更新日:
目次
ワキガとはなにか?
暑い夏の日、仕事帰り、運動後・・・自分のワキの臭い、気になりませんか?
「他の人よりも強いんじゃないだろうか?」そんな不安に襲われたら、まずワキガを疑ってみましょう。
ワキガとは、正式には「腋臭症(えきしゅうしょう)」という名称がついていて、読んで字のごとくわきが臭くなる病気です。
ここで確認しておいていただきたいことは、あなたのわきの臭いは汗っかきだからとか、お風呂での洗い方が足りないとかではなく、ワキガという病気の可能性があるということ。
ワキガはあなたの責任ではないですし、一般的な消臭法では解決できずより専門的な施術が必要になります。
さて、そんなワキガですが、綿棒を使った簡単なセルフチェック法があるので、今回はそれをご紹介したいと思います。
ワキガは遺伝と耳垢で確認できる
もしワキガであれば、一般的に紹介されている消臭法を取り入れても好転しない可能性が高くなります。
「自分はワキガなのかな?」と不安になったときは早めにチェックをしてハッキリさせましょう。
ワキガかどうか判定するポイントを2つご紹介します。
1つ目は「遺伝」です。酒井形成外科の酒井先生がおっしゃることには、ワキガは100%遺伝です。
ただし、遺伝の仕組みの関係上、親が強度のワキガ症状があるからといって子が強度のワキガになるとは限らず、親がワキガ症状が弱くても子に強いワキガ症状が現れることもあるのです。
なので、親がワキガかどうかを確認することで自分のワキガの可能性の参考とすることはできます。
2つ目は「耳垢」です。
綿棒でのワキガセルフチェックはこの耳垢で判断する方法です。
詳細は次項以降説明していきます。

ワキガの判定方法は「遺伝」と「耳垢」
<ワキガの判定ポイント>
・両親・兄弟がわきがか否か(遺伝的要素)
・耳垢がぬれているか否か(外耳道にアポクリン汗腺が発達しているため)出典:オールアバウト
綿棒でワキガ判定する方法
では、さっそくワキガを綿棒で判定する方法をお教えします。

綿棒さえあれば、ワキガかどうか一瞬で分かります
まず、綿棒を1本準備します。その綿棒で耳の中を軽くこすってください。
そして綿棒についた耳垢をチェックします。
耳垢が湿っている場合は、ほぼワキガ体質であると判断ができます。
ただし、お風呂上がりや運動の後は湿ってしまっている場合が多いので、通常の安静時に確認するようにしましょう。
湿り気の判断ですが、風呂上りや運動後、外気温が急激な変化、精神的に興奮や緊張をした場合には、アポクリン腺の活動を刺激したり、外耳の外側にあるエクリン腺の汗と混ざり合ってしまいますので、普段の状態で綿棒でそっとこするようにして判定してください。
出典:五味クリニック
さらに、湿った耳垢の中でも、男性の場合は「湿っていて黄色い耳垢」より、「キャラメルが溶けたような耳垢」の方がワキガがひどいというデータが出ています。
綿棒についた耳垢でどうしてワキガが分かるの?
なぜ綿棒でワキガが分かるのか?気になるものです。
ワキガを治療されているクリニックの先生曰く、この判定法はかなり精度が高くわたしのクリニックでの統計ではほぼ9割以上の確率でした。
出典:五味クリニック
とのことですから、驚異の的中率です。
さて、耳垢がぬれて(湿って)いることとワキガにどのような関連性があるのでしょうか。
そもそも、ワキガにはある汗腺が深くかかわっています。
汗腺には2つの種類があり、「エクリン腺」と「アポクリン腺」に分かれます。
「エクリン腺」は全身にある汗腺ですが、「アポクリン腺」は腋や陰部など一部に分布する汗腺で「エクリン腺」から出る汗よりもタンパク質などが多くべたついた汗が出るのが特徴です。
べたついた汗に細菌が集まり、臭いの原因を作ります。
「アポクリン腺」は耳の中にも存在し、ワキガの原因が分泌される「アポクリン腺」が多いと耳垢が湿った状態になります。
耳垢が湿っているということは、ワキにも「アポクリン腺」が多くて、ワキガ体質ということになるのです。
ワキガ判定以外にも使える綿棒
綿棒は、ワキガ以外にも、ニオイの気になる箇所のお手入れに使えます。

綿棒はワキ以外のニオイケアにも大活躍。
例えば、どうケアして良いか分からない「おへそ」。
実は、ワキガの人は、おへそも臭いことがあるのです。
おへそのケアには、ベビーオイルを綿棒に含ませて、やさしくクルクルと汚れを取るのがおすすめです。
敏感な場所なので、傷めないように注意しましょう。
また、汗をかきやすいワキガ体質で、顔の毛穴が気になる場合のケアにも、同じくベビーオイルを含ませた綿棒が大活躍。
小鼻など細かい場所も、小さな綿棒ならキレイにケアすることができます。
その他、靴の手入れやリモコンやパソコンの隙間のホコリ掃除など、ちょっとしたことにも便利に使える綿棒は一家に1つ常備しておくと良いです。
ワキガの可能性が高かったらどうするか
綿棒のワキガ判定チェックで、もし自分がワキガの可能性が高かった場合どうすればよいでしょうか。
対処法をご紹介します。
医療機関を受診する
ワキガは最初に言った通り病気です。
病気を治すときに一番効果的なのは医療機関を受診することです。
ワキガを解消する一番の方法は手術によって「アポクリン腺」を除去することですが、手術をしないにしても効果的な対処法を提供してくれます。
皮膚科、美容形成・形成外科、美容整形・美容外科などでワキガは取り扱っています。
まずは電話やホームページでワキガ治療を取り扱っているかを確認してから受診すると安心です。
保険適用される適用基準、治療内容、医療機関などを紹介してくれるサイトもありますので(参考サイト:わきが【保険治療】 全国病院一覧)、ぜひ確認の上受診をご検討ください。
ワキガの症状を強くしない習慣を取り入れる
・腋毛の手入れ
腋毛があれば、腋は乾燥しにくくなります。
結果として、細菌が繁殖しやすくなることは言うまでもないことでしょう。
そこで、ワキガの対処法として最も手軽な方法として腋毛の手入れが有効になります。
ただし、無理やり抜くことはおすすめできません。アポクリン腺を刺激しワキガを悪化させてしまう可能性があるからです。
カミソリで剃るか、専門の機関での脱毛が良いでしょう。
・「ミョウバン石鹸」で身体を洗う
ミョウバンは殺菌作用があり消臭効果があるため、ワキガを含む体臭予防が期待できます。
ただし、所詮は石鹸ということで過度な期待はしないようにしたいところです。
石鹸は1日もすれば効果が薄まってしまいます。
また、体を洗うときはごしごしし過ぎないように注意が必要です。
価格は1,000円は下らない程度に高価でありながら、溶けやすく寿命が短いのも特徴ですので、コストパフォーマンスはあまり良くないというのが実情です。
・外出時は汗をこまめにふき取る
アポクリン腺から出る汗がワキガの原因ですが、汗自体が臭いを持っているわけではありません。
アポクリン腺から出る汗に多く含まれるタンパク質によって来る細菌が臭いを発生させるわけです。
つまり、細菌が繁殖する前に汗を拭きとってしまえば、臭いを抑えることができます。
・食生活を見直す
肉や脂っこいもの、動物性たんぱく質は摂り過ぎるとアポクリン腺を刺激してしまい、アポクリン腺からの発汗を促進してしまいます。
あまり摂り過ぎないよう注意が必要です。
しかし、取るなというわけではなく、あくまで「バランスの取れた食生活」が大切だということです。
特定の何かを摂る、摂らないようにしてしまうとワキガ以外の体質に影響することがあるのでご注意ください。
専用のデオドラント製品で臭いを防止する
ワキガは治したいけど手術をするような時間がない、お金がない、度胸がない・・・という場合の対処法はクリームなど専用の「デオドラント製品」を使って臭いを防止する方法があります。
なお、通常のデオドラント剤を使っている方はその製品の使用は止めて、より専門のデオドラント製品に切り替えましょう。
必ず「医薬部外品(薬用)」と書いてあるものを選ぶようにしましょう。
おすすめの製品を本ページ下部に紹介してあるので、まずはデオドラント製品でのワキガ防止を試したいという方は、ぜひお試しください。
またワキガ対策サプリもあるのでチェックしておきましょう。
⇒おすすめワキガに効くサプリランキング!一位は話題のあのサプリ?
ワキガ対策におすすめのデオドラント製品
ワキガに最も効果のある対策は手術ですが、手術はちょっと・・・という方は次に効果が期待できる「デオドラント製品」によるワキガ臭防止です。
数ある製品の中でも「薬用デオシーク」をおすすめします。
特徴:「わきが」「加齢臭」「足の臭い」「その他体臭」の原因菌を99.99%殺滅するので、即効性のある対策で、しかも一時的にではなく、継続的に臭いのしない状態を維持してくれます。
アレルギーテスト済みなので、アレルギー体質の方も気兼ねなくお使いいただけます。
おしゃれなデザインで、ハンディータイプなので人前でさらっと塗ることが可能です。
初回特別価格で7980円→3990円+送料無料と大変お得になっていますので、まず最初に試すなら「薬用ネオテクト」を使ってみてください。

⇒女性用公式サイトはこちら
<おすすめ関連記事>