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脂ギッシュは体臭が強烈なサイン!?
実は、体臭の発生ルートには2種類あります。雑菌の繁殖による「細菌ルート」と、皮脂の酸化による「皮脂ルート」です。

皮脂の酸化した体臭は、衣服にもついてなかなか落ちません
▼ 体臭治療をされているクリニックの先生の話▼
体の臭いの発生には大きくわけて2つのルートがあります。
一つは、それはワキガ臭や汗の臭いのように、皮膚の上で雑菌の発酵分解作用による「細菌ルート」です。
もう一つは、皮脂などのニオイの元が酸化されてニオイ成分となり、皮脂腺や皮膚などから直接放出される「酸化ルート」です。出典:五味クリニック
皮脂から体臭が漂う理由
なぜ皮脂から体臭が漂うのか?と考えると、ちょっと不思議ですよね。
実は、皮脂の中には、ニオイの原因となる物質が豊富に含まれているのです。
例えば、加齢臭の原因となるノネナール。ノネナールの元となる成分は「パルミトオレイン酸」という脂肪酸。
「パルミトオレイン酸」は、加齢とともに皮脂の中の分泌量が増えていきます。
そして、このパルミトオレイン酸が酸化すると、「ノネナール」ができあがるのです。

皮脂が酸化すると臭~い体臭が……
皮脂の酸化を防ぐ得策とは…?
皮脂を酸化させるのは「過酸化脂質」です。肌の上で過酸化脂質と皮脂が出会うと、急速に皮脂は酸化してしまうのです。
では、酸化しないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
そうです。過酸化脂質をなくしてしまえばいいのです。
過酸化脂質は、その名の通り「酸化した脂質」です。酸化とは、「錆びる」こと。
鉄は、一度錆び出すと、そこからどんどん錆びが進行しますよね?
実は、これと同じことが、肌の上でも起きているのです。
酸化した脂質である過酸化脂質が皮脂に触れれば、皮脂も酸化していくというわけです。
そして、体臭持ちの人は、皮脂の中にニオイの原因物質をたくさん含ませています。
これが酸化したら……、耐えられないほどのニオイを放つかもしれません。
酸化させないためには、「過酸化脂質」を減らす生活をしましょう。
過酸化脂質の元となる脂質は、中性脂肪やコレステロール。
だから、中性脂肪やコレステロールが溜まらない食生活をしてください。
肉類や乳製品などの動物性脂肪の摂取量を少なくし、揚げ物などの脂っこい食事は避けるようにします。
体臭のしない皮脂を出そう!
皮脂を酸化させる過酸化脂質の量を減らす努力をしながら、皮脂自体に含まれる体臭の原因物質も抑えられるようにすれば、両方面から体臭を抑制できます。
皮脂の中から体臭物質を減らすためには、まずは水分補給をしっかりとすること。
水分不足の体では、皮脂が凝縮されて、その分ニオイも強くなってしまいます。
また、水分をしっかり摂って、汗や尿として排泄することも重要です。
そうしないと、体の中の老廃物や毒素を排出するタイミングを失ってしまいます。すると、それもまた体臭の原因となるのです。

体臭がしない体はスッキリして気持ちがいいですし、周囲の目が気にならないのがうれしいですよね
全身全ての皮脂をクリアにするために
皮脂は全身のいろいろな場所から出ています。
体臭のする皮脂が出ない工夫、皮脂を酸化させる成分が出ない工夫をしながら、全身一気に皮脂をクリアにするために「お風呂の時間」を有効活用しましょう。
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