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薬用ボディソープは普通のボディソープと何が違うの?
ボディソープのなかには「薬用」という文字がついたボディソープがありますが、どのような違いがあるのでしょうか。
実は、「薬用」とは「医薬部外品」の中の「薬用化粧品」のことで、医薬部外品は、厚生労働省が効果・効能を認定した成分が配合することで医薬部外品と認定された商品をさします。
今回は、そんな薬用ボディソープについて有効成分の効果やおすすめの薬用ボディソープを紹介していきます。
市販薬用ボディソープの3つの選び方
薬用ボディソープと言ってもいろいろな種類があります。ボディソープ選びは肌の状態を左右する大切なものですので、薬用ボディソープを選ぶ際に気を付けたい三点を押さえておきましょう。
①殺菌成分は配合されているか
殺菌成分の「イソプロメチルフェノール」「グリチルリチン酸ジカリウム」は医薬部外品の有効成分に認定されている効果の高い殺菌成分です。
今回、紹介する薬用ボディソープにも配合されていることが多い成分で、特徴としては高い殺菌効果と肌への刺激が少ないことが挙げられます。
市販の安価なボディソープの殺菌成分には、殺菌力が高いが肌への刺激も強いという成分が配合されているボディソープもあり、今回紹介する薬用ボディソープは高い殺菌効果はもちろんですが肌への刺激も少ないボディソープになります。
②保湿成分が配合されているか
ボディソープに保湿成分が必要な理由としては「肌が乾燥している状態だと余分な皮脂が分泌されてしまい、その皮脂が皮膚上の雑菌の繁殖を招くから」です。
皮膚上の雑菌が繁殖することによって体臭が強くなる原因にもなりますので、ボディソープにとって保湿成分は欠かせない成分になります。
保湿成分の代表的な成分には「トレハロース」「ヒアルロン酸」「セラミド」などが挙げられ、これらの成分は肌の水分保持能力を高めて肌に潤いやハリをもたらす効果があります。
③無添加かどうか
よく「添加物は一切配合されていません」「この商品は無添加仕様です」などという言葉をボディソープ以外でも食品などで耳にしませんか?
なぜ添加物が体に悪いと言われているかというと、添加物のなかには刺激が強い成分や、アレルギー症状を引き起こしてしまうような成分があるからです。
「子供にも使いたい」「敏感肌」という方は無添加のボディソープを選ばれることをおすすめします。
また界面活性剤と呼ばれる成分のなかにも肌に刺激の強い成分がありますので「敏感肌」「アトピー肌」の人は、界面活性剤もボディソープを選ぶ際のポイントになります。
肌への刺激が強い添加物について知りたい方はこちら
⇒「アトピーや敏感肌の人にはおすすめできない添加物」
界面活性剤について知りたい方はこちら
⇒「界面活性剤について」
おすすめの市販の薬用ボディソープ10選
市販の薬用ボディソープ10選を発表します。自分にあったボディソープ選びの参考にしてください。
①デオシーク ボディソープ
公式サイト 販売価格 |
単品購入 | 定期購入 |
5,378円(税込) +送料630円 |
2,679円(税込) +送料無料 |
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内容量 | 300ml | |
香り | 無香料 | |
殺菌成分 | ・イソプロピルメチルフェノール ・グリチルリチン酸ジカリウム |
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消臭成分 | ・柿タンニン ・ヨモギエキス |
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保湿成分 | ・グレコシルトレハロース ・シャクヤクエキス |
<商品特徴>
医薬部外品として厚生労働省にもその体臭予防効果が認められている高品質ボディソープ、デオシークです。
有効成分である、イソプロピルメチルフェノールが低刺激で高い殺菌効果が期待でき、さらにグリチルリチン酸ジカリウムが抗炎症作用や殺菌効果で肌を清潔に整え、汗をかいてもニオイにくいきれいな肌へ導きます。
保湿成分には「グレコシルトレハロース」を採用しており、肌の水分保持能力を高め肌に潤いとハリを与えてくれます。
消臭成分に「柿タンニン」を配合しているので、体臭もしっかりと改善してくれる効果が期待でき、無香料なのでワキガなどのニオイと混じる心配もありません。
無添加・無香料仕様なので、お子様や肌が弱い方でも安心して使用することができるボディソープです。
<口コミ>
ぽんたさん/女性/40歳/評価:⭐⭐⭐⭐☆
ボディタオルもついていて泡立ちもよかったです。
体臭が気になる耳の裏やデリケートゾーンなどを重点に洗いました。もっとスースーと爽快感があるボディーソープなのかなと思っていましたが特にスースーしたりミントの匂いがするなどのボディーソープではありません。
無臭なので家族も一緒に使っていました。汗をかいても汗が以前に比べ臭わなくなった気がします。
出典:BiDAN口コミ特集
【参考記事】デオシークの口コミや有効成分の詳細はこちら↓↓
②柿渋石鹸
公式サイト 販売価格 |
単品購入 | 定期購入 |
2,037円(税込) +送料 |
943円(税込) +送料無料 |
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内容量 | 100g | |
香り | せっけん | |
殺菌成分 | ・グリチルリチン酸ジカリウム ・イソプロメチルフェノール |
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消臭成分 | ・柿タンニン ・茶カテキン |
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保湿成分 | ・ヒアルロン酸 ・コラーゲン |
<商品特徴>
柿渋石鹸は名前の由来にもなっている通り、消臭成分の「柿タンニン」を他の商品よりも多く配合しています。
加齢臭や足の臭いなどの対策に、効果が期待できる商品で、今回紹介している中で唯一の固形タイプということもあり、固形タイプが良いという方にもおすすめです。
柿タンニン以外にも殺菌成分に「イソプロメチルフェノール」、保湿成分に「ヒアルロン酸」を配合しており薬用ボディソープとして高い効果が期待できます。
公式サイトで定期購入すると、他の商品と比べて価格帯が安価なのでお試ししやすい商品です。
<口コミ>
はぴかむさん/男性/50歳/評価:⭐⭐⭐⭐⭐
今年の暑さのためか、年齢的なためか仕事なかにかいた汗がとても気になりました。デオドラント効果のあるものをさがしてたら、柿渋石鹸が目にとまり、早速購入しました。
香りは、爽やかな感じで匂いでごまかす感じではないのがよいです。洗い上がりはさっぱりです。使いはじめて、自分のにおいは気にならないようになりました。効果は実感しています。
出典:BiDAN口コミ特集
【参考記事】柿渋石鹸の口コミや有効成分の詳細はこちら↓↓
③アジカグランテック
公式サイト 販売価格 |
単品購入 | 定期購入 |
3,980円(税込) +送料 |
2,980円(税込) +送料無料 |
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内容量 | 300ml | |
香り | レモングラス | |
殺菌成分 | ・銀イオン ・グリチルリチン酸2K |
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消臭成分 | ・竹炭 ・チャ葉エキス |
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保湿成分 | ・ヒアルロン酸Na ・低分子コラーゲン |
<商品特徴>
アジカグランテックは2018年にモンドセレクションで銀賞を獲得している男性の加齢臭・体臭の対策のために開発されたボディソープです。
男性の加齢臭・体臭を消臭するために消臭成分に「竹炭」を配合しており、ニオイ物質を竹炭の表面に吸着させることにより高い消臭効果を発揮してくれます。
殺菌・抗菌作用のある成分として「銀イオン」を配合しており、皮膚上の雑菌への殺菌効果はもちろん、菌が繁殖して
また近年注目を浴びている成分「バイオエコリア」を配合しており、皮膚上の善玉菌と悪玉菌のバランスを整え、ニオイの発生しにくい環境を作ります。
<口コミ>
通勤電車の中や、仕事で人と対面する時に、自分の加齢臭が気になり始めました。そこで、この石鹸で体と頭を洗い始めたところ、自分でも感じていた加齢臭が、自分ではわからないレベルにまで、激減しました。効果あると思います。
出典:アジカ公式モニター
④ウルオス スキンウォッシュ
参考価格 | 1,180円 | |
内容量 | 500ml | |
香り | 無香料 | |
主な成分 | シメン-5-オール、グリチルリチン酸2K |
<商品特徴>
男性向け商品のウルオスシリーズのボディソープです。加齢臭対策にも効果を発揮します。
医薬部外品として認められており、商品の品質は高いと言えます。
男性向けではありますが、泡立ち、泡持ちが良く、肌への負担は少ないです。
<口コミ>
臭いが気になる旦那が使ってます
私も使ったりします、泡立ちもよく
さっぱり爽やかです。
出典:楽天
⑤キュレル
参考価格 | 1,296円 | |
内容量 | 480ml | |
香り | 無香料 | |
主な成分 | グリチルリチン酸2K 濃グリセリン |
<商品特徴>
薬用成分としては抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウムを配合しており、肌の炎症を抑えることができます。
肌の保湿状態を維持できる保湿タイプのボディソープとなっており、また低刺激のため乾燥肌や敏感肌の方でも使用することが可能です。
<口コミ>
アトピーのむすめ
これじゃないとダメです
薬局で買うより安く購入できるので助かってます出典:楽天
⑥クリアレックス W
参考価格 | 2,079円 | |
内容量 | 450ml | |
香り | 無香料 | |
主な成分 | グリチルリチン酸ジカリウム |
<商品特徴>
肌に優しいボディソープとして人気のクリアレックスWです。
有効成分であるグリチルリチン酸ジカリウムは抗炎症作用があり、消臭効果やニキビケアに効果的です。さらにトリクロサンは殺菌効果が高く、ニキビや臭いケアに効果的です。
無香料で、パラベンフリー、さらにアレルギーテスト済みで、敏感肌やアトピーの人にも多く支持されています。
保湿効果にラベンダー油が使われているのでほんのり香りがしますが、あまり気になりません。サッパリとした洗い上がりです。
<口コミ>
近くの薬局で偶々見付けて買いました。
ニオイや、菌(グラム陰性、陽性のみ)に効果があると言うことで◎
発がん性なども言われているけど、肌のトラブルを防止する方が、まずは先。ある程度落ち着いてきたら、使用量を控えたりするなどして対処すれば◎
これより、更に強いコラージュのフルフルの方が、真菌類にも効果がある様です。出典:楽天
⑦ユースキン ボディソープS
参考価格 | 1,027円 | |
内容量 | 500ml | |
香り | 無香料 | |
殺菌成分 | グリチルリチン酸2K |
<商品特徴>
マイルドで肌に優しい低刺激なボディソープです。
効果としては、シソエキスで抗炎症、防腐、収れん作用、オレンジ油でリラックス効果と保湿、皮膚の活性、清浄作用が期待されます。
他にもアラントインという牛から抽出した成分で抗炎症作用、細胞活性化作用が期待され、グリチルリチン酸2Kは低刺激で皮膚抗炎症作用、解毒作用、抗アレルギー作用が期待されます。
<口コミ>
これが無いと私は辛い?カサカサ肌なのか、かゆいところができてなかなか治らない。
医者の皮膚関係の薬もなかなか効かない・・ところがある時(数年前)ある薬局で勧められてこれを使ったら何と・・効果テキメン。それ以来これは手放した事がない・・のだが。
最近町の薬局で売っていない(取寄せはできる)のだ、値段が少々高いからかもしれないが効果が知られていなのだろう。
そこで通販で探したら・・簡単にあった、しかも薬局より安い送料入れても安い。
救われたような気持ちになったのです。
ちなみに小生68歳の男であります。出典;楽天
⑧素あわ
参考価格 | 2,160円 | |
内容量 | 500ml | |
香り | 無香料 | |
主な成分 | グリチルリチン酸2K |
<商品特徴>
ポンプ式で泡立て不要なのが特徴のボディソープ、薬用素あわです。
有効成分、グリチルリチン酸2Kは低刺激で抗炎症作用、抗アレルギー作用が高く、コラーゲンやヒアルロン酸を配合し肌に潤いを与え、独自技術の泡で洗う事で、肌の摩擦をふせぎ、弱い肌にも優しく洗い上げます。
<口コミ>
肌に優しいだけじゃなく、泡がとてもなめらかなうえしっかりしているので、泡に包まれている感じでとても気持ちいいです。
出典;楽天
⑨BS薬用ボディソープ
参考価格 | 1,239円 | |
内容量 | 350ml | |
香り | 無香料 | |
主な成分 | ヒノキチオール |
<商品特徴>
産婦人科でも勧められるほど低刺激で赤ちゃんにも使えることで知られるのがBS薬用ボディソープです。
医薬部外品で、有効成分ヒノキチオールで、殺菌、抗菌効果、消炎効果が高くアトピーやニキビケア、消臭効果も期待されます。赤ちゃんから肌の弱い大人まで、低刺激で肌を清潔に保ってくれることが魅力のボディソープです。
無添加で肌に優しく香りもないので、幅広く使えます。
<口コミ>
上の子が乾燥に弱く、小さい頃からずっとこれです。
これで乾燥しない訳ではないのですが、他の物よりは肌に合っています。
もう何度リピした事か・・
手放せません。
ただ、お値段が近所のドラッグストアの方が断然安く(容量も全く同じなのに・・)もうこちらで購入する事はないかな、と思います。
モノはとてもよく、我が子たちには合っています。出典:楽天
⑩デ・オウ 薬用クレンジングウォッシュ
参考価格 | 1,080円 | |
内容量 | 520ml | |
香り | シトラスハーブ | |
殺菌成分 | ・薬用炭 ・ベンゼルコニウム塩化物 |
<商品特徴>
薬用の炭を活用し、毛穴に詰まった臭いの元となる皮脂を吸着し、臭いを抑えることができます。
吸着力があるため、汗や汗によるベタつきを抑えることも可能です。
香りもクセのないシトラスハーブの香りです。
<口コミ>
ベルさん/女性/34歳/評価:⭐⭐⭐⭐☆
夏に子供を遊びに連れて行ったり、スポーツの応援等で汗をかく機会が多くなり、汗臭さが気になり、汗っかきな子供と夫、私で使ってみました。
普通のボディソープや女性向けのものとは違い、洗い上がりがサッパリし、汗の匂いも日焼け止めもしっかり落ちていました。それだけ洗浄力があるのだと思いました。翌日からの効果を期待していましたが、汚れがしっかり落ちている分匂いは減ったと思います。使い続けると更に効果的だと思います。香りも好きです。
出典:BiDAN口コミ特集
体臭対策に効果的な成分の解説
ここでは薬用ボディソープに必要な有効成分について解説していきます。
以下の成分が含まれている薬用ボディソープを選ぶことで、より効果が発揮できると思います。
殺菌成分 | ①イソプロメチルフェノール |
②グリチルリチン酸ジカリウム | |
③銀イオン | |
保湿成分 | ①グリコシルトレハロース |
②ヒアルロン酸 | |
③セラミド | |
消臭成分 |
①柿タンニン(柿渋エキス) |
②炭(活性炭、竹炭) | |
③ミョウバン |
3つの殺菌成分
消臭対策に有効な3つの殺菌成分をご紹介します。
①イソプロメチルフェノール (o-シメン-5-オール)
高い殺菌能力と肌へ低刺激なことから多くの薬用ボディソープに配合されている成分です。
ボディソープ以外にも制汗剤やニキビケア用品にも多く使用されている成分です。
安全性が高く安心して使うことができる成分ですので薬用ボディソープを買う際は成分表示にイソプロメチルフェノール の記載があるか確認してみてください。
②グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)
グリチルリチン酸ジカリウムは甘草という根に含まれている成分で、元々は漢方の原料として利用されていました。
ボディソープの他にも口内炎や喉の炎症を抑えるために使われている成分で殺菌作用の他に抗炎症作用、抗アレルギー作用があります。
名前を聞くと化学物質のように聞こえますが植物由来の天然成分なので安全性も高い成分になります。
③銀イオン
ボディソープ以外にも多くの商品で配合されている殺菌成分です。
銀イオンには殺菌作用の他に抗菌作用があり、銀イオン配合のボディソープを使うことによって皮膚上の雑菌の繁殖を防ぐ効果が期待できます。
3つの保湿成分
薬用ボディソープ選びに有効な3つの成分を紹介します。
①グリコシルトレハロース
グリコシルトレハロースはもともと自然の植物や微生物のなかに存在している成分で、そこから抽出したのがグレコシルトレハロースです。
トレハロースという成分はシイタケにも含まれている成分で、カラカラに干したシイタケを水に浸した時に元に戻るのは、トレハロースの作用によるものです。
人間の肌にもトレハロースを送り込むことによって、肌の水分保持能力が高まり潤いとハリのある肌を作ることができます。
②ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は元々人間の皮膚に備わっている成分で、肌の水分を保持する役割を担っています。
乾燥肌の人などは肌のヒアルロン酸が足りていない場合がありますのでヒアルロン酸を配合しているボディソープで補ってあげることで肌の潤いを保つことができます。
③セラミド
セラミドは肌の1番外側で肌を保湿する役割を担っている成分です。
こちらもヒアルロン酸同様に不足すると乾燥肌の原因になります。
ボディソープでしっかりと補うようにしましょう。
3つの消臭成分
ボディソープ選ぶで消臭効果を発揮する有効な成分を3つご紹介します。
①柿タンニン(柿渋エキス)
柿渋エキスは消臭成分の代表的な成分です。
同じく代表的な消臭成分である茶カテキンの約25倍の消臭力があると言われており、柿の成分が悪臭を無臭に変換する効果が実証されております。
こちらは天然成分ですので体に優しいというのも魅力的な点のひとつです。
②炭(活性炭、竹炭)
ボディソープ以外にも多くの消臭、脱臭商品に含まれている炭です。
炭は成分の表面がスポンジのような形状をしているためニオイの原因を吸着させることによって消臭効果を発揮します。
こちらも体に害のない天然由来の成分ですので配合されていても安心して使用できます。
③ミョウバン(焼ミョウバン)
古くはローマの時代から消臭成分として使用されていたという史実がある程、消臭成分としての歴史が長いミョウバンです。
ミョウバンはナスの浅漬けなどの色落ち防止にも使用されているくらい、食べ物に使用しても大丈夫という安全性があります。
ミョウバンは水に溶けると酸性を示すため、アルカリ性を好むニオイの原因菌に対して中和作用を発揮してニオイを発生させない環境を作り出します。
敏感肌の方は添加物に要注意
アトピーや敏感肌の人は、有効な成分が配合されていることも重要ですが、肌への刺激が強い成分が配合されていないということも重要になります。
ここでは、アトピーや敏感肌の人には刺激が強すぎる可能性のある4つの添加物を紹介します。
①トリクロサン、ジブチルヒドロキシトルフィン
殺菌力が強すぎて発がん性があり、皮膚炎や過敏症を起こしやすい成分です。
②キレート剤、エデト酸塩、EDTA
泡立ちをよくする成分で皮膚への刺激が若干強い成分です。
プロピレングリコール、ポリエチレングリコール
保湿剤として使用されている成分です。発がん性があり皮膚炎などを起こす可能性のある成分です。
③ラウリン硫酸塩、ステアレス、コカミド
洗浄力が強くアトピーや敏感肌の人にはおすすめできない成分です。皮膚のなかに成分が溜まってしまい皮脂を根こそぎ取り除いてしまう可能性があり、アトピー性皮膚炎を起こす危険性があります。
④ハラペン、香酸銀
防腐剤として使用されていることも多い成分で、皮膚への刺激が強くアレルギーや肝機能低下の原因となる可能性のある成分です。
界面活性剤が肌に悪いと言われる理由
ボディソープに含まれていることの多い界面活性剤ですが、肌に悪いと言われているのはなぜなのでしょうか?
ここでは界面活性剤について解説をしていきたいと思います。
界面活性剤は主に2種類に分けられ「天然界面活性剤」と「合成界面活性剤」に分けられます。
天然界面活性剤は「もともと自然界のなかに存在している界面活性剤」を指します。
主な成分にはサポニンやリン脂質、ペプチドなどが挙げられます。
対して合成界面活性剤は「科学的に作られた界面活性剤」を指します。
さらに合成界面活性剤の中でも「天然系合成界面活性剤」と「石油系合成界面活性剤」の2つに分けられます。
主な天然系合成界面活性剤には、ラウリン酸Naやアシルグルタミン酸、ショ糖脂肪酸エステル
石油系合成界面活性剤にはラウリル酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩などが挙げられます。
界面活性剤がボディソープに含まれている理由
界面活性剤の大きな作用としては「本来混じり合わない油(皮脂)と水を混じり合わせる作用(乳化作用)」があるということです。
界面活性剤は上記のように、油になじむ部分(親油基)と水になじむ部分(親水基)がくっついた成分です。
界面活性剤の親油基が皮膚についた皮脂汚れと結びつき、親水基が水分と結びつくことで、本来結びつくことがない水と油の架け橋のような役割を果たして皮脂汚れを浮かせて落とします。
これが、ボディソープに界面活性剤が含まれている理由です。
皮膚に刺激の強い界面活性剤
天然界面活性剤と天然系合成界面活性剤に関しては肌への刺激は少なめなのですが、石油系合成界面活性剤のなかには肌に刺激の強い成分があります。肌への刺激が強い石油系合成界面活性剤を下記にご紹介します。
- ラウリル硫酸ナトリウム(ドデシル硫酸ナトリウム)
- ラウレス硫酸ナトリウム(ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩)
- ラウリル硫酸アンモニウム
- ラウレス硫酸アンモニウム
- パレス-3硫酸ナトリウム
- パレス-3硫酸アンモニウム
- スルホン酸ナトリウム
- キシレンスルホン酸アンモニウム
正しい薬用ボディソープの使い方
薬用ボディソープを購入したとしても間違った使い方をすると肌にダメージを与えてしまいます。
まずは以下の注意点を確認し、薬用ボディソープを効果的に使用しましょう。
<洗う際の注意点>
体を洗う際の注意点は、次の3つです。
- よく泡をたてて、泡で洗うこと
- ハード系の硬いタオルはできれば使用しないこと
- 体臭が気になる方は脇や足の指の間など普段洗いづらい部分を重点的に洗うこと
<お風呂上がりの注意点>
お風呂上がりの注意点は、次の2つです。
- お風呂上がりはすぐに身体の水分を拭き取る
- 拭き取るタオルはキメの細かい、ふわふわのタオルを使用する
まとめ
薬用ボディソープについてご理解いただけましたでしょうか?
薬用ボディソープを選ぶからには「殺菌力」「保湿力」「消臭力」のあるボディソープを選ぶことをおすすめします。
少々値段の張るボディソープもありますが、本気で体臭ケアを考えるのであれば必要な出費なのかもしれません。
もう一度おすすめボディソープの情報が知りたい方はこちら
⇒「市販薬用おすすめボディソープ10選」
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