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【この記事の監修者】

美容皮膚科看護師/Webライター
看護専門学校卒業後、総合病院に勤め、現在は美容皮膚科・整形外科・美容皮膚科クリニックに勤...
※監修者はこの記事の広告には携わっておらず、掲載商品や特定商品への保証や購入等を推薦するものではありません。
目次
髭を抜く場合と髭を剃る場合のデメリットを比較
男性の習慣として毎日の髭剃りというのがあります。
しかし、手入れの仕方によっては自分の肌を傷つけてしまう場合もあるので注意が必要です。
髭を抜く時と剃る時とで、それぞれどのようなデメリットがあるのかを解説していきます。
髭を抜く3つのデメリット
髭を抜く時に生じてしまうデメリットは以下になります。
- 抜いた痕が残ってしまう
- 埋没毛になる危険性がある
- 細菌が入ってしまう
1つずつご紹介していきます。
①抜いた痕が残ってしまう
髭を剃らずに直接抜いてしまうと、抜いた部分に痕が残る場合があります。
抜いたことで肌にダメージを与えてしまい、赤紫色になったり黒ずみが出来てしまいます。これは、黒ずみとなってしまうのは髭を抜いた影響により肌を守る役割を持つメラニン色素の働きが活発になり過ぎるからです。また、無理矢理抜くことで赤色をしているヘモグロビンが酸素を失くし赤紫色となってしまいます。
②埋没毛になる危険性がある
髭を抜くと、毛根が横へと延びて埋没する恐れがあります。
これにより痛みやかゆみが発生し皮膚が炎症を起こしてしまいます。これは埋没毛(まいぼつもう)や埋もれ毛とも呼ばれており、無理に抜いたことで傷ついた皮膚が再生した時成長した体毛が埋もれてしまった状態を言います。
③細菌が入ってしまう
髭を抜いた部分に細菌が入り込み炎症を起こします。
この症状を毛嚢炎(もうのうえん)と言います。毛根の周囲が化膿したり毛穴の周りが赤みを帯びるためニキビのような見た目になるのです。炎症を起こしている時は肌を清潔にしておくようにしてください。
髭を剃る3つのデメリット
髭剃りの際に起こるデメリットとしては次のようなことが挙げられます。
- 青髭になってしまう
- 肌が荒れてしまう
- 切り傷が出来てしまう
1つずつご紹介していきます。
①青髭になってしまう
生えている髭が濃くて肌の白い人が髭剃りをすると、髭が青くなって目立ってしまいます。年齢的に若い人でも年相応に見られない場合があります。
②肌が荒れてしまう
カミソリや電動シェーバーなどできれいに剃れたなと思っていても、肌が弱いと負けてしまい剃り跡が肌荒れを起こしてしまう場合があります。
③切り傷が出来てしまう
丁寧に剃ったつもりでも、いつの間にか肌を傷つけて血だらけになってしまう場合があります。
髭を抜く、髭を抜くデメリットは大きく以上のようになります。
【関連記事】⇒「髭を抜くデメリットとは?肌を傷つけない正しい髭の抜き方⑤STEP」には髭を抜くデメリットを詳しく解説した上で、髭の正しい処理方法を紹介していきます。
髭を抜く・剃るどっちが良いかの?
上記をまとめると肌を傷つけるのは「髭を抜く方」、髭を濃くするのは「髭を剃る方」となっています。
抜くと剃る方に関してはどちらもデメリットがあるため、どちらが良いとは言えず、その人の髭や肌の状態によって変わってきます。
<抜く方に適している方>
・髭が数も少なく、太さも細く、剃らないでも目立たない方
・肌が強い方
<剃る方に適している方>
・肌が炎症を起こしやすく荒れやすい方
・髭の伸びるスピードが早い方
髭を抜くにしても、剃るにしても、肌を傷つけてしまったり、髭を太くしてしまうので、肌を傷つけたくない方や、毎日の髭の処理が面倒な方は脱毛をおすすめします。
肌を傷つけるのは髭を抜く方法が間違いだから
シェーバーやカミソリで剃るのとは逆に、髭を抜いてしまうと刺激が強くなり肌が傷ついてしまいます。
抜くと毛根は必要以上のダメージを負ってしまいます。
そのため、体毛が皮膚の中に埋もれてしまう埋没毛やニキビのような炎症を起こす毛嚢炎(もうのうえん)・赤紫色や黒ずみとなる色素沈着といった肌トラブルを起こしてしまうことになります。

美容皮膚科看護師/Webライター
看護専門学校卒業後、総合病院に勤め、現在は美容皮膚科・整形外科・美容皮膚科クリニックに勤...
ヒゲを抜くと、生えるのに時間がかかるので手入れが楽に感じます。しかし、埋没毛や毛包炎、シミなどの肌トラブルを引き起こしてしまうんです。
ヒゲのない清潔感のある男になろうとしているのに、逆効果になってしまいます。
髭を剃ると毛が濃くなってしまう理由
毛が濃くなる理由は、”髭を剃る方法が間違っているため”です。
髭を剃ると毛が濃くなってしまうと言われます。生えたばかりの髭というのは円錐(えんすい)のようになっているのですが、剃ったばかりの髭は円柱(えんちゅう)のようになっています。
カミソリを使って剃るくらいであれば普通よりも多少濃くはなります。ただし、一日に何度も髭剃りをして皮膚に刺激を与えたり力を入れ過ぎてしまうと、毛が太くなってしまう確率が高まります。
また、髭が濃くなる原因としては剃る時間帯が間違っているからです。夜に剃るのではなく最も髭が伸びる朝の時間帯に剃るようにして下さい。電気シェーバーを使う場合は、切れ味が落ちているものや使い始めから逆剃りをしないように気を付けて下さい。
肌を痛めない正しい毛の抜き方
電動シェーバーやT字カミソリなどで髭を剃るのが面倒だからという時に、髭を抜くという方法があります。
ただしこれは毛嚢炎(もうのうえん)や埋没毛・色素沈着などといったように肌を痛めてしまう可能性があるのであまりお勧めすることが出来ない方法です。
しかし、カミソリ負けをしてしまうからやむを得ず抜くしかないといった場合は次に挙げる方法で行ってみて下さい。
<正しい毛の抜き方>
①一番最初に、顔に生えている髭を蒸しタオルなどでふやかします。
②手で抜くと途中で切れたりして肌を傷める恐れがあります。そうならないためにもしっかりと消毒したピンセットを使って下さい。
③髭のある皮膚部分を伸ばして毛が生えている方向に沿ってゆっくり引き抜いていきます。抜いた後で毛穴が曲がってしまうのを防ぐ事が出来ます。
④ある程度抜くのが終わったら、保冷剤または冷水などで皮膚を冷やしてあげて下さい。こうすることで肌に赤みが出ないようにしてくれます。
⑤肌を冷やした後は、鎮静効果を持つローションを塗ってしっかりと保湿をしてあげて下さい。
⑥太陽から降りそそぐ紫外線でダメージを受けないように日焼け止めを塗って下さい。
毎日の髭処理から解放されたいなら永久脱毛
毎日の髭の処理をめんどうと感じている人も少なくはないのでしょうか?
髭剃りを毎日行うという人は、1日5〜10分、1年間に換算すると約30〜60時間を髭剃りに費やしているということになります。
さらに、髭を抜くにしても剃るにしても肌には確実にダメージを与えています。
乾燥や肌荒れ、ニキビなどが口、アゴ周りにできやすいという人は髭剃りの影響の可能性があります。
永久脱毛を行えば、その後の処理はほぼ必要なくなります。
時間の節約にもなりますので、下記で永久脱毛の2つの脱毛方法を紹介します。
気になる方は検討してみてください。
ニードル脱毛
ニードル脱毛はエステサロンで行われる脱毛法になります。
ニードル脱毛は、髭の生えてくる毛穴に極細な針を刺し微弱な電流を流すことによって、毛を生やす働きをする毛母細胞を破壊します。これにより永久脱毛の効果が期待できます。
ニードル脱毛の特徴は、毛1本1本に対してアプローチを行なっているため、髭のデザイン性に優れているという点にあります。
髭はオシャレに生やしたいが、不要な部分は脱毛してしまいたいという人にピッタリの脱毛法になります。
また、青髭で悩んでいる人も髭を間引くことによって、青みが薄くなるので、おすすめです。
髭脱毛:1,000円(150本)
⇒MEN’S TBC公式サイトはこちら
ニードル脱毛であれば、メンズエステ最大手のMEN’S TBCがおすすめです。
MEN’S TBCでは、髭のニードル脱毛を150本1,000円で行なってくれます。
大手ならではの実績、アフターフォローも充実していますので、ニードル脱毛を検討している人は、まずはMEN’S TBCで初回体験を受けてみましょう。
<参考記事>
レーザー脱毛
レーザー脱毛はクリニックや皮膚科で行われている脱毛方法です。
人によって個人差はあるものの、おおよそ5回前後で永久脱毛効果を感じることができます。
「髭を生やすことはないので、全てキレイに脱毛してしまいたい」という人に、おすすめの脱毛法になります。
クリニックや皮膚科で行われているということもあり、万一の皮膚トラブルにも迅速に皮膚科医が対応してくれるという点も、安心して脱毛を受けることができると好評です。
髭脱毛:29,800円(6回)
⇒湘南美容クリニック公式サイトはこちら
脱毛クリニック最大手の湘南美容クリニックでは、業界でも低価格の29,800円で6回の髭のレーザー脱毛を受けることができます。
実績も申し分なく、その人の肌質に合わせた最適な機器を選んで脱毛してくれるため、効果も高いと評判です。
レーザー脱毛を検討している人は、最寄りの湘南美容クリニックで、レーザー脱毛を受けてみましょう。
<参考記事>
髭が濃くならない肌に優しい剃り方
髭を剃るには、肌を傷めたりしないように事前の準備が必要となります。カミソリでの方法や電気シェーバーでの髭剃り方法について説明していきます。
①髭を剃る下準備
カミソリの刃や電気シェーバーの刃は細菌が入りやすいので、使用する前も普段からもシェービングフォームや石鹼などできれいに洗浄しておくことが大事です。髭剃り前には顔を蒸しタオルなどで温めておくか或いはぬるま湯で洗顔をしておいて下さい。
②T字カミソリで剃る場合
T字カミソリを使って髭を剃る時には、使用する刃の枚数や剃り方にも注意が必要です。
カミソリの刃の枚数には3枚刃・4枚刃・5枚刃があります。
髭が顎や頬周りなど全体的に生えている場合には4枚刃或いは5枚刃のカミソリを使用します。
一枚当たりの刃への圧力が分散されますので肌にかかる負担も軽減されます。いっぽう、あごひげや口ひげ程度の人であれば枚数の少ない3枚刃を使用するようにして下さい。
刃の多いものよりも小回りが利く分、剃りずらい鼻の下などに生えている髭が剃りやすくなります。
また、逆剃りをすると肌が傷ついてしまいます。二回剃りや逆剃りという方法もありますが、逆剃りをするとカミソリの刃先が傷んだり肌に与える負担も大きくなってしまいます。
逆剃りをしないようにする方法としては、顔をぬるま湯や水で濡らしてじゅうぶんな水分を与えカミソリの滑りを良くします。シェービングフォームをつけて髭の生えている方向に沿って滑らせるようにして剃っていきます。
③電動カミソリで剃る場合
電動シェーバーには回転式と往復式というものがあります。
回転式は文字通り本体をくるくると回転させながら剃っていく方法です。
もし滑りがあまり良くない時はプレシェービングローションを使い、軽い力で動かしていって下さい。往復式は90度になるようにヘッドを肌に当てて剃っていく方法です。何往復もさせたり押し付けてしまうと肌を傷つけてしまうので、軽い力で動かすようにして下さい。
④アフターケアで肌へのダメージ軽減
カミソリで剃る場合も電動シェーバーで剃る場合も、角質層は傷つき渇いてしまいます。
髭を剃った後でさっぱりしたはずが赤みを帯びたりヒリヒリ感があるのは肌が傷ついているからです。さらに、バイ菌が入り込みやすくもなっているので髭剃り後の肌にニキビに似た毛嚢炎(もうのうえん)が発症してしまうのです。
髭を剃ったら、肌に不純物が残ってしまわないように丁寧にすすいで髭とシェービング剤を洗い流して下さい。冷たい水なら赤みや痒みも抑えられて、毛穴も引き締めることが出来ます。
その後アフターシェービングローションや化粧水を使って肌を保湿してあげます。敏感肌の方の場合、ヒリヒリ感が出ることがあるのでアルコールフリータイプの化粧水を使うようにして下さい。
男性おすすめのアフターケア剤はゼロファクターです。
保湿や毛穴の引き締め効果だけでなく、抑毛効果もあるため濃い髭に悩む方にもおすすめです。
ゼロファクターの記事はこちら⇒ゼロファクターを使用した感想は?体験したリアルな口コミを大公開!
【ゼロファクター】
また、化粧水だけではすぐに乾燥してしまうので美容液や乳液でしっかりと蓋をしてあげる事も大切です。乾燥肌の方であればセラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸配合の乳液・化粧水を使うようにして下さい。適量を手のひらに出したら、髭剃り後の肌へ優しくなじませてつけていってください。
まとめ
髭の手入れは男性にとってとても大事なことですが、抜く時の方法や剃るための方法を間違えてしまうと肌を傷つけてしまうことにもなります。
髭を抜くと一瞬の痛みはありますが、髭自体には神経が無いため毛根が傷んでしまいます。
髭を剃るための方法にはカミソリや電動シェーバーがありますので肌を傷つけないように丁寧に行い、その後の保湿も忘れないようにして下さい。また自分で髭を抜く時も肌を傷める危険性も伴っているので注意が必要です。
剃るよりも自分で髭を抜く方がいいという場合は正しい方法をしっかりと覚えてから行ったほうがいいです。髭を剃るほうが髭を抜くよりもリスクは低くなります。
もし髭を抜くのであれば、自分で行うよりもエステなどのプロの手に任せた方が、効果的です。
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