更新日:

薬剤師/公認スポーツファーマシスト/認定薬剤師
都内の薬科大学を卒業後、調剤薬局に入社し、管理薬剤師として、乾燥肌や敏感肌で悩む患者様のサ...
ボディソープを選ぶ際にぜひ注意してほしいのが、乾燥を感じている方は洗浄力の強い合成界面活性剤や合成着色料、香料が配合されているボディソープは選ばないということです。保湿成分が配合されているボディソープの中でも実は刺激の強いボディソープが配合されているものもあり、肌をより乾燥させる原因にしてしまったり、炎症の原因となります。
またボディソープを使用するタオルやスポンジも重要で、キメの粗いタオルやアカスリタオルは肌のバリア機能をしている角質層を傷つけてしまうので、できるだけ泡立ちが良いスポンジで、泡を立て、その泡で肌を洗うようにしましょう。
お風呂を上がったあとの身体をふくタオルもなるべく、キメの細かい柔らかいタオルにし、こすらないように、水分を吸水する感じで使用するようにしましょう。
また肌は水気がある時の方がボディクリームの吸収が良いので、お風呂上がりの5分以内にはボディクリームを使用し、肌の保湿状態を高めるようにしましょう。
ぜひあなたの肌にあったボディソープを適切にしようし、乾燥肌対策をおこなってください!
乾燥肌・敏感肌とボディソープの関係性
乾燥肌・敏感肌とボディソープには大きな関係があります。というのも、乾燥肌と敏感肌に共通するのが「肌のバリア機能が低下している」ということ。
ボディソープ選びを間違えると、肌のバリア機能の低下がより顕著になってしまう可能性があるのです。肌に合わないボディソープや刺激の強いものを使用すると、肌を守る役割を果たす角質層を傷つけてしまいます。
その結果、バリア機能が低下し、どんどん乾燥肌や敏感肌が悪化してしまうのです。
肌質を改善するためには、角質層を傷つけない刺激の少ないボディソープ・バリア機能を向上させる保湿ボディソープを選ぶことが大切です。
保湿ボディソープの正しい3つの選び方
次に、保湿ボディソープの正しい3つの選び方についてご説明していきます。
①弱酸性のアミノ酸系成分が配合されている
保湿ボディソープの選び方①は「アミノ酸系成分が配合されている」ということ。乾燥肌・敏感肌にとって刺激が少ないアミノ酸系成分が配合された保湿ボディソープを選びましょう。
アミノ酸系の成分としては「ヤシ油脂肪酸」などが挙げられます。パッケージ裏の成分表を確認し、どんな成分が配合されているか確認の上購入しましょう。
②保湿・美肌成分が配合されている
保湿ボディソープの選び方②は「保湿・美肌成分が配合されている」ということ。乾燥肌・敏感肌は保湿成分や美容成分を取り入れ、肌機能を向上させる必要があります。
抗炎症成分である「グリチルリチン酸ジカリウム」や保湿効果の高い「コラーゲン」「ヒアルロン酸」などが配合されている保湿ボディソープを選びましょう。
③洗浄力の強いボディソープは避ける
保湿ボディソープの選び方③は「洗浄力の高いボディソープは避ける」ということ。洗浄力が高いボディソープは、乾燥肌・敏感肌の角質層を傷つけてしまう恐れがあります。
安価で市販されている洗浄力のボディソープは避けるようにしましょう。界面活性剤などが配合されているものには注意が必要です。
市販の保湿ボディソープTOP8
次に、保湿ボディソープの正しい3つの選び方に基づいた市販の保湿ボディソープをご紹介していきます。
デオシーク
内容量:300ml
値段:¥2480
<保湿成分・安全性>
デオシークには天然保湿成分が豊富に配合されています。「シャクヤクエキス」「紅藻」「アマチャエキス」などが肌にしっかりとうるおいを与え、敏感肌・乾燥肌を改善へと導きます。
さらに、抗炎症成分を持つ「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合、肌トラブルが起こりがちな敏感肌を優しく労わります。
そのほかにも「イソプロピルメチルフェノール」など殺菌成分が配合されており、ニキビ対策・体臭対策としても活用できるでしょう。
また、天然成分が豊富なので安心して使用できます。
<口コミ>
詳細はこちら⇒「デオシークのボディソープ・クリームの口コミ・効果総まとめ!」
クリアネオ パール
内容量:300ml
値段:¥3480
<保湿成分・安全性>
体内で水分を保持する作用を持つ「ヒアルロン酸Na」高い保湿効果を持つ「アロエベラ葉エキス」保湿・収斂作用を持つ「アルゲエキス」表皮の水分を保つ働きを持つ「シャクヤク根エキス」の計4つの保湿成分を配合。
肌のバリア機能が低下した状態をしっかりと改善します。
さらに、抗菌作用や殺菌作用を持つ成分が豊富に含まれているため、気になる体臭もしっかりカバー。肌状態を改善させながら臭い対策も行えます。
また、アレルギー性が非常に低く安全性の高いボディソープだと言えるでしょう。
<口コミ>
クリアネオの有効成分や口コミはこちら⇒「クリアネオのボディソープの効果とは?!悪い口コミ・良い口コミまとめ」
バウンシア
内容量:550ml
値段:¥601
<商品特徴>
保湿効果の高い「コラーゲン」「ヒアルロン酸」などを配合。ホイップクリームのようなきめ細かな泡が特徴です。
さらに、「ミルクバター」配合されているので、洗い上がりはしっとりとした感覚。つっぱりやカサつきがないので、乾燥肌・敏感肌の方にぴったりなボディソープだと言えるでしょう。
濃密泡の高保湿ボディソープで優しく体を洗い上げることが可能です。また、植物由来成分が多く配合されているため、肌に優しく安心感も抜群です。
<口コミ>
バスリリー(泡立てネットみたいなやつ)で使ってみましたが少しの量で物凄く泡だったので焦りました(^◇^;)
洗い上がりはすごくしっとりです!
匂いもほのかに残る程度ですから、男性でも問題なく使えますね。
ボタニカル ボディーソープ
内容量:490ml
値段:¥1080
<商品特徴>
植物由来成分・硫酸系成分フリーの肌にとことん優しいボディソープ。乾燥肌・敏感肌の方でも安心して使用できるでしょう。もちろん、肌を痛めると言われている「ラウレル硫酸Na」「ラウリル硫酸Na」も無配合となっています。
また、「シア脂」「カカオ脂」「ヤシ油」「アーモンド果実エキス」などの天然物を使用した「ボタニカルバターミルク」が肌へと溶け出しうるおいを与えます。とても保湿効果の高いボディソープです。
<口コミ>
夏でもたまに粉が吹いてしまうようなひどい乾燥肌で、ここ最近は加湿器を使っても乾燥が酷く全身痒かったのですが、これを使って3日ほどで乾燥も徐々に治り、かゆみも治まりました。
少し高いですが損ではなかったです。
ダウ
内容量:480ml
値段:¥821
<商品特徴>
うるおい成分が角質層にしっかりと浸透。ダヴ史上最高の高保湿ミルクが配合されているので、乾燥肌・敏感肌の方にもぴったりなボディソープ。クリーミーな泡で優しく洗い上げることができます。
保湿成分としては「ステアリン酸」「グリセリン水溶液」「ココイルグリシンK」などが配合されています。しっとりなめらか肌を目指したい方に特におすすめのボディソープです。
<口コミ>
冬場は入浴後の保湿でたいへんだったのですが、これをつかいはじめてからしっとりしていてクリームいらずになりました。
個人差はあるとおもいますが、わたしの肌にはあっていたなと。
少量で泡立ちもとてもよく、なめらかな泡ができます。
今みたら値下がりしていてちょっと悔しいです(笑)
ミノン
内容量:500ml
値段:¥687
<商品特徴>
100%アミノ酸の洗浄成分を使用した低刺激の保湿ボディソープです。
肌本来の潤いを奪わずに、肌の汚れを落とすことができるボディソープとなっています。
低刺激のボディソープとなっているので、敏感肌の方やお子さんでも使用することが可能です。
<口コミ>
生後からずっと、6ヶ月間使用しています。
乾燥しすぎてカサカサになることはなく、良いです。
無添加石けんで洗うと皮膚がキュキュっとなるのですが、これは適度な潤いも残してくれている気がします。
ニベア
内容量:480ml
値段:¥421
<商品特徴>
ラノリンアルコール・グリセリンという保湿成分とシアバターを配合した保湿タイプのボディソープです。
濃厚なホイップ状の泡を作ることができるので、販売サイトにある作り方に基づき泡をつくり、身体をあらうことがおすすめとなっています。
<口コミ>
娘のお気に入り商品です。泡立ちの良さと仕上がり感が抜群に良いという事です。確かに、W濃厚保湿で、このお値段であれば納得出来ます。しかもニベアとあれば信頼も置けます。お得感たっぷりで、おススメの商品だと思います。
キュレル
内容量:480ml
値段:¥1296
<商品特徴>
無香料、無着色となっており、安全性の保証された医学部外品のボディソープとなっています。
炎症を抑える成分も配合しているので、肌荒れなどもおさえることができます。
<口コミ>
液体タイプのキュレルを使っていましたが、ボディースポンジの刺激で肌が荒れてしまったので、泡ボディウオシュを手につけて直接ボディーにすり込んでます。消費量は液体タイプより早い感じがしますが、以前のような肌荒れが無くなりました。
乾燥肌対策ができる保湿ボディソープの正しい使い方
次に、乾燥肌対策ができる保湿ボディソープの正しい使い方についてご説明していきます。
1.手のひらにボディソープをとる
2.泡立てネットでよく泡立てる
3.繊維の柔らかいスポンジやタオルを使い、たっぷりの泡で洗う
4.ぬるま湯で優しく洗い流す
ポイントはたっぷりの泡で洗うこと。少ない泡だと肌を傷つけてしまう恐れがあります。泡立てネットを使用し、きめ細かいもっちりとした泡で身体を洗っていきましょう。
<注意点>
・泡をたてて、泡で洗うこと
・ハード系の硬いタオルはできれば使用しないこと
・体臭が気になる方は脇や足の指の間など普段洗いづらい部分を重点的に洗うこと
お風呂あがりの乾燥対策
最後に、お風呂上りの乾燥対策についてご説明します。
お風呂上りの身体はとても乾燥しているもの。しっかりと保湿を行いましょう。おすすめはボディクリーム。マッサージをしながらゆっくり塗ればリラックス効果も得られます。ボディクリームがない場合は、化粧水や乳液の使用もおすすめです。
また、水分がどんどん失われてしまうため、お風呂上りには、できるだけ早く保湿を行ってください。
まとめ
敏感肌・乾燥肌は、ボディソープひとつで悪化することも改善することもあります。肌とボディソープには深い関係があったのです。今回ご紹介したボディソープはどれも保湿効果の高いもの。使い続けることで、きっと肌状態を向上できるでしょう。
ぜひランキングを参考にご自分にぴったりのボディソープを見つけましょう。
保湿ボディソープ
バウンシア
ボタニカル ボディーソープ
axe
ミノン
ニベア
キュレル
<おすすめ関連記事>
加齢臭・体臭が特に気になる方⇒「加齢臭・体臭を改善、予防できるおすすめボディソープランキング!」
ワキガが気になる方⇒「ワキガ対策用市販・通販ボディソープランキング!使い方や口コミも!」
陰部の臭いが気になる方⇒「デリケートゾーンの臭いにおすすめの市販石鹸・ボディソープランキング」
ボディソープのおすすめランキングはこちら⇒「市販ボディソープ人気おすすめランキングTOP15!泡立ち・香りを解析」