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自宅で歯を白くしたい?
人前で笑顔を見せたいと思っていても、黄ばんだ歯のままでは恥ずかしくて笑う事すら躊躇われます。
ですが、黄ばみを綺麗に取り除くことができたなら自信を持って笑顔を見せられますし、恥ずかしい思いをする事もありません。
また、勤務先での交渉事や人との付き合いをするなかでも笑顔はとても大切です。
白い歯が見えるだけで清潔感があり、きちんと手入れされている事がわかります。
このように、黄ばみが解消されるだけで恥ずかしがることなく、自分から声を掛けて会話を交わすことも出来るようになるというわけです。
以下のデータをご覧ください。
最後に、コミュニケーション能力や仕事などの能力について歯の白い人と黄ばんだ人を比較したところ、歯が白い人の方 が歯が黄ばんでいる人より全ての項目で能力が高い、という結果になりました。
人付き合いは、歯が白い人の72.7%が「得意」なのに対し、歯が黄ばんでいる人は49.7%と半数以下[グラフ11-1]で、友 だちの数も歯が白い人は約6割が「多い」(57.9%)のに対し、黄ばんでいる人は「少ない」(62.0%)が6割以上[グラフ11-2]。 人付き合いが得意で友だちも多い歯が白い人は、当然のことながら異性に「モテる」(67.8%)方で、コミュニケーション能力 も「高い」(70.2%)と自負しています[グラフ11-3.4]。さらに、歯が白い人は「世渡り上手」(64.5%)で仕事も「デキる」 (82.6%)という結果となっています[グラフ11-5.6]。
出典:株式会社ゲイン
データからわかることですが、歯が白い方は人付き合いがよくそごとでもできるイメージを持たれます。
あなたも黄ばみが取れて白い歯になれば、自分に自信がつき何にでも積極的に取り組むことができます。
ここでは、自宅で歯を白くしたいとお考えの方に自宅で歯を白くしていくための方法をご紹介していきます。
歯を白くしたいならホワイトニング!メカニズムを知ろう!
日常生活を過ごしていく中で、毎日の歯磨きはとても重要です。
「歯を白くして自分の笑顔に自信をつけたい」、「芸能界で活躍している人達みたいな白い歯になりたい」と思っている方にお薦めしたいのがホワイトニングという方法です。
自分の歯を白くしていくには、まず何よりもホワイトニングがどういったものかについて知る必要があります。
それではホワイトニングのメカニズムについて見ていくことにしましょう。
ホワイトニングのメカニズムについてはまだ完全に解明されている訳ではありませんが、次の様な事が分かっています。
まず、歯のホワイトニングとは、『生活習慣、加齢や遺伝、その他の原因で黄ばんでしまっている歯に薬剤を用いて、歯の表面を人の目から見て白く見えるように変化させる方法』です。
このメカニズムとして次の津つが挙げられます。
①ホワイトニング剤を用いて歯の表面の着色物を白く漂白する。
②ホワイトニング剤を用いて歯の表面構造を変化させる。ホワイトニング剤による歯の表面の着色物質の漂白メカニズム
ホワイトニングのメカニズムについて
ホワイトニング剤から発生した活性酸素は、エナメル質表層のエナメル小柱の構造を角状から球に変化させます。
球状となったエナメル小柱の表面では光が乱反射して、曇りガラスのようなマスキング効果を得ることができ、歯が白く見えるわけです。
出典:山形歯科屋 坂上院
以上がホワイトニングのメカニズムとなっています。

シェードとは?
出典:http://www.ks-dent.com
また、ホワイトニングする際は自分の歯がどのような色なのかや理想の色が何色なのかについて決める必要があります。
歯の色のことをシェードといい、シェードには様々な段階があります。
以下にまとめてありますので確認しておきましょう。
シェードとは色の明るさや色調をいいます。
歯の色には様々なタイプがあり、A・B・C・Dタイプに分かれます。
Aタイプ:赤茶色 A1・A2・A3・A3.5・A4
Bタイプ:赤黄色 B1・B2・B3・B4
Cタイプ:灰色 C1・C2・C3・C4
Dタイプ:赤灰色 D2・D3・D4 (D1はありません)
※ホワイトニングによって最も歯が白くなりやすいのは赤茶色系のAタイプ、次いで赤黄色のBタイプ、最も歯が白くなりにくいのが赤灰色系のDタイプです。出典:フカサワ歯科クリニック
ホワイトニングというのは、自宅で歯を白くしたいという人にとってはとても便利な方法ですが、一回きりで終わるというものはないです。
ホワイトニングを行った後は「後戻り」と「再着色」に気をつける必要があります。
「再着色」とは、白くなった歯の表面を覆うペリクルが色の濃い飲食物を摂る事で再び着色してしまう状態を言います。
また、歯の表面で作られるエナメル質がホワイトニング前の状態に戻る事を「後戻り」と言います。
これまでは一度失った永久歯は元に戻らないものと思われていたのですが、カルシウムとリンが溶けていく脱灰と再生する再石灰化が何度も行われている事が最近の研究でわかってきたのです。
歯が健康な状態であれば再石灰化が正常に行われるため表面が曇り硝子のように変わってしまっても再石灰化の作用が働いてホワイトニングをする前の状態に戻ってしまうというメカニズムです。
先述したように早く白くなりやすいのは赤茶色系のAタイプです。
この状態の歯は全体的にも黄ばんでいるのでホワイトニングを行った時も短い期間で白い色へと変化していきます。
ただし、早く白くなっていくぶん「恒常性」で元へ戻ろうとしてしまう性質があるのです。
したがって、一度で終わらせるのではなく何度もホワイトニングを繰り返していく必要があります。
自宅で簡単に歯を白くする方法5選!
ホワイトニングをしたい方の中には「ホワイトニングに回すお金がほとんどない」「仕事が忙しく、歯医者以外でのホワイトニングを探している」方も多いかと思います。
そんな方にオススメなのが自宅でのホワイトニングです。
自宅で歯を白くしたいという場合の方法であるホワイトニングアイテムには幾つかありますが、それぞれの持つ安全性やどれくらいの費用が掛かるかなどをしっかりと比較して、どの方法が自分に一番合っているかを見極めたうえで選ぶようにしていきましょう。
自宅で歯を白くしたい時の方法としては、重曹・ホワイトニング専用歯磨き粉・ホワイトニングジェル・電動歯ブラシ・歯専用消しゴムの5つがあります。
ここではそれぞれの方法とメリット・デメリットについてご紹介していきます。
①ホワイトニングジェル
ホワイトニングジェルというのは、毎日行う通常の歯磨き後に使う事でホワイトニング効果を得られるアイテムです。
自宅で簡単に歯を白くしたいという時の方法として人気となっています。
自宅で行うホワイトニングをホームホワイトニングというのですが、その際に歯科医院で作成してもらったマウスピースに使用する専用の薬剤と変わらない濃度の薬剤が使われているので、数あるホワイトニング商品の中でも高い効果があると言えます。
<安全性>
自宅で簡単に歯を白くしたいという時のためのアイテムには研磨剤が使われているものがほとんどなのですが、ホワイトニングジェルの多くは研磨剤フリーとなっており、天然成分を使っています。
安全性から見てもホワイトニング商品の中で一番高いものとなっていると言えます。
<値段>
平均的な費用としては、1回の使用で約30円として約1ヶ月3,000~5,000円ほどがおおよその金額となります。
自宅ケアとしての出費はやや高めですが、口臭ケアや歯周病予防には適していると言えます。
<デメリット>
□元の歯の色が黄色に近いと効果が出にくい
□継続して使用しなければいけない
□通常の歯磨きの後にもう一度ブラッシングするため多少面倒
画像の商品「ちゅらトゥースホワイトニング」では独自開発の成分であるPAAやGTO配合しており、厚生労働省の認可が必要である医薬部外品に認定された注目の商品です。
その詳細については以下の公式サイトで確認することができますので、一度チェックしておきましょう。
「ちゅらトゥースホワイトニングの悪い口コミ評判は?効果を実際に体験!」こちらの記事ではちゅらトゥースホワイトニングの悪い口コミや評判の原因やその効果について紹介しているのでチェックしてみましょう。
②歯専用消しゴム
文房具のひとつとしてお馴染みの、文字を消す時に使用する消しゴムのような感覚で使うことが出来るアイテムが歯専用の消しゴムです。
歯磨き粉に入っている研磨剤を含んでいるので、コーヒーを飲むことで歯の表面に着いてしまったステイン汚れや、喫煙によるヤニ汚れなどを落とす時に便利です。
<安全性>
従来の歯磨き粉と同様に、強い研磨性によって表面の着色汚れなどを落とす事は出来ますが、歯を削っている事になるので磨きすぎには注意して下さい。
自宅で歯を白くしたいという時の使用頻度としては1週間のうち1回程度で十分です。
<値段>
歯専用消しゴムの値段としては500円以内から購入できるものから数千円するものまであります。
<デメリット>
□磨きすぎると歯を傷つけてしまう
□効果の出かたには個人差がある
□エナメル質が削られ過ぎると黄ばみが強まってしまう
画像の歯専用消しゴム「ステインイレイサースリム」は通常の歯磨きでは落としきることができないようなコーヒー、紅茶、赤ワイン等のしつこい着色汚れを落とし、歯が持つ本来の白さを取り戻します。
③ホワイトニング用歯磨き粉
歯磨き粉の中には、従来の歯磨きの際に使う商品以外にもホワイトニング用の歯磨き粉があります。
ただし、ホワイトニング効果を持たないのにいかにもそうした成分が含まれているかのように謳っている商品もあるので、ホワイトニング効果を期待するのであれば裏面に以下に挙げる成分が表示されているかをしっかりと確認してから購入するようにする事がとても重要です。
<安全性>
ホワイトニング用歯磨き粉にはそのほとんどが研磨剤を使っています。
粒が大きければそれだけ歯のエナメル質を削ってしまう事にもなってしまうため、表面が傷つけられるだけでなく黄ばみも強まってしまうのです。
細かい粒子となっている研磨剤入りであればステイン汚れ・歯垢などを落とすことができ、歯をあまり研磨しなくて済みます。
ホワイトニング用歯磨き粉の中には研磨剤不使用のものもあるのでオススメです。
<値段>
ホワイトニング用歯磨き粉の費用としては約1,000円から3,000円くらいが相場となっています。
<デメリット>
□ステイン汚れを落とすのが目的なため、もともと黄色っぽい歯の場合は効果が薄い
□ゆっくりとした効果なので1日の中で2回磨いたとしても急速に白くはならない
□商品によっては磨いたという実感がないものもある
画像の歯磨き粉「アパガードリナメル」はナノサイズのハイドロキシアパタイトを高配合しています。
通常、ハイドロキシアパタイトは研磨剤として使用されるものが多いですが、この商品はナノ化に成功することによってエナメル質を滑らかにしてくれます。
④重曹
重曹には工業用と食用があります。
台所のシンクを洗う時に使うクレンザーと似通った作用があり、「加水分解」によって歯の表面に着いた汚れを落として白くすることができます。
加水分解は水解とも言われていて、水が反応物に対して反応を起こす分解反応を指します。
重曹で歯を白くしたい場合は歯磨きとうがいの2種類があります。
いずれの方法を用いる場合にも食用のものを使うようにして下さい。
□歯磨き
重曹をひとつまみぶん水で濡らした歯ブラシの上に振りかけて下さい。
力を入れたり磨きすぎないように注意しながら、軽く口の中をゆすぎます。
その後フッ素で歯の表面をコーティングしてあげるといいです。
□うがい
約3g=スプーン1杯分の重曹・500mlの水を準備します。
しっかりと混ぜた後口に含み、ガラガラと音を立てずに口全体にくちゅくちゅとうがいしていきます。その後歯磨きを行います。
濃すぎると歯の表面を傷つける恐れがあるので気を付けて下さい。
また、塩分濃度が高いので塩分制限されている場合は1週間の内2回~3回に留めておいて下さい。
<安全性>
比較的安価で購入できますが、強い研磨力を持っているので磨きすぎると歯が傷ついてしまいます。
また、歯磨き・うがいで重曹を使う時には誤飲してしまった時のために必ず食用のものを使うようにして下さい。
<値段>100gでおよそ100円ですので安い値段で買うことができます。
<デメリット>
□効果にはそれぞれ個人差がある
□過度にうがいしたり磨いたりすると歯の表面が傷ついてしまう
□工業用のものを誤飲すると体に良くない影響が出る恐れがある
画像が添付されている重曹は食用の重曹であるため、安心して使用することができます。
価格も2Kgで700円ほどとなっており、非常に気軽に試すことができると言えるでしょう。
⑤電動歯ブラシ
電動ブラシは、文字通り歯ブラシ部分が自動的に動くタイプのものを言います。
ブラシが振動・回転・往復することで歯の黄ばみを落としていくという仕組みです。
最も安いもので電動歯ブラシ・次に音波歯ブラシ・高価なもので超音波歯ブラシとなります。
製品によっては磨きすぎないように時間が決まっているものや力の入れ過ぎをセーブできるものもあります。
<安全性>
電動歯ブラシとは言え、任せきりにしておくのではなく時折角度を変えるなどして歯に当たるように動かしていくと黄ばみなどを落としていくことができます。
同じ個所にばかりあてていると歯が摩耗する恐れがあるので注意が必要です。
<値段>
1,000円ほどで購入できるものから1万円近くやそれ以上するものまであります。
<デメリット>
□費用が高額なものが多い
□正しい磨き方をしないと清潔に出来ず、口臭や歯周病・虫歯の予防ができない
□子供・高齢者が使用する場合、そばについて様子を見てあげる必要がある
画像の商品であるソニッケアーのダイヤモンドクリーンは音波水流による強力な洗浄力で、コーヒーやタバコなどによるステイン(着色汚れ)を減少させ、歯本来の自然な白さに仕上げます。
歯垢除去力は手磨きに比べて最大7倍の効果がると言われています。
以上が自宅で歯を白くしたい時に使う事の出来るホワイトニングアイテムについての紹介となります。
自宅で行えるホワイトニングアイテムの中で一番のお薦めはホワイトニングジェルです。
理由としては、他のホワイトニングアイテムと比べてみても費用は多少高いものの、高い安全性・効果を持っているという点が挙げられます。
いくら安くても肝心のホワイトニング効果があまりなかったのではあまり意味はないです。
自宅でのホワイトニングならホワイトニングジェルを使用するようにしましょう。
これはNG!やってはいけない対策法とは?
自宅で歯を白くしたいという時の方法としてホワイトニングの効果があると謳っているアイテムや方法がありますが、その中にはそれを実行する事で逆効果となってしまうものもあります。
ここでは、よく見受けられる間違った方法や絶対にやってはいけないNG方法についてご紹介していきます。
レモンやいちごなどの酸性食品で歯磨きをする

レモンで歯を磨くのは危険!
苺・レモンといった食品は強い酸性を持つため、これらを使って磨くと歯の表面を覆っているエナメル質が溶け出してしまいます。
また、表面が凹凸になってしまうので光による乱反射で白くなったかのように見えても再石灰化で元に戻ってしまうのです。
もしそうした歯のままで力を入れて磨くと、エナメル質が削られてしまう事になります。
さらに長時間酸性の状態でいる事で知覚過敏や酸蝕歯(さんしょくし)になる恐れがあります。
また、着色汚れにも繋がってしまうので注意が必要です。
バナナの皮で歯を擦る
バナナの皮を使って歯を擦ると白くなるという話が都市伝説のひとつともなっていますが、確たる証拠はないです。
むしろフルーツ酸によって歯のエナメル質が溶けてしまう恐れがあります。
また、バナナには赤ワイン・コーヒーと同じポリフェノールであるタンニンがあるので着色が進んでしまいます。
自宅で手軽に歯を白くしたいからと言ってこの方法はお薦めできません。
歯を強く磨きすぎる
自宅で歯を白くしたいからと、歯磨きの際にやたらと力を入れて磨いていけば白くなると思われがちですが、それはとても大きな間違いです。
歯ブラシの毛先が歯にきちんと当たらず、汚れが落ちないまま終わってしまったり磨きムラとなってしまいます。
また、過度に磨くことで摩擦が強くなりエナメル質が削られ、着色汚れが目立ってしまう事にもなります。
自宅で歯を白くしたい場合は、歯ブラシの毛先がそっと歯に触れるくらいで且つ曲がらない程度の圧力で持つようにして下さい。
自宅で簡単に歯を白くしたい?5つの対策とNG対策で歯を白く!まとめ

歯を白くして積極的な自分を手に入れよう!
出典:weheartit
人前で堂々と笑顔を見せたい、交渉事や付き合いをしていくためにも歯を白くしたいと考えている方はたくさんいるはずです。
そのためには、まずホワイトニングという方法がある事を知り、メカニズムについて把握しておく必要があります。
黄ばんだ歯で恥ずかしい思いをしないためにも、自宅で歯を白くしたいという時の方法を覚えたりアイテムを選んで買うことはとても重要となります。
また、正しい歯磨きの方法や食生活にも気を付けておくことも必要です。
歯を白くしたい場合にやってはいけない対策法も幾つかあります。
果物の一種であるバナナや苺は強い酸性を持っているので、いくら歯を白くしたいからと言ってもお薦めできないです。
そこで最もやってみてほしいのが次にご紹介する方法です。
自宅でホワイトニングをする場合はホワイトニングジェルを使用するのが一番オススメです。
効果・安全性の側面から見て自宅で最も効果が高いのはホームホワイトニングと同様の高濃度の薬剤を使用するホワイトニングジェルです。
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