揮します。
スキンケアも兼ねる製品の特長からしても、髭剃り後でダメージを受けた肌をターゲットにしていることが分かります。
・朝夜などの、顔を洗ったり整えた清潔なタイミングで効果アップ
保湿という面から考えても、清潔な時に成分を浸透させると効果を引き立てられます。
・化粧水の前に使用することで、直接肌になじませる
スキンケア効果もあるので直に肌に使用することももちろん可能です。
他の成分が浸透する前に、抑毛ローションを使用しましょう。
ムダ毛ローションはどんな効果がある?
前述のように、クリームを塗るだけで毛をなくす訳ではありません、
多くのレビューや口コミで低評価が見られるのも、これが一部関係しています。
脱毛効果を長続きさせる、毛を新たに生えにくくするのがムダ毛ローションの役目であり、これ自体に毛根を焼いたり消滅させる効果があるわけではないのです。
ローションの成分としてもスキンケアをカバーしているように、髭剃り後、顔を洗ったり入浴後などの肌を清潔にした後、これらのローションを使うと、毛の育成を抑え、青ひげや髭剃りの回数が増えるのを防ぐことができます。
ムダ毛ローションの作り方がある?
基本材料は以下を参考になさってください。豆乳を利用した、抑毛効果を出すレシピです。
1か月ほどの容量があります。
(材料)
・無調整豆乳 500ml
・レモン 2個
・消毒用エタノール 60ml(肌の状態により30~90ml)
・ホウ酸 2g(なくても構いません)
(用意するもの)
・鍋
・ざる(ステンレス製)
・ボウル(ステンレス製)
・料理用ガーゼ(ふきん、不織布などでもOK) 1枚
・キッチンペーパー 2枚
・計量カップ、計量スプーン
・温度計(100度まで計れればOK)
・レモン絞り器
・保存用・冷凍保存用ボトル 容量100mlのものなら4個程度
(作り方)
・レモンを洗って半分にカットし、搾ります。
搾る際に皮に含まれるソラレンが混入しないように注意してください。
皮を剥いてから搾ると確実です。
・消毒用エタノール60mlをあらかじめ別の容器に取り分けます。
・ボウルの上にざるを重ね、その上にガーゼ、キッチンペーパーを2枚重ねておきます。
・無調整豆乳500mlを鍋に入れ、かき混ぜながら弱火で温めていきます。
・豆乳が60度を超え、65度くらいの温度になったら 1 で搾ったレモン汁を加えます。
豆乳が70度を超えると表面に膜=湯葉ができてしまいます。
この状態になると有効成分が壊れてしまうので、高温になりすぎないように表面をよくチェックしましょう。
・弱火のまま丁寧に混ぜていくと、膜ではなくぼそぼそとした固まりができてきます。
この状態になったら火を止めてください。
・火を止めた後、2 で取り分けておいた消毒用エタノールを入れ、よく混ぜます。
エタノールは引火しやすいので注意しましょう。必ず火を切った後で入れるようにしてください。
・エタノールが混ざったら、それをキッチンペーパーの上から注ぎます。
・そのまま手で搾れる程度の温度になるまで10分ほど待ちます。
・手を石鹸でよく洗います。雑菌が繁殖を防ぐため、清潔な手での作業を維持してください。
・8のガーゼを手で持ち、中身の残りを少しずつ搾っていきます。
一気に力を加えると豆乳が溢れたりキッチンペーパーが破れたりすることがあるので、急がずゆっくりと搾りましょう。
・濾過されてできた液体、透明の薄い黄色をボウルに集めます。
・衛生面で万全を期す場合には、12 をきれいに洗った鍋に入れ、65度まで再加熱して火を止めます。この殺菌の手順は省いても構いません。
・ホウ酸を入れる場合にはここで投入し、よく混ぜます。
・しばらく待って、ある程度冷めたらボトルに入れましょう。
これで完成です。蓋をしっかり閉めたら水などで冷やし、1本は冷蔵庫へ、後の残りは冷凍庫で冷凍します。
手順は多いですが、意外にも自作のハードルは低いです。
使用時に豆の臭いが気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、余計なものを加えない自作ローションは安心して使用できます。
まとめ
脱毛も抑毛も、スキンケアを含んだ総合的な扱いが必要であり、最も効果を発揮します。
正しい使用のタイミングと継続で、気になる青ひげやムダ毛を抑えていきましょう。
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