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目次
紫外線とは?
そもそも紫外線とはどのようなものなのでしょうか。
まずは紫外線対策をする前に紫外線とはどのようなものか紹介します。
紫外線の種類
紫外線とは地球に到達する太陽光の中で波長が短く、エネルギーの高い光のことを言います。
紫外線には種類が2種類ありUV-A波、UV-B波があります。
UV-A波はUV-B波ほど有害ではありませんが、長時間浴びることによって細胞を傷つけるため健康被害の原因となります。
窓ガラスや雲も通過してしまい、皮膚の奥まで届いてしまいます。
長時間浴びると日焼けの原因にもなります。
UV-B波は皮膚の表面まで届くので皮膚や眼に有害です。
そのため皮膚がんや日焼けの原因にもなります。
紫外線量が多くなる場合
実は紫外線は時期によって多くなったりします。
まず思いつくのは夏である7月・8月です。
しかし夏以外にも5月から9月まで紫外線量は多くなります。
夏だけ紫外線対策をしていれば大丈夫というわけではありません。
また時間帯に関しては9時から14時とおよそ日中活動する時間は紫外線量が多くなっているので注意が必要です。
また曇っていれば紫外線量は少ないと思っている方は多いのですが、実は紫外線は曇りの時でも浴びているので紫外線対策を怠ると意外と紫外線を浴びていたりします。
よって曇っているからと言って紫外線が全くないわけではないので曇りの時も注意が必要です。
紫外線のメリット・デメリット
紫外線にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
紫外線を浴びることのメリットとデメリットを以下で紹介します。
紫外線のメリット
紫外線を浴びることで人間の皮膚はビタミンDを合成します。
ビタミンDは健康な歯や骨を作るカルシウムの吸収を高めたり、血液中のカルシウム濃度を高めたりするなどのサポートをします。
ほかにも免疫力のサポートや呼吸器感染症の予防、血管や心臓の機能改善、抗がん作用などがあり、健康を保つためには不可欠な成分となっています。
ビタミンDが不足するとどうなるのでしょうか。
成長過程の子供ではX脚やO脚の原因となったり歯や下あごがぐらついたりなど骨の成長障害になるといわれています。
また大人になるとカルシウムの吸収がうまくいかず骨軟化症が起こる原因になります。
さらに高齢者ではもともと必要なビタミンDの量が多いことから不足することで骨粗しょう症になったりします。
このように紫外線を浴びることでビタミンDを合成することができ、免疫力を上げることができます。
またそれ以外にも気分を安定させるセロトニンを生成したり、体内時計を整えたり、血圧を下げるなどのメリットもあります。
紫外線のデメリット
紫外線のデメリットには、
①急性傷害(日焼け)
②慢性傷害
の2つあります。それぞれ詳しく解説をしていきます。
①急性傷害(日焼け)
急性傷害とは一般的に日焼けのことを言います。
日焼けには急性炎症のサンバーンと炎症が引いた後に起こる色素沈着のサンタンの2種類があります。
サンバーンを起こすのはUV-B波で、日焼けした時に皮膚が赤くなるのは真皮の血管が拡張されるからです。
また日焼けした時に皮膚が黒くなるのは紫外線を浴びたことによって皮膚の表皮でメラニン色素が生成されるからです。
メラニン色素は紫外線から皮膚を守るために生成されるため、メラニンが生成されているということは紫外線の害を受けているということになります。
②慢性傷害
慢性障害は光老化とも言い、皮膚を老化させる大きな原因となります。
UV-A波はしわ、たるみの原因に、UV-B波はしみ、そばかすの原因となります。
加齢による老化もありますがこれらの原因は紫外線の影響が80%以上と言われています。
また紫外線はDNAを傷つけます。
DNAは傷ついても修復することができますが、紫外線の刺激が長く続くと修復がうまくいかず皮膚がんなどの腫瘍を起こすこともあります。
また過度な紫外線は白内障を引き起こしたり、皮膚の免疫を低下させるほか皮膚がんに対する抵抗力を低下させたりします。
紫外線のデメリットについて簡単にまとめると以下のようなものが挙げられます。
・光老化(しわなど)
・光発癌
・ニキビ・アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患が悪化
紫外線とニキビの関係
紫外線はニキビとどのような関係なのでしょうか。
また紫外線はニキビを悪化させるのでしょうか。実は紫外線はニキビを悪化させる原因となってしまうのです。
紫外線がニキビを悪化させてしまう原因はいろいろとあります。
UV-B波を浴びることによって活性酸素が発生します。
活性酸素は必要量までなら体にいいものですが、大量に発生すると皮膚にダメージを与えてしまいます。
活性酸素は皮脂を酸化させる作用があるため毛穴に詰まりやすい状態となりニキビの原因となります。
また紫外線は皮膚のバリア機能を攻撃する作用があり、皮膚の水分を奪ったり、雑菌を侵入させやすくします。
それによってニキビの原因であるアクネ菌が侵入しやすくなり、ニキビになりやすくなります。
さらに紫外線を浴びることでメラニンの合成が促進され、色素沈着が進みニキビ跡が残りやすい状態になります。
また紫外線はアクネ菌を増殖させる効果もあるため、上記のように皮膚のバリア機能が低下しているとさらにニキビが悪化する原因となります。
このように紫外線はニキビにとってよくない関係です。
ニキビを悪化させたくない方やニキビができやすい方は特に紫外線対策を怠らないよう注意が必要です。
紫外線を対策する方法
紫外線の被害にあわないためには紫外線対策をすることが必要になります。
紫外線対策にはいろいろな種類があるので自分に合った紫外線対策の方法でしっかりと紫外線の被害にあわないようにしましょう。
以下に紫外線対策の方法をいくつか紹介するので参考にしてください。
①衣服・帽子・日傘などを用いる
近年では紫外線対策用の衣服や帽子、日傘が売られているのでそれをうまく活用しましょう。
紫外線をカットできる生地を使用して作られているので着用するだけで効果があります。
また帽子や日傘は日差しを避ける効果もあるので体感温度も涼しくなる効果もあります。
衣服に関しても紫外線カット効果以外にも接触冷感など接触することで冷たく感じる効果があるものもあるのでうまく活用することで紫外線対策以外にも暑さ対策にもなり暑い時期の外出を快適にしてくれる効果があります。
②日焼け止めを塗る
女性用日焼け止め
①ホワイドヴェール
<特徴>
ホワイトヴェールは安心の日本製で肌に刺激のない無添加な日焼け止めとなっています。
メラニンに生成を抑え、肌を引き締め、整える薬用成分であるトラネキサム酸とグリチルリチル酸ジカリウム、3つの天然由来植物エキスであるアルビニアカツマイダイ種子エキス、カミツレ花エキス、ユズセラミドが配合されています。
<価格>
3,780円
②ミネラルUVクリーム
<特徴>
ミネラルUVクリームは100%自然素材でできており、肌に優しい無添加な日焼け止めとなっています。
エーデルワイスエキス、オウゴン根エキス、アロエベラ葉エキス、カミツレ花エキス、セージ葉エキス、ヒルベリー葉エキスの6種類の植物エキスが紫外線や環境ストレスから肌を守ります。
またローズヒップオイル、マカダミアナッツオイル、バオバブ種子オイルの3種類のオイルが肌のキメを整えます。
また光老化の原因であるUV-A波をブロックする最高基準のSPF50PA++++となっています。
ノンケミカル処方で日焼け止めにありがちな白浮きなどもなく石けんで簡単に落とすことができます。
<価格>
3,780円
男性用日焼け止め
①ZIGEN
<特徴>
ZIGENは男性でも使用しやすい日焼け止めとなっています。
ノンケミカル処方で肌への負担が少ない紫外線反射剤を使用しています。
さらにその紫外線反射剤をアミノ酸処理しており肌に優しくなじみやすい加工をしてあります。
敏感肌の方でも使用できるようパラベンフリー、シリコンフリー、鉱物油フリー、無香料、無着色など余計な成分を配合せず品質を重視しています。
さらにヒアルロン酸とスクワランなどの美容成分を配合しており肌に優しい成分でできています。
石けんだけで落とすこともできるので男性でもお風呂で簡単にオフすることができます。
<価格>
3,780円
②マージェンス
<特徴>
マージェンスは女性社員が制作した男性向けの日焼け止めとなっており、日焼け止め以外にもニオイケアやスキンケアに効果のある商品となっています。
機能性香料を配合しており汗くささはもちろん、男性特有の脂臭いにおいを特殊香料「ニュートラル」でさわやかなシトラス&マリンノートの香りにします。
香りは3~4時間は持続するため汗くささなど臭いを気にする時期にはとても便利です。
また肌に負担が少なく、日常使いしやすいようSPF20・PA++にしてあります。
汗で簡単に流れることもないので男性でも安心して使用できます。
<価格>
3,780円
③日焼け止めサプリメントを飲む
日焼け止めは紫外線対策にとても効果のあるものです。
しかし紫外線は目からも侵入してくるのです。日焼け止めは目に塗ることはできないので、こんな時は日焼け止めサプリメントを活用しましょう。
日焼け止めサプリメントには目から侵入する紫外線を対策する成分を含んでいるので日焼け止めだけでは対策できない部分にも対策をすることができます。
また上記であった紫外線のメリットであるビタミンDについても日焼け止めサプリメントに配合されているものが多く、紫外線を対策しながら紫外線のメリットであるビタミンDを摂取することができます。
以下に日焼け止めサプリメントを紹介するので参考にしてください。
①ホワイドヴェール
<特徴>
ホワイトヴェールはモンドセレクションで銀賞を受賞するなど品質にこだわった日焼け止めサプリメントとなっています。
メディアでも数多く紹介されており、人気もあります。
100%植物由来のニュートロックスサンというシトラス&ローズマリーから抽出した天然ポリフェノールを配合しており、飲み続けるごとに保護力をアップしていきます。
さらに植物由来の美容成分であるザクロエキス、メロンプラセンタ、ルテイン、クロセチン、ローズ、アーティチョークを配合しています。
また天然オーガニックビタミン&ミネラルであるグァバ、アムラ、レモン、ホーリーバジル、トマトを贅沢に配合しており紫外線対策だけでなく美容にも効果があります。
<価格>
初回限定 980円
2回目以降 4980円
②P.O.L.C
<特徴>
P.O.L.C.は楽天アメリカ・フランス2か国で第1位を獲得するなど海外でも人気の日焼け止めサプリメントとなっています。
馴染みの良いフィッシュ由来のウォーターコラーゲンを配合しており消費されたコラーゲンをしっかりと補ってくれます。
また美容成分であるリコピン、ザクロ抽出物、ヒドロキシチロソール、オールナチュラルVM、クロセチンを配合しいます。
さらに海外で注目されているニュートロックサンというグレープフルーツとローズマリーから抽出された成分で紫外線から皮膚を保護してくれます。
<口コミ>
<価格>
単品コース 9800円
定期購入コース 6980円
③noUV(ノーブ)
<特徴>
ノーブは紫外線対策以外にも美容成分も多く含んだ日焼け止めサプリメントとなっています。
主成分であるPLエキスという亜熱帯の野生植物の成分を配合しており、さらにビタミンC、リコピン、ビタミンE、ビタミンB12、ルテイン、クロセチンを配合しています。
また美容成分としてL-システイン、ビタミンB2、パイナップルフィトール、メロンプラセンタ、セラミド、コラーゲンペプチド、ヒアルロン酸分解成分が配合されており紫外線対策だけでなく美容にも効果を発揮します。
<口コミ>
<価格>
通常価格10,584円⇒7,344円
必ずスキンケアは行いましょう!
ニキビを悪化させないためにはスキンケアが重要になってきます。
スキンケアを正しく行うことでニキビを改善することができるので以下に紹介する方法を参考にニキビを対策するようにしてください。
洗顔
正しい洗顔をすることで毛穴をしっかりと洗浄し、肌の清潔を保ちます。
ニキビ対策には肌の清潔を保つことが重要となりますのでしっかりと洗浄するようにしましょう。
以下が正しい洗顔の手順となります。
①32~35度のぬるま湯で肌をすすぐ
肌をすすぐ際にはぬるま湯を使用するようにします。冷たい水ですすぐとほこりなどの汚れは落ちますが、皮脂などの汚れは落ちにくくなります。
逆に熱いお湯ですすぐと皮脂が落ちすぎてしまうので32~35度のぬるま湯が適度な温度となります。
ぬるま湯ですすぐことで適度に皮脂が浮き上がり、肌に負担をかけずにすすぐことができます。
②素早く、優しい洗顔で肌に負担をかけない
洗顔料などには洗浄力の強い界面活性剤が使用されています。
洗浄力が強すぎると肌を守る機能まで壊れてしまうのでクレンジングは1分以内、洗顔は1分半を目安に洗い流すようにします
。洗い流す際にはシャワーなどは刺激が強いので使用せず、たくさんのぬるま湯を使用し優しく包むようにして流すようにしましょう。
③指先に力を入れない
指先に力を入れると摩擦が生じ、摩擦によって肌表面が傷ついてしまいます。
傷ついた部分から水分が逃げだし、その部分からニキビの原因となる乾燥を引き起こしてしまいます。
洗顔をする際は肌をごしごしこすらないことを意識して指先に力が入っていないかを常に確認しならが洗顔をするようにしましょう。
化粧水
ニキビにならないためには肌を保湿することが重要です。中でも化粧水は肌を柔軟に整えうるおいを与える重要なアイテムといえます。
そこで正しい化粧水の使用方法を紹介するのでニキビ対策に役立ててください。
①洗顔後になるべく早く化粧水をつける
洗顔後の肌は猛スピードで水分を失っていきます。
よって洗顔後はすばやく化粧水を使用するようにしましょう。
すぐに使用できない方はスプレータイプの化粧水を顔全体にまんべんなく吹きかけ、後でゆっくりとお手入れすることをおすすめします。
②ハンドプレスで包み込むようにする
手のひらを使用して化粧水を使用することでニキビへの負担が最小限になります。
また手のひらの暖かさで浸透率も高まります。
やり方は清潔にした手のひらに化粧水をのせ、顔全体に塗布した後、ゆっくりと肌を包み込むようにプレスします。
このとき何度もパッティングしたり、手を滑らしたりすると肌への刺激になってしまうので控えるようにしましょう。
③重ね付けは2~3回まで
肌が保湿できる量には限りがあるのでたくさんつければ効果が高まるというわけではありません。
逆に何度も重ね付けすることで摩擦が増えてしまい肌への負担となってしまうこともあるので重ね付けは2~3回にとどめておきましょう。
美容液
美容液には肌の乾燥を防ぐ効果があります。
ニキビの原因は肌の乾燥もあるため美容液を効果的に使用することでニキビ対策にもつながります。
以下にニキビに効果的な美容液の選び方を紹介します。
①高保湿な美容液を選ぶ
ニキビ対策にはとにかく肌を保湿する必要があります。
保湿成分でも特に効果の高いセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンが配合されている美容液を選ぶようにしましょう。
②有効成を多く含んだ美容液を選ぶ
ニキビに対して特に有効な成分はグリチルリチル酸になります。
この成分が配合されている美容液は医薬部外品として認められており、他の美容液よりもニキビをできにくくなる作用が期待されます。
③ニキビを刺激する成分が配合されていない美容液を選ぶ
ニキビを刺激する成分が含まれている美容液を使用していてはニキビを治すことはできません。
そのためニキビの原因となる脂やニキビへの刺激となるアルコールを含んでいないオイルフリー、アルコールフリーの美容液を選びましょう。
乳液
ニキビに乳液はよくないと思っている方は少なくないですが、正しく乳液を使用することでニキビを改善することができます。
以下に正しい乳液の使い方を紹介するので参考にしてください。
①ニキビ部分には少なめにする
皮脂の分泌が多いTゾーンやニキビ部分は乳液を多く塗ってしまうと油分が多くなってしまうので少なめに塗るようにしましょう。
また塗るときは刺激を少なくするために手のひらで押さえつけるように塗りましょう。
乾燥している部分には2回くらい塗ると効果的です。
②つけすぎてしまう方はコットンを使用する
どうしてもつけすぎてしまう方はコットンに付けてから塗るとムラなくつけることができるのでおすすめです。
また余計な油分も残らないのでニキビ対策にも効果的です。
ただしコットンを使用する際には摩擦が起きないように優しく滑らせるようにしましょう。
ニキビ肌の紫外線対策方法のまとめ!
紫外線はメリットもありますが、過剰に浴びることでデメリットも出てきます。
特にニキビには日焼けは悪影響を与えることとなるのでしっかりとした対策が必要になってきます。
紫外線対策には日焼け止めや日焼け止めサプリメントがとても有効となってきます。
日焼け止めは紫外線をしっかりとカットしニキビへの悪影響も防いでくれる効果があります。
ただし、目から侵入する紫外線には対策することができないのでサングラスなどを併用する必要があります。
日焼け止めサプリメントは飲むことで効果を発揮するもので目から侵入する紫外線にも効果を発揮します。
また飲むだけで紫外線対策ができるので紫外線対策用の衣服や帽子などを着用するわずらわしさはありません。
ただし日焼け止めサプリメントは継続して摂取しないと効果を得られないので飲み始めてすぐに効果を発揮しないというデメリットはあります。
このように日焼け止めと日焼け止めサプリメントには違った効果があるため自分に合ったものを使用して紫外線対策をすることをおすすめします。
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